LIGHT BRINGER「monument」を聴いて

年内いっぱいでの無期限活動休止を発表したLIGHT BRINGER。リリース物としては12月にライブDVD&Blu-rayがありますが、スタジオ作としては(とりあえず)最後となる、メジャー3rdアルバム「monument」を聴きました。

「monument」な…、
1ヶ月前に記事にした時、「記念碑」「金字塔」のことだと思いましたよね。
今となってはもうちょっと違った意味合いを帯びているわけですが。



この記事では大まかな感想だけまとめておき、詳細は後日ということで。まぁ、そんなようなこと言ってて、前作「Scenes of Infinity」(2013)もまだアップしてないんですけどね(汗)
というか、もうすぐに大阪と名古屋のワンマンがある(11/8、9)ので、ブログ書くのにあまり時間を取られたくないってのがありますね。それよりちょっとでも多く聴き込みたい。

………んだけど、聴いてるのがとてつもなく辛い作品なんだよな。。。。


収録曲は以前記事にしたように、以下の通りです。
 ①旅途
 ②Clockwork Journey
 ③Gothel
 ④Dicer
 ⑤魔法
 ⑥ICARUS
 ⑦名もなき友 ~Lost in winter~
 ⑧monument
 ⑨陽炎 [Live]

この収録曲の少なさと、クレジットがこのアルバムの作風を物語っています。作詞は全てふっきー。で、作曲はと言うと、Mao(Key)とJaY(Gt)の共作が1曲、Hibiki(Ba)とMaoの共作が1曲、Hibiki単独作曲が1曲(=⑥ICARUS)。あとは全てMaoの手に依る曲です。
この事実がね、切ないね…。

結局ラブリーって一枚も似た作品がないんだよね。本作も含めて。少なくとも私の耳ではそう。方向性バラバラとは言わないまでも、全て感触は異なってる。でも、それら全てにラブリー印が押されてるんだ…(涙)

ボーナス・トラック的な⑨陽炎のライブ・ヴァーションの、空気の読めないDQNっぷりが凄まじいので、無視してやりたいくらいですが(原曲自体は以前書いた通り、名曲よ)、“本編”は多彩で幅広い楽曲が並びます。メロディも充実してると思います。パッと聴きの印象としては、「芳醇」。
ただ、メタル色は薄いです。技巧はいつも通り炸裂してるので、プログレ・メタル的感触はあちこちにありますが、そこに乗るふっきーのVoは柔和だったりするので、最終的なアウトプットはそれほどメタルっぽくはなかったり。ジャパメタ色のある⑥ICARUSが全体から浮いていることもそうですが、MaoとHibikiの持ち味や志向の違いが発露しているんだろうなぁ。Kazuもそうだけど、ラブリーの作曲者ってほんと三者三様なんだよな。そして、それが最高。

ふっきーはさらに表現者として幅が広がりましたね。曲のテイストに合わせてあるので、「押し」はそんなに強くありません。「引き」のふっきーが大活躍してる。無論、ファンタジー色の強い歌詞との相性もばっちり。

ということで、ラブリーらしくはあるけど、ラブリーの「集大成」にはなってません。Hibiki色が弱いから。Maoは踏ん張ったと思います。新たな領域へと踏み出したような作品だと感じますね。そして、「その先」が気になるだけに、余計に「次」が無いことが悔しい。本作を踏まえた上で、(さらなる)超弩級の傑作が出来上がったようにも思えるんですよ…。
(1曲1曲の良さは別にして)曲数の少なさが物足りなさに繋がっていること、曲調は多彩なんだけどアルバム一枚を貫く“芯”が無いように感じること、制作時間が少なかったからか音質がイマイチ(特にDrサウンド、は例外)なことは、残念な点かな。


これだけじゃラブリー・ミュージックの一部しか把握できない。けど、(好きの度合いは一枚ずつ異なれど)それまでの作品と同様、私にとっては素晴らしい曲の集合体として同じように輝いてますよ。先に書いた通り、全て作風が違うから。全部ラブリー。


そして、、、
“本編”最後に、ラブリー史上最も “美しい” メロディに辿り着く様のなんと哀しいことか。
これほど嗚咽しながら聴いた曲は無いよ。

「旅」
「奇跡」
「夢」
「希望」
「世界」

「過去」と「未来」




大阪と名古屋のワンマン、行ってきます。
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COMMENT 3

DD  2014, 11. 09 [Sun] 11:28

 確かに、聴けば聴くほど詞と曲の重さが感じ取れるアルバムですね、今回のは。

 全体的に哀しさに包まれてるようで、どこかに希望があるような構成ですね、曲を聴く限り。

 11月のliveが終わりでなく、12/20、東京でliveをやることが決まったようです。(どこでやるかはHPで知らせるでしょうが)

 こんな感じです。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2014, 11. 12 [Wed] 21:27

DDさん、

いや~、今回は重いです。音楽的にはむしろ軽さもあるのに、やはり終曲monumentは精神的にキますね。

東京追加は、まだオフィシャル発表されていませんが、12/21とふっきーは言っていました。言い間違えじゃなければ。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2014, 11. 12 [Wed] 21:34

メ-ルフォームから連絡をいただいた方へ

丁寧で心のこもったメールをありがとうございます。
私も同じ気持ちです。正に、新たな方向性を感じる作品だったと思います。

もし、メンバーに声を掛ける機会があったのならば、その言葉を掛けてあげてください。

同様のお気持ちの方がいらっしゃって、私も勇気づけられる思いです。重ねて、ありがとうございました。

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