W.A.S.P.「W.A.S.P.」


W.A.S.P.「W.A.S.P.」 (1984)

Blackie Lawless率いる米国・LA産HMバンドのデビュー作。私が持っているのは、デビュー・シングルAnimal (Fuck Like A Beast)の音源等をボーナス・トラックに収録して1998年に発売されたCDです。

デビュー当時彼らがどのように受け止められたのか、私は実体験していないので雑誌等の情報から推し量るしかないのですが、過激で残虐なアピアランスとパフォーマンスは(良い意味でも悪い意味でも)なかなか話題になったよう。デビュー・シングルがその過激さのためメジャー・レーベルで発売できず、インディーズからリリースされたというのもそれに拍車を掛けたのかも。ちょっと前で言うとMARYLIN MANSONみたいな感じでしょうか?メンバーの経歴も「軍曹を殴って放校処分」「アルバイトでも必ず不祥事を起こす」「15歳までに12の学校を転々と」「7歳で放校、12歳まで感化院で過ごす」など“ワル”の見本市のよう。経歴についてはホントかウソか分かりませんが、「ろくでなしBLUES」みたいでワクワクしますな。って、ちゃんと読んだことないけど。
しかし当時はLAメタル全盛だったと思うのですが、より過激なビジュアルでアピールしていた彼らやTWISTED SISTERの方が、その他大勢のLAメタル・バンド達よりずっと“頭良さそう”に写るのが面白い。実際Blackieはかなりの切れ者だったみたいですが。

私は暗めのサウンドが好きなので、彼らのカタログでも「THE HEADLESS CHILDREN」以降が特に気に入っているのですが、この1stもキャッチーなアメリカンHR/HMとして、とても優れていると思います。
Blackieの当初の構想通りオープニング・トラックとなった①Animal (Fuck Like A Beast)、そしてシングルカットされた②I Wanna Be Somebodyがまず素晴らしい。とても明快でキャッチーですが、Blackieの荒々しくメタリックな声とパワフルな演奏で軟弱さは感じません。Blackieの声はとても好き。⑧Sleeping (In THe Fire)のようなメロウな歌唱もいけるし、ソングライターとしては勿論、ヴォーカリストとしても非常にレベルの高い人だと思います。CHILDREN OF BODOMがカバーした⑦Hellion、シングルのカップリング⑫Show No Mercyもメタリックな佳曲です。全体的にコンパクトながら印象的なメロディが多い、この当時を代表する名盤かと。

【お気に入り】
①Animal (Fuck Like A Beast) → ライブ。 かっこいい!ベース・ラインがメロディアス。
②I Wanna Be Somebody
⑦Hellion
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COMMENT 2

フレ  2012, 03. 17 [Sat] 09:57

当時のインパクトは凄かった。
しかも子供には明らかに衝撃が強すぎた!
今聴くとどの作品もクールなんだよね。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 03. 17 [Sat] 10:18

フレさん、

やはり当時は衝撃、でしたか!
なんせ股間にノコギリ、ライブでは残虐凌辱(風)プレイだったみたいですからねー。

今聴いても古臭くないのは、Blackieのソングライティング能力に地力があったからだと思います。
今でも優れた曲を書いてるので、もっと人気出てもよいのに。

Blackieのソロ・プロジェクトみたいになってからも大好きなので、そのうちに感想書こうかと思っています。

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