PINK FLOYD「THE ENDLESS RIVER」


PINK FLOYD「THE ENDLESS RIVER」 (2014)

まさかの新作。奇跡のリリース。そんな感じでしょうか。
2008年に亡くなったRichard Wright(Key)へのトリビュート、そして、David Gilmour(Gt&Vo)はこれがラスト・アルバムだと公言しているようですね。
邦題は「永遠/TOWA」。私は邦題が好きじゃないので、基本無視ですが。
そして、アートワークが「らしく」ない。悪くはないんだけど、「らしく」ない。HipgnosisのAubrey Powellが関わってはいるようですが、Storm ThorgersonこそがHipgnosisであったということでしょうか。

「ギルモア・フロイド」が好きです。前スタジオ・アルバム「THE DIVISION BELL」(1994)こそがフロイド最高傑作と思っている私としては、期待半分・諦め半分で購入した本作でしたが…。

う~~~ん、、、、厳しい。

(っд`) (っд⊂) (-д-)zZZ
  ↑
聴いてると、こんな感じです。

前作に収録予定だったセッションを基に構成された、ほぼ全編インストゥルメンタルの作品。言い方は悪いけど、いわゆる残りマテリアルの寄せ集めだ。そして、残り物に福があったかというと、ない(苦笑)
非ッ常ォオーーーに、淡いですね。
ロックでもポップスでもなく、アンビエント。環境音楽。
元々フロイドにはそういう面も多々あり、「フロイドらしいか?」と問われれば、「らしい」瞬間は多々あります。ただ、あまりにも刺激に乏しいですね。胸を締め付けるような叙情も少ない。そして、やはり歌が欲しい。

アルバム構成としては「Side1」~「Side4」の四部構成。「Side」毎に1曲、アルバム全体で4曲って感じもしますし、それぞれの「Side」はその最終曲に向かってゆっくりとシームレスに助走していくような、そんな雰囲気もある。
その“最終曲”の存在感が図抜けているように感じます。逆に言うと、それ以外の曲がほぼ存在感無し。「Side1」の丸々3曲が序曲的なことを考え合わせると、それら“最終曲”とは、Gilmourの甘美なGtが味わえる⑦Anisina(Side2)、理論物理学者Stephen Hawking博士の声が使用された⑭Talkin Hawkin'(Side3)、唯一の(と言っていい)Vo入り楽曲であり前作の雰囲気を見事に継承した“終曲”⑱Louder Than Words(Side4)、になります。

GilmourのGtが好きだけど、彼のVoも好き。
…なんですけど、本作を聴いて改めて感じたのは、「ギルモア・フロイド」の、VoパートからGtソロへと繋がってゆくところが私は好きだったんだなということですね。Gtだけで恍惚感を得られるほど、信者ではなかったですわ(苦笑)。
なので、本作ではがダントツ好きです。

【お気に入り】
⑱Louder Than Words
⑦Anisina
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