K'z@吉祥寺CRESCENDO

【 第13回 G-1 Grand Prix 2014 ~10年で一番速い奴~ 】 吉祥寺CRESCENDO (2014/10/4)

K'zお披露目ライブ、観てきました。
そう、「HARUKA+KAZU+YOUSKE+REANNE+TSUBASA」的な、「おてんば娘+歩くバリアフリー+やんちゃ坊主+何かの神+仙人」的な、あのバンドです(意味不明)。

舞台は第13回を迎えるギター速弾き選手権大会。そのゲスト・バンドとしての出演です。トーナメント方式の大会で、1回戦が終わると最初のゲスト・バンドがプレイ、2回戦終了→バンド演奏、というように進行するイベントのようです。
K'zは3組のゲスト・バンドのうち、最後に登場。フロアのお客さんの顔馴染率、高しw


K'z(仮?)
「Hearn's Heavenなんてヤヴェーぞ、多分。」
これは、このバンドの情報公開と共に書いた記事の中で、私が勝手に妄想したライブ選曲についてのくだりですが、
ですが、
ですが。

ほんとにやっちゃったーッ!しかも1曲目ェ!
REANNE(Key)が1曲目のイントロについて神経質になっているツイートをしてましたが、これのことか!
幕が開いて、彼が静かにイントロを弾き始めた瞬間にゾワッて鳥肌立ったもんな。「これ…まさか…まさか…、、」とか思っている間にリズムイン、「間違いないHearn'sだ!」
ラブリー最強楽曲にして、有史以来日本人が生み出した最高の曲(あ、言っちゃったww)が、その作曲者によって奏でられる。そこにシビれる!あこがれるゥ!
そして何故かチアガールっぽい格好のHARUKA嬢(ポニーテール)が登場。彼女がふっきーの曲を歌うとどうなるか…と思って一聴、うん、調子悪いね。スロー・スタート気味の時とは明らかに違う、ツヤのないガラガラ声。彼女がこんなに調子崩すのを初めて目の当たりにしましたよ。
この曲、喉の調子のことは置いといてもかなりラブリーVerとは印象が異なりました。やっぱりHARUKA嬢とふっきーではまるでタイプが異なるヴォーカリストなんだなぁ、というのが1点。そしてドドドドドという突進力の高さを感じるラブリーVerのDrと、シャープでスパンスパン決まるTSUBASAのDrとの違い、この2つの点が原因としては大きいのかなと思います。
因みにラブリーVerのDrについて「突進力の高さ」と書きましたが、この上にMaoのKeyが乗ると一気にフワッと軽やか&煌びやかになって、「キラキラとその表情を変えながら、駆け抜ける」、そんな風に曲全体の印象が変わるってことも付け加えておきます。
Voについては残念でしたが、KAZUなりのファンサービスだったかもしれないこの曲、もうこれを聴くことができただけで私は胸いっぱいでしたよ。

「KAZUさんの曲の次は…つばにゃんの曲」とのことでMAHATMAアナタノメイニチへ。これまた驚きの選曲でしたが、このヴォーカルがドンピシャ(死語)!HARUKA嬢は幅広く歌いこなせる人だと思いますが、ふっきーよりは(MAHATMAの)NaNaに近いタイプでしょうね。また、翳りのあるこの曲のメロディが彼女の声に合うんだわ。

ステージの印象のかなり大きい部分を決定づけるフロントのパフォーマンス。そのHARUKA嬢は、いつも通りの溌剌とした表情と動きなんですが、演奏陣もまたしかり。実に楽しそうに演奏しています。ゆえに、バンド全体の雰囲気がとてもいい。先日公開されたオリジナル曲WIND!!のMV、あのスタジオ風景がそのままステージに持ち込まれていると言ってもそう外れてはいないでしょう。
メンバー全員凄腕ならではの、ある種の余裕や遊び心が滲み出ているからかもしれません。先に触れたTSUBASAのDrは、本職顔負け、というより本職と比べるまでもなくめちゃめちゃ上手い。決して重いドラミングではないですが、気持ちいいくらい抜けの良い音と流れるようなスムーズなコンビネーション。余裕という点では、彼が一番余裕たっぷりか?(驚)
アナタノメイニチの終盤で顕著な、白熱したアンサンブルの中、GtとKeyの音を縫うように抜けてくるYOUSKE(Ba)のメロディックなラインが久々に聞けたのも嬉しいところ。ほんと素晴らしいベーシストだと再確認しましたし、彼が再びステージで弾いている姿を見ることができて、感慨深いですね。(音楽を辞めずに)どこかで演奏を続けているというだけではなく、こういう私の嗜好とぴったり合う音楽を目の前で奏でている、それが重要。ソングライターというより演奏家という面が強い人だけにね。
気合のキーボード3台体制のREANNEはArt Of Gradation同様、バンドサウンド全体のまとめ役とここぞという時の美味しいフレーズぶっこみ。MCで「ギター弾くか歌うか、どっちかにしたい/笑」と言っていたKAZUは、VoはHARUKA嬢に任せてコーラス中心、ギタリストに徹している感じでしたね。相棒・SEIYAが参加する次回11/3はどうなるか知らんけど(笑)。今まで何度も書いてる通り、言うまでもなく彼のGtプレイはツボに入りまくりますわね。

そんな個性も実力も十二分なメンバーが揃っていますが、バンド全員の音が、それぞれまったく邪魔してない。だから各楽器がクリアに分かれて聞こえる。これは私の理想に近い音ですよ。「バンド一丸、塊になってドカーンッ」というタイプの音が好きな方もいらっしゃるでしょうけど、私はメロディを生かしながら分離しているバンドサウンドが好みですね。


MCによると、このバンド名、やっぱりB'zが元ネタのようです。
KAZU「かつて某所で、俺がB'zのギリギリchopを歌ってですね…」
   ↓
HARUKA「初めてKAZUさんを見た時に『俺が稲葉だぁ!』っていう感じで…」
「そればっかり印象に残っていて」
「“ギリギリのお兄さん”ってイメージが強烈に…」
「だから冗談のつもりで『ケーズ!』って言ったら採用になっちゃって…/笑」


“ギリギリのお兄さん”(笑)

そう、これは私が初めてLIGHT BRINGERを観た日のエピソードだ。そして初めてTEARS OF TRAGEDYを観た日でもあり、それは“ギリギリのお兄さん”が誕生した日でもあったのです!(笑)

因みにこのバンド名で某電器屋さんのタイアップを勝ち取るのが目標だそうです(笑)。でも、バンド名公募(!?)するとも言ってたなぁ…ww


こんな感じでふざけてやっているようでいて、KAZUの言う通り「音楽は真剣に」。彼自身も一見チャラ男のように見えますが(笑)、その実めっちゃ真面目で、こちらが音楽的な感想や意見を言うと、一瞬で真剣な表情になって真摯に受け取ってくれてるのが分かりますね。

HARUKA嬢のVoを最大限に生かしたZARDのカバー、夏を待つセイル(帆)のようにを経て、そういった彼の、そしてバンドの姿勢が如実に表れたオリジナル2曲へ。
正直オリジナルの披露は(既に公開済みの)WIND!!だけだと思っていました。すると、Hide Myselfと題された、KAZUが書いた曲をプレイし始めてびっくり。NIGHTWISHを意識したというシンフォ色強めのイントロ(私は『CROSS VEINだ!』と思った)に「(KAZU)っぽくねぇ!」と思い、絶妙なラインで上下するサビメロで「(KAZU)っぽい!」と感じたこの曲、ちょい暗めのメロディがHARUKA嬢のVoに合ってるんだわ。泣いたわコレ。
そして初めての披露にして、既にこのバンドのカラーを象徴しているような爽やか哀メロ・キラーチューン、WIND!!で締め。

HARUKA嬢、流石と言いましょうか、調子が悪いなりにまとめてきましたね。後で伺ったら、いつもとは違う歌唱法で歌ったとのこと。喉の枯れによるツヤの無さは仕方ありませんでしたが、それによって声からいつもの現実離れしたような響きが無くくなり、“普通の人”っぽかったなぁ(笑)
あと、先ほど、あまりにもウチのブログらしくなくサラリと書いてしまいましたので、ここでもう一度強調しておきたいと思います。
HARUKAたんのポニテ、kawaii!!
あ、スカートは「Midnight Circus」の頃のふっきーみたいでしたね。

<セットリスト>
1.Hearn's Heaven (LIGHT BRINGERカバー)
2.アナタノメイニチ (MAHATMAカバー)
3.夏を待つセイル(帆)のように (ZARDカバー)
4.Hide Myself (オリジナル)
5.WIND!! (オリジナル)


もうね、ほんと観ることができて良かったですよ。幸せ。
来年以降も(バンド名の件は置いといて/笑)継続的に活動していくようですし、感触としてはオリジナル曲はどんどん増えてゆくんではないかな。この1回のステージだけでは断言できないものの、自分の大切な“バンド”が一つ増えた、そう考えてもおかしくはないポジティヴな印象を受けました。
まずは、次回、11月3日のステージですね。違うメンバーではありますが、それはそれなりに、違う楽しみがあります。
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