喜多村英梨「掌 -show-」

喜多村英梨_掌
喜多村英梨「掌 -show-」 (2014)

今年4月に2ndアルバム「証×明 -SHOMEI-」とライブ映像作品が出たばっかりだというのに、翌月5月に発売されたシングル。Rob Halfordを思わせる、逮捕しちゃう系というかお仕置きしちゃうぞ系のアピアランスが眩しいですねキタエリさん。

このシングル、リリース前から私のTwitterフォロワーさんキタエリ派の間で話題になっていたのは、リードトラックの①掌 -show-というより、カップリングの②Greedy;(cry)。というか、その演奏陣。
そのメンツとは…、
 Leda(Gt)
 IKUO(Ba/BULL ZEICHEN 88
 淳士(Dr/BULL ZEICHEN 88

なんだこりゃーッ!!

②Greedy;(cry)、異形です。メタルです。ラウドロックです。LedaのGtは完全にメタルだけど、BULL ZEICHEN 88リズム隊の演奏がもっとゴリゴリゴツゴツしたロック・テイストなので、全体としての印象はしなやかというより無骨。曲自体も、静寂と狂騒を行ったり来たりするような目まぐるしい6分間で、とうていアイドル声優的な楽曲ではないんだけれども、Voと演奏の強引なまでの合わせ技がメロディック・デスメタル的な組み合わせの妙を醸し出していて不思議。作曲/編曲者でもある河合英嗣が手掛けた、適度にシンフォニックなアレンジが上手く歌と演奏を接着しているな、と感じる場面もありますね。
実に露骨な、分かり易い形での“メタル”の演出なんだけれども、それがスリルと聴き応えに結びついてのが良いですね。間奏におけるやり過ぎ感と、相反するような展開美の同居は思わず鳥肌モノですし。
まぁ、歌メロはそれほどピンとこないんですけどね(苦笑)。

のインパクトに存在を掻き消されてしまったような①掌 -show-ですが、出来もソコソコかしら。メロディアスな曲という印象なんだけど、肝心のメロディ自体が記憶に残らないという、なんかシングル曲としてはちょっとまずいんじゃないの、という…。


方向性としては「今後どうなるんだろうな??」という期待感を漂わせつつ、メロディの枯渇がやや心配になってくるシングル。演奏が面白いのは歓迎ですけど、やはり主役は歌い手なので歌メロが自分好みじゃないとね。両方共キタエリ本人が歌詞を手掛けてるから煮え切らない歌メロなんじゃないよな、なんてことまで浮かんでくる。


※追記
今日、8月16日ってキタエリさん、誕生日だったそうで。知らずに記事をアップしましたが。
おめでとうございます (((✿ฺ≧▽≦)ノ彡☆
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