LOVE&MUSIC@北参道ストロボカフェ

『おとのむこうへ』 北参道ストロボカフェ (2014/6/17)

TEARS OF TRAGEDYのHARUKA嬢(Vo、黒髪装備)が在籍するもう一つのユニット、LOVE&MUSICのライブを観に行ってきましたらぶ。
初めて行く北参道ストロボカフェ、グランドピアノがあるステージに、こじんまりとした空間ながらソファに座ってくつろいで音楽を楽しめる環境。なかなか良いですね。ワタクシの場違い感、半端無いけど(苦笑)。
この「北参道」という土地、当初、「北参道なんて表参道の間違いだろ、JK?」等と思ってましたが、ほんとに“北”なんですわ。しかも今まで知らなかったけど、北参道駅(東京メトロ・副都心線)まであるし。おそるべし東京、である。


LOVE&MUSIC(ラヴァーミュージック)
「おそるべし」なのは東京だけでなく、このユニットも、である。「本気」を「マジ」と、「時代」を「トキ」と、「宇宙」を「ソラ」と、「小宇宙」を「コスモ」と読ませるように、なんと「LOVE&MUSIC」は「ラヴ・アンド・ミュージック」ではなく「ラヴァーミュージック」と読ませるんだと、この日のMCで明らかになりました。おそるべし。
そして前回(その時のライブレポは→コチラ。)には無かったフライヤーをいつのまにか、こっそりと用意しているんだから侮れない。というか、おそるべし。
HARUKA嬢、ここでは吉川遼という本名を曝け出しております。おそらく学生時代の愛称は「よっしー」でしょう。世の中の「渡辺さん」の愛称が十中八九「ナベさん」であるのと同様、「よし…」で始まる名字の人が「よっしー」と呼ばれるのは自然の摂理。そして、相方のピアノは樋口智哉、通称「ぐっさん」。よっしー&ぐっさん。まるで漫才コンビのようである。役割的には多分、「ボケ=よっしー、ツッコまず=ぐっさん」という構図のはず。おそるべし。

あんまりヘンなこと書くと出入り禁止になりそうなんで、ここいらで自粛します。
ゴメンナサイ。

LOVE&MUSICは5組中3番手に登場。よっしーHARUKA嬢、お嬢様フェロモン全面解放の衣装でございます。「樋口さん、お紅茶召し上がりませんこと?」とか言い出しそうな雰囲気で、とても「おまえらみんな中二だぁ!」とか言い出すところなんて想像できませんね←
そして、おそるべき可愛さである。

前回は最後の1曲のみ立って歌い、あとはストゥールに腰掛けての歌唱でしたが、この日は初めっからスタンディング。マイクスタンド有り。ぐっさんは下手側のグランドピアノにスタンバイ。
1曲目は元ちとせこの街。彼女、スタートから全開ってタイプじゃないので歌唱はちと固いかな。それでも生ピアノをバックに歌う声の響き自体は甘美そのもの。歌い方や選曲によっても変わるんですけど、彼女の声って中性的なところがある。少年のように感じる時も多いですね。
加えてこの会場の音響、なかなか綺麗な音が出ますね。高めの天井位置からVoの声が降りてくるように響く。もともとよっしーHARUKA嬢の声って、口から前方に向かって飛んでくるような聞こえ方はあんまりしないで、上方の空間からフワッ現れ出でるような響き方をするので、この会場との相性は良かったと思います。うん、とてもイイ。
ところで、元ちとせの「元」ってどうも「はじめ」って読めないんですよねぇ。頭の中で「もと」って読んじゃう。じゃあ、「元」ちとせならば「現」何なんだよ!?って、一人で脳内ノリツッコミしちゃう。
はい、どうでもいいっすね。

オリジナル曲を徐々に増やしていくと言っておりましたが、2曲目にRainという新曲です。ぐっさんが作詞/作曲ということで、HARUKA嬢の書く、一人称が「僕」の詞とはかなり趣が異なった“大人”なバラード・タイプの曲でした。イントロからピアノが伴奏に留まらない弾むリフを、滑らかかつ切なげに奏でるのがとても好みですね。で、最後にプレイした時ノ色というもう一つの新曲もそうだったんですけど、ぐっさんのメロディ・センスが実に古臭い(褒めてる)というか、懐かしさを掻き立てる80年代的な歌謡メロで泣かせる。オッサン泣かせ。またこういった2時間ドラマのエンディング・テーマ的メロディ(?)が、HARUKA嬢の声質に合うんだわ。

3曲目始まる前に(マイクスタンドから)ハンドマイクに持ち替えたので、「すわ、HARUKA踊りか!?」と色めき立ちましたが(笑)、まぁ違いましたね(当たり前だ)。前回も歌った、Celine DionMy Heart Will Go On。素晴らしいのなんの。2曲目からは調子の良さを窺わせる歌唱を披露していましたが、この曲での感情およびテクのギリギリの制御っぷりは鳥肌ですね。彼女にしてはかなりビブラート使ってましたね。マッチョな雰囲気を感じさせないでこの曲のクライマックス部分を歌いきるってなかなか凄いと思うよ。おそるべし。
これまで何回かHARUKA嬢が他人の曲を歌う場面に立ち会っていますが、彼女の場合カバー曲でも、“曲に歌わされている”感がまるでないんだよなぁ。曲の勘所を掴んでそこに込められた感情を彼女なりに汲み取ったうえで、自分の個性を添加。原曲の良さを生かしたうえで自由に操っているその様子ゆえに、カラオケ歌ってるって感じがまるでしない。曲をしっかりと自分のものにしているこの現象のことを一般的には「ハル化」と呼びます(嘘です)。

前回聴いたオリジナル曲大切なモノから、ラストは上で少し触れた時ノ色で締め。初めて聴いただけなんでよく覚えてはいないけど、この時ノ色の歌詞がすごくいいんだ。言葉の選び方が。

う~ん、短い。もっと聴きたいですね。あんな曲やこんな曲。
今まで何回も書いてきてますが、言葉で表現しづらい彼女の声の独特な響き方は最高。しかし、この日は生ピアノ演奏での歌という極上の環境で聴いてしまったがゆえに、次回以降へのハードルが上がってしまった感はある…??(笑)

<セットリスト>
1.この街(元ちとせ)
2.Rain(オリジナル)
3.My Heart Will Go On(Celine Dion)
4.大切なモノ(オリジナル)
5.時ノ色(オリジナル)

よっしーHARUKA嬢のYouTubeチャンネル → コチラ。
今日のライブの映像もそのうちアップされるかもしれませんね。ただ1曲目は録り忘れてたましたけどね(笑)
LOVE&MUSIC、次回のライブは8月6日、六本木アークヒルズカフェですらぶ。
※8/6はなくなって、8月7日・北参道ストロボカフェに変更になったようです。

追記ですらぶ。
   ↓


三柏スイ(みつかしすい)
トリに登場したアコギジャカジャカ系女子がなかなか面白かったので紹介。
なんせ、初っ端のMCが「さっきこのカポタストが便器に流れていきそうになりました」みたいなやつだったし。わざわざ直接的な「便器」という単語を使ってくるあたりに才能のキラメキを感じますね(オイ)。

ま、それは置いといて、パフォーマンスがとても印象的だったのです。
まずアコギの腕前が達者。ピック弾きと指弾きの両方を使いこなし、おまけにRODRIGO Y GABRIELAのGabriela姐さんのようなボディを叩くような奏法(?)まで織り交ぜる。ピッキングの強弱の付け方、ストロークの小気味良さも目を引き付けられましたね。最初はずっと手元ばかり追っていました。
ちょっと気だるげでぽやや~んとした浮遊感のあるハスキー声なんですが、歌い上げるところでは驚くほど力強い歌唱を聞かせたりして。私の知ってる範囲では矢井田瞳が出している音の感じに近いかな。
で、アコギ弾きながら歌うんですが、その歌の緩急とアコギの演奏がぴったり噛み合ってるのよね。シンガーソングライターっぽい人の演奏を私のような素人目で見てると、ただ漫然とコード・ストロークしててあんまり面白くないなぁと感じたりすることもあるんですが、彼女の場合は演奏のストップ&ゴーがキビキビしていて気持ちいいし、「こっから盛り上げてゆくぞ!」ってタイミングではしっかり歌に同調して情熱的な演奏になってる。歌と演奏、両面で自分を表現しきっているのが観ていて素敵でしたね。独特の空気感。

7~8月に鎌倉由比ヶ浜で行われる『音霊 OTODAMA SEA STUDIO』に、アコギガールというユニットで出演するんですとー。
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