PRIMAL FEAR「DELIVERING THE BLACK」


PRIMAL FEAR「DELIVERING THE BLACK」 (2014)

ドイツ産、というには多国籍バンドになってしまいましたが、正統派HMバンドPRIMAL FEARの10thアルバム。
 Ralf Scheepers(Vo)
 Mat Sinner(Ba)
 Randy Black(Dr)
 Magnus Karlsson(Gt)
 Alex Beyrodt(Gt)
現行のラインナップですが、こりゃ改めて眺めてみると凄いメンツですね。スーパー・バンドですわコレ。

前作「UNBREAKABLE」も非常に優れた出来でしたが、本作はそれに輪をかけて素晴らしい。傑作だと思います。
徹頭徹尾、メタル。こっぱずかしいほどメタル。あのJUDAS PRIEST「JUGULATOR」の伝説の帯タタキ文句『とてつもなくヘヴィ、限りなくメタル』は本作にこそ相応しいんじゃないかと思ってしまいます。メタリックな切れ味と強力な推進力、漢くさい掛け声系コーラスとロマンティックなGtメロディを完備、ファスト~ミドル~バラードと揃ったバランスも良好で、厚みと煌めきのあるサウンド・プロダクションも正にメタル。

前半の「これぞメタル!」という楽曲、サビメロはメロディアスというよりRalfの鋼鉄声を生かした割と無骨でガッツィーなものが多いですが、その代わりと言っちゃなんですが間奏はかなりメロディックです。どの曲も間奏の入りのところでゾクッとくるし、その落差が聴き処。Gtチーム、素晴らしい仕事してます。メロデス系のバンドではなく、こういう正統派HMバンドのGtパートが充実しているのを聴くのはとても嬉しいものですね。

曲の並べ方も良いです。アルバム冒頭からガツンとくるけど先に進むに従ってさらに尻上がりに素晴らしくなってゆくので、聴後感は抜群。特に9分超えの大作⑦One Night In December以降に私好みの楽曲が揃っているのが嬉しいです。めちゃめちゃメロディックなテーマメロにMagnus臭がする⑧Never Pray For Justiceとドラマティックなバラード⑨Born With A Broken Heartは名曲認定。
筋肉増強剤を投与しまくったメロスピみたいなラスト曲⑩Inseminoidの破壊力も眩しい。


個人的評価としては名盤「SEVEN SEALS」(2005)と並ぶか、という傑作。
もしかしたら本作の方が上かも。

【お気に入り】
⑧Never Pray For Justice
⑨Born With A Broken Heart
⑦One Night In December
⑩Inseminoid
③When Death Comes Knocking
PVは → コチラ。マッスル!マッスル!


①King For A DayのPV → コチラ。
こっちの方がもっと「マッスル!マッスル!」だわ。笑っちまうほどに。


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COMMENT 2

DD  2014, 03. 09 [Sun] 19:36

 今年出る中でもかなり上位に来るぐらいのできですね、今作は。(彼らの歴史の中でも)

 日本盤はかなりしまった作品ですが、これが洋盤だと、9の後に直にInseminoidが来るようで、聴後感にギャップは出ないのでしょうか、前半かなり攻め立てる構成となってるだけに。

 来日したら行こうと思います(ただ、その後Extreme(再始動、仕切り直し含んででしょうが)だ、Rhapsody~だとどれか選ぶようになりかねないだけに、きちんと考えないといけないかも)。

気に入った曲・・2,3,5,7,9

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ヒゲ・スカイウォーカー  2014, 03. 10 [Mon] 22:54

DDさん、

素晴らしい作品でした!

私が買ったのは御推察の通り輸入盤でしたが、曲順に関してはマイナスには感じませんでした。最後Inseminoidでガッツィーに締めくくってくれて良かったな、という感じです。

6月だけでもかなりライブ決まっていますよね。私はPRIMAL FEARとRHAPSODYは行きますね。

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