ちょこっと感想 2014年 vol.1

【ちょこっと感想 2014年 vol.1】

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A.C.T「CIRCUS PANDEMONIUM」

スウェーデン産シンフォニック・プログレ・ロック・バンド、8年ぶりの5thアルバム。久しぶりの作品ですが、テクニカルだけど小難しく感じさせないポップで温かみのあるサウンドは健在。相変わらずの出来の良さ。素晴らしいです。音がキラッキラしてて、聴いてると「オラ、ワクワクすんぞ!」って感じ。
彼らの音楽を表現するときに“スピード感”ってのはポイントだなと思います。とりわけテンポが速い音楽でもないのに、各パーツの繋ぎ方がやたら上手く、唐突な場面展開でさえ流れるようにかつスリリングに聴かせる。聴きながら「オ…、オッ、オッ……、オオオオ~ゥ(こうくるのか!?)」みたいに唸っちゃうもん。ただ小曲を間に頻繁に挟んでくる手法はあんまり好みじゃなかったりするんですが。
⑤A Truly Gifted Man後半のロマンティックなメロディ使い、③Everything's Fallingの次から次へとメロディがあふれ出てくるアイデア豊富さ、⑬A Failed Escape Attemptの哀メロは白眉。
息のあったコーラスやゲスト女性Voの起用もツボを得た、傑作。



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DELAIN「THE HUMAN CONTRADICTION」

オランダのシンフォニック・メタル・バンドの4th。ゲストVoにMarco“目立ち過ぎ”Hietala(NIGHTWISH)、Alissa White-Gluz(ARCH ENEMY, ex:THE AGONIST)、George Oosthoek(ex:ORPHANAGE)を迎え、ミックスはFredrik Nordstrom、マスタリングはTed Jensenという布陣での力作。
以前よりタフでヘヴィな感じですね。特に演奏面。Drがダダダダンッ!て打ち鳴らされる場面やウネウネうねるようなメロディ使いが多く、オケの感触も重い。(ゲストによる)デスVoの活躍も(登場はそんなに頻繁ではないものの)目立っています。これはこれでカッコいいけど、たおやかな叙情は後退してるかも。その点は残念ですね。お気に入りは⑤Tell Me, Mechanist③Stardust。濃厚な作風ゆえに、全9曲40分ちょいの尺に収めたのは正解だと思います。



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FullMooN「Hikari -ヒカリ-」

5人組ガールズ・ロック・バンド、2012年にライブ会場限定で発売したミニアルバムの再発。⑥エールという曲が追加されています。
2013年の1stアルバムと同様に軽い音質ながら、さかえのメロディックに駆け抜けるBaまで明瞭に聴き取れるのは◎。曲もバラエティ豊かなものが揃っていますが、このミニのほうがメロディにフックがあると思いますね。6曲全てに印象的なメロディがあります。特に、切迫感のあるシリアス・チューン①光、初めてライブで観た時にあまりのキャッチーさに驚いた②しゃむちゃら、哀愁メロスピ・タイプの③フラッシュバックと続く前半は素晴らしい。いや、爽やかな疾走感のある④いつまでもこの胸にも、元気な⑤ステージもやっぱりいいわ。
充実作。



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INDICA「SHINE」

フィンランドのガールズ・ロック/ポップス・バンドの6th。英詞による2作目。Nuclear Blastからリリースされてますが、メタルじゃないっす。ABBA直系のコンパクトな哀メロ北欧ポップスをシンフォニックに彩ったような感じ。前作「A WAY AWAY」(2010)は傑作だったと思うんですが、コレはちょっと薄味ですねぇ。Voの声質は好みだし、相変わらずとても心地良いサウンドではあるんですけど、歌メロにややフックが不足してるかな。比較すればって話ですが。④Goodbye to Berlin③A Definite Maybe⑦Missingは好き。
しかし、そのジャケの衣装はどうなんでしょうか真ん中の方w
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