PURE ROCK JAPAN LIVE ~EXTRA vol.1~@新宿BLAZE

『PURE ROCK JAPAN LIVE ~EXTRA vol.1~』 新宿BLAZE (2014/2/15)

『PURE ROCK JAPAN LIVE ~EXTRA vol.1~』に行ってきました。出演バンドは、NoGoDAldious、そしてウチのブログの存在理由みたいな(笑)、ラブリーことLIGHT BRINGERです。

前日からの大雪の影響で交通機関が乱れまくる(特に道路事情は酷かったよう)中、朝の時点では開催されるかどうか半信半疑でした。電車よりも各バンドの機材車が動けるかどうかが問題だったと思いますが、午前11時過ぎに予定通り開催との(Twitter)情報が流れました。最寄駅まで辿り着けず残念ながら断念した友人もいましたが、私は特に支障も無く会場に来ることができました。
ただ、都心も相当「お足元の悪い中~」状態との情報があったので、【靴下2枚、その間にビニール袋2枚、そしてブーツ。プラスもう1足代わりの靴を鞄に】という重装備で臨みました。もう足元の用意に関しては人後に落ちないほどの鉄壁っぷりでしたが、結局そこまでする必要はありませんでしたね(苦笑)。少なくとも代わりの靴は荷物になっただけでしたぁ。

この『PURE ROCK JAPAN』のイベント、参加したことがある人はご存じだと思いますが、前もって発表しないのと各出演バンドを(ほぼ)同格として扱うので出演順が読めないのです。Keyの有無(転換時間の関係)と集客力、HP等の表記の並びから考えると、私は、ラブリー→アルディ→ノーゴと予想していました。
…が……、

以下、“ほぼラブリー”記事になってますのであしからず。うん、しょうがないよそれは。


Aldious
PRJ、幕が上がる前のサウンドチェックから出演順を予測するなんて光景がよく見られるわけです。Gtはツインかどうか、Baの位置は下手か上手か、等。Baが下手側から聞こえてきたので、「こりゃラブリーじゃないね」と。Hibikiは上手位置なので。ならば“彼女達”でしょうということで、Re:NO(Vo)編成では2回目の観戦になるAldiousです。
「アルディアスはイントロ」
良くも悪くもこれに尽きる。イントロからのインパクトと勢いで曲の最後まで引っ張る、各曲そんな感じ。
彼女らのライブ、前任Voの時に一度だけ観たことがありますが、Re:NOがVoを務める今の編成になってからは……
……と思わず去年のHAMMER BALLの時の記事をコピペしかけてしまいましたが、印象としては今回もまったく同様。長所も短所も。
それはおそらくメンバー自身もよく分かっていることだと思いますが、今は「不得意科目を克服するよりも得意科目の成績を伸ばす方向で行きましょう」みたいに感じますね。やっている音楽の難易度はあれど、弦楽器隊がステージの端から端まで動き回ってフロアを楽しませるいう点ではこの日の3バンドの中では飛び抜けてました。とにかくステージ上の動きが考えられている(しかも“やらされてる”感が無く、極めて自然)し、パフォーマンスは華やか。
言い方はアレだし怒られちゃうかもしれませんが、このプロとアマのあわいというか境界線を行ったり来たりしているようなところ、バンドとファンとの距離感が受け入れられているようにも感じますね。
しかしDominatorは名曲だなー。シングル、買おっかな~?



LIGHT BRINGER
Hibikiがサウンドチェック始めると、上手下手という立ち位置なんか関係なく、笑っちゃうほど“Hibikiの音”で次の出番がラブリーだとすぐに分かるんだわ。
このイベントのインタビュー記事がBARKSのサイトに先月掲載(→コチラ)されまして、そこでのHibikiの発言を読んだラブリーファンは「オォ、PRJで新曲披露か!?」と色めき立ったわけです。しかしその後の彼のブログで「ゴメンナサイ、新曲は無しで」という記事がアップされました(→コチラ)。「本当の意味での純粋な夢。」と題されたその記事で、新曲披露が無しになった代わりに発表されたのは「現在の編成になってからは一度も演奏していなかったレアな曲をやる」ということ、そして「曲名は言えませんが、今日のタイトルがヒントです」とのこと。
これは……、あの曲だ。

それほど時間の掛からなかったスムーズな転換を経て、客電が落ち、鳴り響いたのは澄んだピアノの音。
開幕だ。
その音で自分の意識が一気にピーンと張り詰めるのが分かる。
幕が上がると既に演奏陣はスタンバっていて生演奏でこの曲を披露。私はやや上手Hibiki寄り中央にいたのですが、(反対側の)JaYのGtの音がめちゃめちゃツヤがあって抜けてくる!
オープニングがこの曲ならば続くのはResistanceなわけで、そのイントロでふっきー登場。

ぬぬぬ、なんだその格好はふっきー?
白のゆるふわ系フェミニンワンピなんぞお召しだぞ。それに黒いジャケット。そして金髪から前髪編み込みの薄~いピンク髪に華麗にイメチェン。くそっ、可愛いな…。
しかしなにこのお嬢様学校的なアレ?例えるならばそう、
学校法人純岩学園 聖ラブリア女子大学 在学中。みたいな。
現役JDふっきーだ(笑)

ま、格好だけな。
その口から飛び出してくるのはいつもの超絶歌唱なわけで。いや、いつもよりさらにロック的な勢いを封じ込めてきたかな?語尾のロングトーンなんていつもより荒めに歌ってましたが、それがライブの場、それもResistanceespoirなんていう攻撃力の高い流れでは特に効果的に響いてきますし。

前回ラブリーを観たのは去年9月の『FUSE THE SOUL』でしたが、そこでの「初心者向けポップで明るめセトリ」とはまた異なった、バランスのとれた選曲とよりメタリックになった歌唱&演奏で今のラブリーを万遍なく披露する、“攻め”のステージでした。
JDふっきーもMCで、
「華やかさではAldiousさんに勝てない」
「喋りでは団長に勝てるわけがない」
「じゃああたしたちは何で勝負しようかとなった時に……うん、演奏を頑張ろうと!」

と言ってましたし。そりゃYumi(Dr)もスネアのヘッド破っちゃうわ(笑)。espoirで破ったのかな、次のifに入る前に交換してましたね。そのYumi、今回からドラムのセッティングを変えたようで、左右高い位置にシンバルが多めになってました。でも全体的にはシンプルで正面は空いてるので、叩いている時の表情は良く見える。特に私の観ていた位置はDrの真正面だったので、彼が歯を食いしばって懸命に拍車を掛けるところや叩きながらも所々歌メロを口ずさんでいる様子が分かる。彼、短髪になってカッコ良くなったね!
JaYは存在感増したねぇ。スッゴイ私好みのGtトーンになってきている。音作りもプレイも。ただただリズム刻んでいるだけでもゾクゾクくるもん。まだ危なっかしさもある(そこらへんのスリリングさも魅力か/笑)んだけど、随分と頼もしくなってきました。

ラブリーのライブに来ると泣く。まぁ、ほぼ泣く。「22:45+崖の上=犯人告白」ってくらいの予定調和で泣く。ライブ自体それほど多くないから「久々に観た感激」がそれを助長するってのはあるんですが、無論それだけじゃない。メロディが、演奏陣から発せられる一音一音が、自分の浸透圧と同じというかスッと身体の(心の)奥深くまで入り込んでくる感じ。
ResistanceでのJaYとMao(Key)の絡みが。
espoirの限界へと向かう疾走が。
ifの懐かしさを感じる歌メロが。
やたらと涙腺を刺激してウルウルさせやがる。

続いて披露された、静寂を打ち破る最初のKeyのフレーズからケツまで隙無しの名曲Tales of Promise ~天国に寄せるポエトリー~が(My涙腺的に)さらにヤバい。歌唱や演奏は勿論、ふっきーの書いた歌詞、いや物語が響いてきて、既に“ウルウル”状態だったのを“滂沱”状態に変える。
その次に披露されたHydrangeaはどう考えてもオイラに一息つく余裕を与えてくれるための選曲ですわ(←)

「一緒に盛り上がりましょう」的MCを挟んで、観客との掛け合いチューンDiamondへ。この曲、間奏部分に「オイ! → オイ!オイ!」っていう、「1回拳上げ → 2回連続で拳上げ」っていう掛け合いパートがあります。この時に「オイ!ってやるときのふっきーのジャンプが可愛いな。うん、このことブログに書こう」とか考えながら拳上げてたら、オイ!1回のところで1人だけ2回やっちゃった(笑)。すんません、初めてライブに来ていまいちノリが分からない子みたいなアクションしちまいまして(恥)


そしてこの後に来たのは、……「あの曲」だ。
Dream!

私はラブリーのファンの方とも話をすることが度々あるわけですが、しばしば話題に上るのはこの曲のこと。それは単純に曲の出来が素晴らしいということもあるし、作曲したのが既に脱退したKAZU(現Art Of Gradation)だってこともあるし、そのKAZUが歌うパートの存在ってのもあるし、ふっきーが書いたその歌詞ゆえということもある。とにかく、ファンにとっては大切な曲、特別な1曲であるんだと思います。バンドにとっても東日本大震災に際してこの曲の歌詞載せMVをアップ(→コチラ)したこともあり、ポジティブだけど押しつけがましくないメッセージを込めた曲として大事な曲であろうと想像します。

以前この曲を生で聴いたのはいつだったか…?多分、2012年4月14日、渋谷BOXX。アルバム「genesis」ツアーの追加公演。ライブDVD「MEMORY OF GENESIS ~Lovely Music Tour 2012 Final~」の内容はこの日のライブですが、Dream!はDVDに収録されていません。
それはともかくこの曲は、ファンが、聴けるとは思っていないけど聴きたい曲として常に心の中で温めているような曲、だと思うのです。

間違いなくこの日のハイライトでしょう。
この曲を演奏してくれたバンドに心から感謝したい気持ちでいっぱいです。
イントロが流れ始めた瞬間の(やるって薄々分かってたけど)「ウソ!?マジで?」という戸惑いを経て、観客歌いまくりのメインメロディから1番のサビまで終始涙が頬を伝う一歩手前みたいな感じでしたが、2番でキタ。

大好きな歌を口ずさむように
何度もしおりを挟むように
なにげない言葉が ふとした瞬間に
支えてくれることを 君は知らない


この歌詞の「何度もしおりを挟むように」の歌詞が響いてきて、ここ3年ほどのラブリーの道程に思いを馳せたら一気に涙がブワッて溢れた。

そして2番の後のKAZUが歌うパートをファンに歌わせるふっきー。

きっかけをなくしても
流した涙に溺れても
僕らは生きている また笑える
それを繰り返すから


そのファンの歌声が思いのほか大きく、私も一緒に歌いながら涙した。感激した。
「この曲、こんなにファンに受け入れられてるよ!」ってKAZUに聴かせてあげたいって思った。
同じ船に乗って探しに行こう」の後のふっきーの完璧なロングシャウトまで正に“夢”のような、奇跡のような一時でした。
ここで感極まってしまった自分、ラストのキラーチューンHyperionでさえ平坦に聞こえてしまうほどの茫然自失。


告知MCによるとアルバム制作中で、できれば6月くらいには出したいとのことでした。ふっきーが「6月くらい」って言った時、(メインソングライターである)Hibikiが首を絞めるようなポーズして苦笑いしてたのが印象的でしたが…。
感謝感激のライブ、唯一の心残りは投げキッス(Love you♡)が無かったことですなぁ(笑)

<セットリスト>
1.開幕~Resistance
2.espoir
3.if
4.Tales of Promise ~天国に寄せるポエトリー~
5.Hydrangea
6.Diamond
7.Dream!
8.Hyperion



NoGoD
出演順、彼らが最後なのは確信していました。PRJの場合、その後のセッションもあるし、出演者全部をまとめあげイベント全体を総括するようなMCを期待されているようなところもあり、“弁が立つ”バンドがトリに選ばれることが多いです。陰陽座しかり、団長(Vo)率いるNoGoDしかり。
ちょっと音がごちゃごちゃしていましたが、初めて観た昨年の『PURE ROCK JAPAN LIVE 2013』の時同様、素晴らしいライブアクトだと思いました。リズム隊はめっちゃ安定してるし、華凛ちゃん(Ba)は動きが可愛いし、ツインGtはKyrie(7弦Gt)がメタリック・Shinno(6弦Gt)がHR的とタイプが異なっているし、団長のショウマンシップの高さは折り紙付き。あと、華凛ちゃんが可愛い。
団長、CDでの録音に比べると歌い上げるパートでの伸びが不足しているし、歌唱自体も若干一本調子の感がありますが、演奏陣が補うコーラスの効果もあって満足度は低くない。それよりフロアを盛り上げる煽りやアクションのプラス面が上回っているので、盛り上がりますよね。MCも自虐的に自分達を笑い飛ばしつつも、観客の意識を熱く纏め上げていて素晴らしい。メタラーって“unite”するの好きだからねー。こっぱずかしくなるような台詞に感じさせないで、こういった雰囲気を作り上げるのはなかなかできない事。
選曲は前回の方が良かったかなー?カクセイって必ずプレイする曲じゃないのね。

因みに演奏時間は各バンド1時間でした。



スペシャルセッション
セッションは往年の名曲をみんなでカバーするというPRJ本家とはまた違って、NoGoDSTAND UP!を、バンドと、ふっきーとAldiousのYoshi(Gt)とトキ(Gt)と一緒にプレイ。ラブリーの楽器隊も乱入してたけど。JaY、シールド繋がってないGt持って弾く真似してるだけなのに目立ち過ぎだw
しかし、JDふっきー可愛いなー。ゆるふわ髪の揺れがイカンのだよ!(笑)


出演バンド・観客自身・プロデュースの土屋氏、それぞれに拍手を送る団長の素晴らしいMCによる締めでもって大団円。PRJはほんと素晴らしい雰囲気の中で行われるイベントよね。
今後、【レジェンド中心の本家】【若手中心のEXTRA】という流れになっていくのか分かりませんが、EXTRAのvol.2の開催決定を楽しみに待ちたいと思います。
大変な状況の中、バンド・関係者・観客の皆さま、お疲れ様でしたー。めちゃめちゃ楽しかった!
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COMMENT 6

お客様  2014, 02. 16 [Sun] 18:57

いつも拝見しております。
私、初めてのライトブリンガーのライブでした。
Dream!は、もはや生演奏では聴けない曲と思っていたので、聴けたことはとても感激でした。
感動しすぎて、涙があふれるだけでなく、曲の多くの間、呆然と突っ立っているという、ノリの悪い客になっていました。
ただ、Kazuの歌パートは力の限り歌いました。

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アミダラ  2014, 02. 17 [Mon] 18:39

芸が細かい…♪♪♪

お邪魔します。

見事なライブレポを、ありがとうございます。
当日の熱気が甦ります。

ラストのHyperion も、照明も相まって神々しかったデスよね。

学校法人純岩(ピュアロック!)学園の求人広告を探します。

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DD  2014, 02. 17 [Mon] 19:34

ラブリー含めて2バンド見たので、感想をそれぞれ書きますね。
 
 個人的にラブリーが後と見たのは、key.がシンプルに加えてるならともかく、かなり入り組んでるでしょう、ラブリーは。故にそれ以外のどちらが先かな、と踏んでみると、Aldiousでしたね。

 彼女らは結構場数踏んでるゆえに、タイトに自分たちの世界を作り上げてましたね。新曲を中間に入れて(その感想は後に述べるとして)、新旧織り交ぜてる印象だったような(曲目をそちらと同様に知らないので、後に出るだろうliveレポを見てみたいと思います)
 DominatorってPainkillerっぽいですか(苦言でなく)?むしろモダンになった「Defenders~」か、「Ram It Down」のどちらかの影響があると感じたのですが(聞く人によって異なるでしょうが、ある程度Judasを聞いてるので、そう感じた次第)

 ラブリーは前に見たイベントよりは、タイトに音が聞こえていて、新旧のいい曲を混ぜつつ、最新の曲を入れてましたね、彼らの音楽性を伝える選曲が細かにされてよかったと思います。新譜がどんなふうになるか、楽しみです。(結局Dreamは演奏される時には、ああいう方式をとるのですかね?聞きたいファンも多いでしょうし)(個人的にはmerrymakerか、真夜中のサーカスを入れても良かったかな、最新譜のどれか外して)

 Extra 2はどんなふうになるのですかね、バンドいかんによっては行ってみたいと思います。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2014, 02. 17 [Mon] 22:16

お客様、

コメントありがとうございます!
初めてでDream!とはなんとレアな!(笑)
ライブなんて周りに迷惑かけなければ、どんな風に観てたっていいと思いますよ。
次、いつになるか分からないライブではDream!やらないと思いますが(笑)、懲りずにまた観てみてください。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2014, 02. 17 [Mon] 22:21

アミダラさん、

こちらこそ読んでいただき、ありがとうございます。
正直ラストのHyperionは気が抜けてしまってよく覚えていないのです(苦笑)。アミダラさんのその記憶を分けていただきたいくらい。
純岩学園に就職したいですねぇ。用務員でもいいんで(笑)

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ヒゲ・スカイウォーカー  2014, 02. 17 [Mon] 22:28

DDさん、

NoGoDは観られなかったのですね。

Aldious、DominatorはPainkillerっぽいとは全然思いませんね。というか演奏に着目して聴いてないかもしれません自分(笑)。歌メロが好みなもので。

ラブリーはDream!以外はここ最近の“メタリック・サイド”のセトリという感じです。espoirの代わりにjust kidding!だったりBURNED 07だったりはしますが、ifとHydrangeaで緩急つけるのはお馴染みですね。

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