Albion@CLUB EDGE 六本木

Albion レコ発ワンマンライブ『幻想の庭』Vol.2 CLUB EDGE 六本木 (2014/4/4)

Albionの1stワンマン公演に行ってきました。アルバム「Campanula」には正直不満点もあった(曲の出来ではなく主に音質面)んですけど、ライブは間違いなく楽しめると思っていたのでゴー。六本木。東京タワー。異国の方多し。


UNDHIFEAT
オープニング・アクトは、以前吉祥寺CRESCENDOでの【アルメロ】イベントで観たUNDHIFEAT。全5曲の演奏だったかな。
YAMA-B在籍時のGALNERYUSのような雰囲気もあるテクニカルなメロディックHMですが、2回目を観て感じたのはこのバンドの肝はKeyだな、と。あとコーラス。6弦ベースがあってボトムが効いているのと同時に、高音部のKeyがめっちゃ目立ってる!そして多彩。リフの中でKeyが確実に存在を主張してます(3曲目にやったゴシカルでどっしりとした曲なんて特にそう)し、ソロではウィンウィンやって(名称分からん)Gtソロのような音も出してましたし。Gtと絡み合う間奏パートの充実は前回感じた通りですね。
そんな音楽性を考えるとKeyのYUIが作曲面での主軸かと思いきや、実際に(主に)曲を作ってるのはGtのSEIJIのようですね。この日の立ち位置(下手)のせいか、ちょいGtの音が引っ込んでいたかな。というよりイマイチ音の抜けが良くなかった。
で、コーラス。VoのDAIをサポートするようにサビで2声、時に3声でハモるので、より“歌モノ”の印象が強まります。それが割とガッツィーな感じなので、メタル的な熱さも堅持。曲によってはもう少し端正な綺麗さも欲しいかな、とは感じますが。
明るく朗らかなステージングのDAIを中心に、(ステージが狭いながらも)動きのあるステージ。この人達、めっちゃメタルが好きなんだろなー、と感心してしまいました。無料配布していた曲、Midnight Prowlerも素晴らしかったし、終演後にCD2枚購入。


Albion
幕代わりのスクリ-ンが上がって、まず思ったのは「ステージ狭ッ!」。沙季の3台のKeyがデカく、下手側3分の1のスペースを占めていたから。ちょっとラウパでのインギー伯爵的なステージ構成が思い浮かんでしまいました(笑)
「Campanula」制作途中で、非常に残念ながら手袋系可憐ツーバスDr・莉乃が脱退してしまったため、この日はサポートDr・かよ(exコイノオトシゴ)が叩いてました。メロスピ調の曲だけではなく激しくアップダウンのある曲も上手く捌いていたけど、ちと音が固かったかな。グルーヴが欲しい。

アルバム&シングルから全部と、未発表の2曲(歌モノ&インスト)を加えたセットリストでした。もう少し尺を伸ばして新曲もしくはカバーを1曲くらい入れても良かったかなと思いますけど。彼女らのライブは前回ALHAMBRAのオープニング・アクトとしてのパフォーマンスを観て感銘を受けたわけですが、このワンマン、その時の印象を超えるものではなかったですね。
まず、百合(Vo)の喉の調子がイマイチだったようで、所々かなり苦しそうでした。元々このバンドの曲って、歌も演奏も無理強いするようなドS(いやプレイヤー本人からするとドMか?)な曲が多いですが、それでも前回は完璧に歌いこなしてるように思えましたから。期待してしまいますわね。
あとは、機材トラブル等は差っ引いたとしてもライブ進行が少し練り不足でギクシャクしてる感はありました。1曲毎にフロアの熱狂が静まってしまう場面も有り。和やかで楽しい雰囲気で進めるにはメンバーがおとなし過ぎ、世界観をババーンと見せつけて圧倒させるには作り込み不足という感じでしょうか。同期音源に頼っている部分が多く、その操作に伴うアレコレがエキサイトメントの断絶を招いているような気もするなぁ。

という不満点はあれど、やはり好みの音楽性のバンドゆえ、楽しかったです。前回は不参加だった祥(Ba)が、バンドの“陽”サイドを担当していたのも大きかったですね。沙季はクールに、華子(Gt)はプレイに没入という感じなので。
演奏が一番安定してのは沙季かな。彼女はめっちゃ上手いですね。不安な感じが少しも無く、メンバーで唯一ソロコーナーがありましたが、それもとても聴き応えがありました。あと、必殺の流し目コーラスがキラーッ!(笑)
華子のGtトーンはかなり好みの音です。あんまりいじってなくて、“潔い音”。指から生み出される音がそのまんまダイレクトに響いてくるって感じ。刻み倒すピッキングのスリリングさやチョーキング&ビブラートのニュアンスがツボっす。そういう音だけに、ミスるととても目立つんですけど(苦笑)。プレイに安定感が増して美味しいフレーズがもっとバシバシ決まるようになればとても良いですね。
この2人のインストパートにおける拮抗が与えてくれる快感はやはりデカいなぁーと思いました。


今後の課題は色々あると思います。ライブの要所々々で重要な役割を担っているのが莉乃作曲の曲であり、作曲面がどうなるのか?という点。歌メロだけでなく器楽的聴き処満載の音楽性ゆえ演奏の精度ももっと上げないとイカンでしょうし。
まだまだ伸び代はたっぷりあると感じるので頑張ってほしいですね。
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