ZIGGY@渋谷TSUTAYA O-EAST

ZIGGY TOUR 2014『30th NIGHT STAND』渋谷TSUTAYA O-EAST (2014/3/7)

ZIGGYの結成30周年記念の期間限定(?)再結成ツアー初日、行ってきました。何を隠そうZIGGYさん、観るのは初めてです。
今回のこのツアー、森重樹一(Vo)が声を掛けて始動したようですが、当初は参加メンバーが皆目分からず。そもそもオフィシャルHP自体も急造的な感じが窺えて、チケットを手に入れること以外にはあんまり詳細に追っていなかったんですが、アップされたアー写を見ると森重と戸城憲夫(Ba)以外のメンバーは知らない人だ。少なくとも松尾宗仁(Gt)でも大山正篤(Dr)でも宮脇“JOE”知史(Dr)でも津谷正人(Ba)でもない。でもいいのだ。私にとっては「ZIGGY=森重樹一が歌っているバンド」なので。コレ、「ZIGGY=森重樹一」とはちょっとニュアンスが違うの。あくまで、“バンド”サウンドで。
結局GtとBaが分かったのはこのライブの前々日に買ったB!誌を読んで、でしたね。ということで、ライブ・メンバーは以下の通り。

森重樹一(Vo)
戸城憲夫(Ba)
カトウタロウ(Gt)
金川卓矢(Dr)
佐藤達也(Key。検索すると“達哉”表記も。どっちだろ?)

ソールドアウトのO-EAST。頭に「TSUTAYA」がくっついてからは来るの初めてですね。しっかしこんなに混んでいるO-EASTも初かも。
ライブハウスから武道館まで様々な会場をいっぱいにしてきたキャリアの長さと人気ゆえか、お客さんは若い人から年配の方まで年齢層バラバラ、女性もかなり多く来場していました。いや、私が普段から男性ばっかり(オッサンと近似w)のライブに行っているから「女性が多い」と感じるだけで、これは逆に「男性が多い」と感じるところなのか?印象としては男女比=6:4~6.5:3.5くらい?

定刻を少し回って登場したメンバー、森重と戸城の佇まいが明らかに常人のそれではないのが嬉しいですね。シルエットからして違う(笑)。まるで気取っていなくて、どっちかというと親しみやすささえ感じるにも関わらず、めっちゃロックスター然としてて。戸城はあの頭頂部ボンワリ前髪長~いというお馴染みの変わらなさ、レザー&スタッズの森重は銀髪に近い金髪で遠目にはまるでMichael Monroeみたいな。二人共スリムでカッコイイですね。ステージに上がる者はこうでなきゃ。

WHISKY, R&R AND WOMENから始まったライブ、バンドサウンドは器用でカッチリ、明るく現代的という印象です。特にKeyとDrがどんなプレイにも適応できそうに感じたので、R&R一辺倒ではありませんでしたね。そのことはセットリストにも現れていましたが、私はZIGGYをR&Rバンドというより歌謡HRバンドと捉えているので、どちらかというとそれは喜ばしいこと。仮にオリジナル・メンバーでの集合が叶ったならばもっとR&R色は強くなったでしょうし、この幅広さを備えたセトリは無理だったでしょう。
金川卓矢のDrは、JOEのスピード感あるシャープなプレイとも違っていて(音量は調整されてバカでかいほどじゃなかったですが)パワーヒッターとの印象です。使っているスティックがとても太かったように見えました。JOEだったらもう少し切迫感を孕みながら曲を追い込んでいくような気もしましたが、バンドサウンド全体が明るく感じたのは(Keyばかりでなく)このDrのせいもあります。まぁ30周年という「お祝い」の場なので、そういう音が合っているかもしれません。
序盤、やたらめったら動きが派手(服装は一番地味)な佐藤達也(Key)は目障りなほどでしたが、その音は非常に効果的。楽器陣の中では一番貢献度が高かったように思います。特に曲を彩るオルガン・サウンドがかなり目立ってましたね。
目玉の森重のVoですが、思ったより声にツヤが無く高音部が出ていなくてオクターブ低く歌っているパートもチラホラ。ただ、初めて聴いた生の歌声ゆえ、比較対象は曲によっては20年前以上に収録されたCDの録音。50歳という年齢を考えると逆にここまで保っているのが驚異的なのかもしれません。だって3時間弱、ほぼノンストップでのライブですし。いや、やっぱこりゃ凄いわ。うん、凄ぇ。

冷静にサウンドの分析的な駄文を連ねてはおりますが、実はそんなことは(どうでもよくないけど)どうでもいいんです。戸城がBaゆえに津谷時代の曲は多分プレイされませんでした(…よね?)が、ダスボン(=The DUST'N'BONEZ)の曲を含むキャリアを総浚いするようなセトリ。人気曲のみに絞った(悪く言うと)懐メロ大会に陥らない、現役バンド的なエッジ。歌詞のほとんどが頭にこびりついているような名曲の数々。歌いまくる観客。その観客と視線を交わし笑顔で煽る、鉄壁のフロントマン。その森重の巻き舌短めMCゆえか外タレのライブのように思える空気と、反対に歌メロは極めて日本的な懐かしさ。

ああーッ、全てがカッコイイッ!!

見てください、この悶絶なセトリ!(テレ東風に)
↓下記参照のこと


30周年といえどもそれらしいMCは一切無く、次々と曲を繰り出し繰り出し繰り出し繰り出す3時間弱。正直知らない曲(主にダスボン)や聴いたことあるはずだけど記憶に残ってない曲もありました。それでも名曲・人気曲による小爆発を繰り返しながら突っ走る、サービス精神満点エンタメ歌謡HR三昧にもうお腹いっぱいです。演奏してない名曲はまだまだ山ほどあれど全部やってたら日付が変わっちまうし、ここまで歌いまくれる曲を並べられるバンドもそうそういない。

無造作なMC「タロウ、Come on」からのI'M GETTIN' BLUEに涙腺が緩み、
そこからの名曲蒼ざめた夜に震え、
正にこれが聴きたかったTOKYO CITY NIGHTに歓喜し、
新曲2曲のカッコ良さとグラマラスさに驚き、
まさかのSTAY GOLD12月の風になりたいBe Yourselfにウレション漏らしそうになり、
LET'S DO IT WITH THE MUSICBURNIN' LOVEで大合唱し、
これまたまさかの暗流に吃驚し、
Guilty Vanityで大学時代を思い出し、
最強アンセムDON'T STOP BELIEVINGで締める本編。
歌詞の「誰かの電話を待っても仕方ない Friday night Friday night」の“金曜日”の符合にさえ涙してしまうようなテンションですよ旦那。

そしてアンコールでのアコースティック・セッション。レア曲の披露と、低~中音域の森重の歌唱が未だ絶品だということを確認。
アンコール2においては曲名を並べるだけで、その曲を聴いたことある人には会場の大合唱っぷりを想像してもらえると確信します。


やっぱり自分は歌える音楽が好き。メロディこそが聴き手を幸せな気分にするのよ。激しさはあるのに殺伐としていない。
歌唱が良いというより、
演奏が良いというより、
何よりメロディが良い。曲が良い。

B'zと並んで私が音楽を聴く時の基本の“き”になっているようなZIGGYのメロディ、そんなことも考えた夜でした。感激。

<セットリスト>
01.WHISKY, R&R AND WOMEN
02.EASTSIDE WESTSIDE
03.SILENT SCREAM (The DUST'N'BONEZ)
04.I'M GETTIN' BLUE
05.蒼ざめた夜 ~Too Fast to Live Too Young to Die
06.光と影
07.TOKYO CITY NIGHT
08.逆説のファンタジア(新曲)
09.逃避行(新曲)
10.6月はRAINY BLUES
11.STAY GOLD
12.12月の風になりたい
13.Drum Solo
14.Be Yourself
15.HOT LIPS
16.CONFUSION ~失意の空 混乱の海~ (The DUST'N'BONEZ)
17.LAZY BEAT
18.CRISIS
19.LAST DANCEはお前に
20.I'M JUST A ROCK'N ROLLER
21.Let's Spend The Night Together (The Rolling Stones)
22.ROCK'N'ROLL CIRCUS (The DUST'N'BONEZ)
23.LET'S DO IT WITH THE MUSIC
24.BURNIN' LOVE
25.暗流
26.Guilty Vanity
27.DON'T STOP BELIEVING

ENCORE1(アコースティック)
28.星のない街の子供達
29.訪れる夜だけに
30.午前0時のMERRY-GO-ROUND
31.CLOSE YOUR EYES

ENCORE2
32.GLORIA
33.HOW
34.SING MY SONG (I JUST WANT TO SING MY SONG)
35.ONE NIGHT STAND


会場で売っていた新曲のCD、買い忘れた。というか、家帰ってから売っていたのを知った(涙)
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COMMENT 2

paruriko  2014, 03. 10 [Mon] 20:46

お久しぶりです!ヒゲスカさん。ども!
懐かしいなぁ~ZIGGY。私も好きでしたよ。余り人気が無い時に一度見ました。たしか、
tvkパチパチTomatoのLIVEイベントだったかなぁ? その時は最悪のLIVEでしたけどね(笑)とにかく演奏が酷かった(笑)ビックリするくらい(笑)特に松尾さんが・・・(笑)機材の調子も悪く半分近くはグダグダなMCタイムだった記憶が・・(辛)

セトリを見て驚愕!? マジですか?
【TOKYO CITY NIGHT】
私的にZIGGYで一番の名曲!カラオケで熱唱しておりました(笑)BURNIN' LOVEやHOWもイイっスね。
当時、
【BOΦWY】のNO.NEW YORK 【UPーBEAT】のShadowDanceInBlueGlass 【PERSONS】のREMEMBER そして【BUCK-TICK】のIN HEAVEN などを聴いてたなぁ~懐かしい(涙)

当時のバンドブームは凄かったですよね。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2014, 03. 10 [Mon] 23:03

parurikoさん、

松尾氏はアップダウンというか好調不調の波が激しそうなイメージが…(笑)
今の若手はプレイの安定感はありますよね。個性とかはともかく、技術的にはかなり高いと思います。

TOKYO CITY NIGHTは確か森重が凄く若い時に書いた曲なんですよね。名曲だと思います。

上記バンドブームは多分私が音楽を聴き始めた頃はもう終わっていたか、下火になっていたような気がしますね。BOOWYは解散してました。中学生の時にBUCK-TICKをカバーしてる連中はいましたが。

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