【nonLinear Metal DynamiX 】 3 DAYS SP (3rd DAY)

【 Live Photographer RYUMEI Presents nonLinear Metal DynamiX 2014 (Vol.38 in TOKYO) 3DAYS SPECIAL! -3rd DAY- 】 吉祥寺CRESCENDO (2014/9/15)



前日に引き続いて、『nonLinear Metal DynamiX』の3日目に行ってきました。この日はスリーマン、各バンド1時間ずつの持ち時間です。
勿論私の目当てはCROSS VEINだったわけですが、このバンドにしてはライブ自体久しぶり(前回は7月5日)ですし、ISSEKI(Key)脱退後は初めてのライブであること、また、ライブ中に何かしらの発表もあるとのことで、ファンとしても注目の一夜。
この日初めて観ることになるeleanorもとても楽しみでした。


ASURA
仙台のASRAではありません。HARAKIRIという、ミニアルバムを1枚出して“出陣”したと思ったらすぐに“退却”してしまったバンドが母体となっているバンド?ユニット?です。編成は、女性Vo+男性Gt+女性Ba+サポートDr+女性ダンサー×2名。観るのは初めて。
この日はスペシャル・ゲスト的なダンサー参加の予定もあるらしく、フロアにはその友人・知人・家族と思しきお客さんが多数。3バンドの中で最も多く集客していたのは彼らだったのではないかなぁ。
吉祥寺CRESCENDOのジュリアナ東京化である。
行ったことないけど。かつ適当だけど。多分全然違うんだろうけど、ステージを見ながらそう考えちゃったんだからしょうがない。
90年代によくあった、打ち込みサウンドをバックに、ポップで勢いあるメロディを乗せた音楽に近い感触ですね。TWO-MIXとか。ゆえに一番目立っているのは同期音源。バンド・サウンドが弱いですね。ついでに、Voの歌唱力も弱い。ついでに、ダンスのセンスも古臭いんだよなぁ。散々な事ばかり書いてますが、それは私がメタル目線だからかもしれません。
音源はミニアルバムが一枚しかないので、当然1時間のセットはもたず、新曲を用意してきていました。また前述の「スペシャル・ゲスト」は、FLAVORという中学生ダンスグループでした(全員女子、4人組だったかな?)が、それと一緒にコラボった曲がありました。正直そのダンスをフィーチャーしたインストが一番楽しかった。中学生、めっちゃキレがイイ動き!


転換中にASURA目当てのお客さんがサーッと引けてゆく……。


eleanor
大阪出身のゴシックメタル/メランコリック・ロック・バンド。名前は以前から耳にしていましたが、聴いたことはなかったです。この日の前にチラッとYouTubeでPVを視聴してみたら、なかなか良さそうでしたので期待パンパンで臨みました。編成は、女性Vo、ツインGt編成のバンドに、コーラスとパーカッションを担当する女性を加えての6人。
これが、ちょー、素晴らしかったです。
ミドルテンポ主体の激しさもあるメランコリックな演奏に、日本情緒、というか広くアジア的な趣きを感じさせる妖艶なヴォーカルが乗るスタイルですね。表現力に秀でたShiori vitusのVo、それに絶妙に絡み合うJet RumiとのツインVoの響き、多彩なリズムチェンジで飽きさせない曲展開、リフにアルペジオにソロにとアイデア豊富にメロディを紡ぐ2本のGt。各メンバー/各楽器の貢献と要素が万遍なく収められた楽曲構築のセンス、およびメロディ・センスに光るものを感じます。っというか、光るどころかギラギラ輝いてます。
日本人って速いの大好きですから(笑)、ことHR/HMの世界では疾走曲を聴く機会が多いわけでして、逆にミドル/スローの曲は退屈になりがちなイメージがありますが、ミドルテンポでここまで巧みに聴かせる国内メタルバンドは最近会ったことないですねぇ。最近じゃなくって昔なら会ったことあるのかって訊かれても困りますけど。プログレッシヴ・ロック的展開とメタル的即効性と分かり易さ、双方を取り入れたそのバランスが秀逸だと思います。
バンドの雰囲気もシリアスになり過ぎず、和やかな感じでとても良かったです。下手側Gtの人がMCをとって、「こんばんは。イッペイ・ヨハン・マルムスティーンです」とか言いだした時にゃあ、「またまた御冗談を…」とか思いましたが、ほんとにそういう名前でビックリ(笑)。そのIppeiさんの、観客からツッコまれながらの喋りが面白いんだまたww
この日の大きな収穫の一つ。素晴らしいバンドです。終演後に物販でアルバム2枚購入。


CROSS VEIN
期待と不安の入り混じるCROSS VEIN。そもそもKeyパートを同期音源で流すのか、サポートを迎えてやるのかが不明だったわけですが、転換中のPAさんとのやり取りで「同期、ください」「キーボード、ください」というのが聞こえてきたのでまずは一安心。やっぱりシンフォニック・メタルをやる上で、Key奏者がいるといないでは、全く違いますから。

幕が開いてメンバー登場。リズム隊は前回と同様、Shoyo(Ba)と鎌田紘輔(Dr)。そしてKey氏、当然の如くイケメンが登場してもなんら驚くことが無いってこと自体が驚きです(笑)。たぶんCVのステージには姫とイケメンしか入ることのできない結界が張ってあるんでしょう。因みにサポートKey氏は、「長身+眼鏡」というスペックの執事系(?)青年だ。なんか執事喫茶とかに居そうな雰囲気な(笑)。「お嬢様、行ってらっしゃいませ」みたいなな。勿論行ったことないけどな。適当ぶっこいてるけどな。

このSEはNoble Scarではなく、ということは最近お馴染みの坂道発s、いやEternal Dreamでスタートだ!
姫「逝くわよ!」
キタ━━━━━━(p゚∀゚q)━━━━━━!!
ああ、キラーチューンだなぁもう!
続いてこれまた音源未発表、2回目披露のどっしりシンフォニックな寂寞の塔へ。鎌田のDrは前回よりバンドに馴染んでますね。細かい手数足数で、見た目は結構忙しそうに叩く感じ。

2曲終わって“ございますMC”タイムへ。
「2曲聴いていただきましたが…、私達が地下活動をしていてしばらくライブの間隔が空いてしまったので(大意)、だいぶ鈍っているんじゃないかと思われた方…、勘違いも甚だしい!
と、何故か姫様、ドSモードだ。かつどこかノリツッコミ的なものも感じるMCですな(笑)
この日のJULIA姫はシングル「Profusion」の時のドレス姿。転換中の声出しの時も感じましたが、めっちゃ声出てますね。Red Star、1番のサビはミスってましたが(笑)

アルバム、シングル、そして音源未発表の曲と並べたセトリ、そのどれもがメロディの洪水ってのが堪りませんな。まぁそれが人によっては「過剰」と捉えられるものなのかもしれませんし、前回記事でも書いた通り、私自身、今後は曲によっては“引き算”も必要かなとは感じていますが。
嬉しいのはまだ音源発表されてない曲の方が、過去曲よりもさらにキャラが立っている、と感じること。異臭さゎ…、いやMaid of Lorraineからsandglassへの流れはそれを如実に感じたところでもありますし、セットのハイライトだと感じた部分でもあります。
しっかし、sandglassは激ムズ楽曲だなぁ。キメが連続する展開もさることながら、鎌田が叩いている様子を見ていると余計にそう感じましたね。

楽曲の合間にMCを挟みつつ発表されたニュースは3点。もったいぶらずに書いちゃいますが、
①11月7日、吉祥寺CRESCENDOにてワンマン・ライブ開催(※発表済み)
②Shoyoと鎌田紘輔(=ko-suke)、正式メンバー加入!
③9月19日(金)正午に重大発表あり!


何はともあれ、でしょう。曲作りを手掛ける“主要”メンバーが変わっていないとはいえ、前回ワンマン公演の時の6人とは違うバンドになったわけです。あの時のCVを愛している身からすれば単純に万歳するわけにもいきませんが、停滞しているバンドに先はありませんし、前進することによってのみ新たな傑作が生み出せるのでしょう。人選についても、現時点では考えうる限り最良の形になったと思いますしね。前リズム隊のYouske(Ba)とKoh(Dr)とタイプは異なりますが、新しいリズム隊の実力は折り紙付き。心配なのはサポートの仕事も多いであろう2人のスケジュール管理と体調管理かしら?特に売れっ子のko-suke。

ko-sukeがここまで“ド”メタルなバンドで叩くのは初めてだと思うので、これからどんどんバンドの音に馴染んでくるでしょう。Shoyoに関してはここ数回のライブで完全にしっくりハマっている感じですね。ベーシストとしての技量&安定感は勿論、ガンガン前に出てきてフロアと視線を交わしてコミュニケーションと取る姿勢は頼もしいの一言。ステージでの位置取り等、MASUMI(Gt)とのコンビネーションもどんどん良くなってきているし。
そうそう、Yoshi(Gt)とMASUMIは新衣装に変わってましたね。ちょっと王子様度&“薔薇の末裔”度がアップ。そしてこの日からステージ後方にもお立ち台が設置され、元々長身のメンバーがそこに乗ると頭がクレッシェンドの天井にぶつかるんじゃないかってくらいになってましたね。

Yoshiから「チャラ王子」(ww)との愛称を拝命したMASUMIの、MCにおけるキャラ確立っぷりも眩しいです。
この日のサポートKeyのKeitaroはMASUMIが軽音学部だった頃の同級生らしく、彼を紹介する時の「彼はハイスクールの時の…」って言い回しが妙にツボにハマってしまいましたわ(笑)。「高校生」とか「高校時代」じゃなくって、ごく自然に出てきた「ハイスクール」。トルコ人(仮)の口から飛び出してくる「ハイスクール」という言葉の違和感の無さが凄い(笑)

そのKeitaro、MASUMIに促されるままに軽音の時のレパートリーとして、VAN HALENJumpのメインリフを弾きはじめたり。どうやら80年代王道HR的なところを演奏していたらしいです。2人とも若いのに、嗜好が10歳くらい(以上?)上だ。
急遽サポートすることになった彼の演奏は、Keyソロでは音色のせいか少々音が埋もれたり、操作が少々バタつく場面もありましたが、あの複雑なCVの曲を1時間分もキチンと引き倒したのはビックリ。また、今後彼が持ち込んでくれそうな要素としては、オルガン・サウンドの導入が楽しみですね。

Shoyoの紹介の時にもMASUMIが「実はShoyoさんとも僕が一番付き合いが長くって…」とか自慢げに話し始めて、ここで再び飛び出してきた「ハイスクールの時に上京してきて…」というくだりに吹き出す俺氏。口調がまたチャラい(褒めてる)からもう…。
MASUMI本人はKeitaroのことを指して言った「マスミのおスミ付き」ってフレーズがお気に入りだったようですが、あたしゃあ断然「ハイスクール」に一票ですわ。
そんな「ハイスクールでチャラチャラ」なやりとり(笑)を見ていると、バンドの“今後”についても色々と楽しみに思う気持ちがムクムクと湧いてきて、ちょっと一安心しました。バンドが前進してると感じられるような発表があるのはいいね。

ライブ中盤での新曲がもたらす新鮮な空気と緊張感を経て、今までも要所々々を締めるキメとなってきた定番曲を畳み掛けた終盤とアンコール。ここまで自分好みの曲を揃えてくることができるバンドも珍しいわけで、欲張りなことにさらにアレも聴きたいコレも聴きたいってのはありつつも大満足の1時間。この腹八分目感はなかなかイイ。
前に挙げた記事の言葉を繰り返しますが、ただ「いい音楽」を聴いて「いいライブ」を観たいだけ。もっと沢山ね。欲張りだから。期待してる、というか楽しみに待ってる。

<セットリスト>
01.Eternal Dream
02.寂寞の塔
03.Incomplete Requiem
04.forget-me-not
05.Red Star
06.Maid of Lorraine
07.sandglass
08.Sweet Spell
09.Protect the Core
10.Moon Addict
ENCORE
11.Noble Scar
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COMMENT 2

ぱるる  2014, 09. 19 [Fri] 07:19

あ〜すいません!そ〜ですよ!本当は観たかったですよぉ‼︎‼︎しかし、意思は固いので(笑)
今回は何時もの様な長文は控えます。

私が心配しているのは一連の事態で俺の姫に心労がたたりシワが出来たらどうしよう‼︎と、思っているだけです!!!

以上

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ヒゲ・スカイウォーカー  2014, 09. 20 [Sat] 13:13

ぱるるさん、

ま、メジャー・デビューもしましたし、元々コンスタントにライブやるバンドですので焦らずに。
っていうか、「姫」の前の二文字がどうも何て書いてあるのか判別できないんですがねw

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