ELUVEITIE「ORIGINS」


ELUVEITIE「ORIGINS」 (2014)

スイスのフォーク・メタル・バンドの6th。コンスタントに新譜がリリースされますね。前作「HELVETIOS」(2012)リリース後にメンバー・チェンジがあったような気もしますが、8人もいると把握できないっす(あんまり興味が無いだけ)。

大いに盛り上がったらしい来日公演の後に発表された本作、(前作に続き)これまたコンセプト作のようで、SEや語りが挿入された作りになっています。個人的には、これがあまり有効に働いていないような気もするんですけどね。また、トータル57分半という尺はそれほど長くないんだけど、全16曲というのは多過ぎますね。前作も長かったけど、今作も(聴感上は)長い。

なんかフックが足りないのか、聴いているとなんとな~く流れていってしまいます。特にアルバム前半。「DARK TRANQUILLITY+民族音楽」とも言える特徴から段々乖離してきた感触もあって、それが私の嗜好からズレてきたからかもしれません。
DrとGtリフが、より図太くなっていますね。メタル部分の演奏がゴリゴリ&ゴツゴツしてきて、バンド全体がタフになった印象。同時に民族音楽色も強化されており、それぞれの要素を純化した上で伸ばした風でもあります。③From Darkness⑧Sucellos⑨Inceptionあたりの曲は、特にそんな感じ。
音楽的には洗練されてきたのかな?、以前にはあった「クサさ」はあまり感じませんでした。そこが不満と言えば不満だし、音から受けるインパクトは減じました。バンドとしては完全に安定期に入っているんじゃないかなー?
もうちょっと「辺境」感というか、イモ臭さが欲しいところです。

【お気に入り】
フィドル(=ヴァイオリン)のマッハ乱舞が聞ける、⑫King
アーアーアーというコーラスが印象に残る、⑮Carry The Torch
Anna Murphy(Hurdy Gurdy&Vo)の歌唱が映える、⑦The Call Of The Mountains⑩Viannaもなかなか。

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