稲葉浩志「Singing Bird」

稲葉浩志_singingbird
稲葉浩志「Singing Bird」 (2014)

毒にも薬にもならないパート2。

稲葉様のソロ・アルバム、5枚目。
前作「HADOU」(2010)の記憶がほとんどない。CD持ってはいるし、一番気に入っている曲は今宵キミトだとExcelにまとめてあるけどいかんせんどんな曲か覚えてないし、どんなアルバムだったかも覚えてない。ただ、自分がこのアルバムをまるで評価しなかったのは覚えてるし、そういう点数を付けてる。
で、本作「Singing Bird」もそんな感じ?「~もそんな感じ」もなにも、覚えていないんだから比較はできないんでしょうが、刺激が少ないとという点では同じようなもんでしょう(投げやり)。

前向きッ!って感じの作風ですね。特に歌詞に顕著。勿論、根暗でネガティヴな私が好む作風ではありません(苦笑)
曲調は、ピアノ・バラードから本家でやってもおかしくないHR曲まで割と幅広いんですけど、アルバム一枚通すとトーンが似かよっているというか、グサリと強烈に刺さってくるようなメロディが無いんですよねぇ。哀愁不足かな。

⑦Bicycle Girlは面白い。歌詞は稲葉節爆発だし、Baはブインブインうねりまくってるし、Gtのカッティングはお洒落。アルバムの中でも異色の曲だと思います。
異色と言えば、アバンギャルドな緊迫感を宿した⑫念書こそ異形。曲構成もヘンなら、妙に力の入った歌詞も(このアルバムに入っていると)ヘン。ラスト部分で稲葉のシャウトとコーラス、ブルース・ハープが混然一体となってうねる様子がなんとも言えない寂寞感を残してアルバムを締めくくります。いや、締めくくるというよりは「断絶」という感じかしら。
歌詞と言えば、⑧孤独のススメの歌詞も光ってるね。切り口が鋭い。


以上、なかなか面白い曲もあるんですけど、全体的にはちょっと期待外れでしたね。やっぱ稲葉様ソロでは最初の2枚のアルバムが好きなんだよなぁ…。
徳永暁人(Ba)、大賀好修(Gt)、山木秀夫(Dr)、Shane Gaalaas(Dr)、小野塚晃(Key)等々、お馴染みの方々が参加。
しかし、ジャケがダサい…。

【お気に入り】
⑫念書
⑦Bicycle Girl
⑩photograph ←この曲が一番哀愁を感じる
③Cross Creek
スポンサーサイト

COMMENT 0