RAGE「REFLECTIONS OF A SHADOW」


RAGE「REFLECTIONS OF A SHADOW」 (1990)

5thアルバム。
あまり評判の良くない作品だという印象ですが、初期RAGEの特徴である「ManniのスリリングなGtワーク」「Peavyの思わず笑っちまうヘンテコなメロディセンスと歌唱」は健在です。
ただ、前作「SECRETS IN A WEIRD WORLD」のメロディがヘンテコでありながらも昂揚感やスリルに結びついていたのに対して、本作のメロディは一概にそうとも言えないような気もしてます。それ故の低評価かもしれません。単にヘンテコなだけだったりする曲もある(笑)し、スピード感のある曲が少なめっていうのもあるかも。

即効性に乏しいきらいもある代わりになかなか味わい深い曲が揃っている。RAGE好きな私の口からはそんなポジティブ極まりない感想も飛び出してきそうですが、今回聴き直してみたら案外悪くなかったっすよ。色んなタイプの曲が収録されていて。

【A:お笑いタイプ】
②Thats Human Bondage
実質的な1曲目ですがこの素っ頓狂なVoは普通“ナシ”でしょう。ぶっ飛んでるわPeavy(笑)
⑤Reflections Of A Shadow
⑥Cant Get Out
Peavyラップ調?すげぇチャラい。
⑫Wild Seed
「ワー、シー!」無駄に大きい音量での「ウォオッオッオー!」ってコーラスにニヤける(笑)

【B:Gtが聴き処タイプ】
③True Face In Everyone
若干Aタイプっぽいけど、Gtソロがめっちゃカッコイイ!
⑩Dust
ヒステリックなPeavyのVo。泣きのGtソロの威力が凄まじい。

【C:曲展開で聴かせるタイプ】
④Flowers That Fade In My Hand

【D:美メロタイプ】
⑧Faith
明るめのバラード系。
⑨Saddle The Wind
唯一と言ってもいいスピード・チューン。明るく爽やかで、パンキッシュと言ってもおかしくない。引っ掛かりのあるリフはManniらしいのでBタイプでもあるね。イチオシ。


なんだなんだ、良いアルバムじゃないか!
積極的には勧めませんが(苦笑)。

【お気に入り】
⑨Saddle The Wind
③True Face In Everyone
⑧Faith
⑩Dust

【爆笑】
②Thats Human Bondage
⑥Cant Get Out
スポンサーサイト

COMMENT 2

DD  2014, 04. 16 [Wed] 20:12

これこそ、Peavyが「複雑すぎ、Vo.のキーも高い」と言って不満(「Trapped」「Missing Link」のどちらか忘れましたが、日本に来てる時の発言で)を述べてるアルバムですね。

 そちらで述べてる4なんか、「Rushぽい」(のちの「In A Nameless Time」、「Lord Of The Flies」等につながるかも、この編成だと「Lost In The Ice」)と言ってるし、2はSAVATAGEの「Of Rage And war」からヒントを得、作ったと言ってましたね。

 ただ、バラード系のレベルの高さ(のちにもつながるだろう)はメロディメーカーとしての顔をのぞかせます(そちらで述べてるのでないDustの方)(確か欧米盤は10曲なはず、ラストの曲ともう1曲どれか忘れましたが)。

 これは3人編成では最後に聴いてもいいものでしょう、その後のきっかけとなる曲はいくつかあれど。

お気に入り  3、6(そこまで気になりませんでした、もう少しシンプルなら名曲入りしたかも)、9,10,12(これはテーマがテーマでそうなったものと考えます、確か教育がらみ)

Edit | Reply | 

ヒゲ・スカイウォーカー  2014, 04. 18 [Fri] 02:36

DDさん、

ああ、なるほど!②の素っ頓狂さがOf Rage And Warは納得です!(笑)
他のバンドからの要素を取り入れたりして、ちょっと色気を出しちゃった時期なんでしょうか。他にも良いアルバムがあるだけに、本作をして「変わり種」として楽しむことは可能なわけですが。

Edit | Reply |