CHILDREN OF BODOM「SOMETHING WILD」


CHILDREN OF BODOM「SOMETHING WILD」 (1997)

90年代半ばから急速に盛り上がったメロディック・デスメタル・シーンに、フィンランドからジャジャン!と登場し、駄目押しの一手となったチルボドのデビュー作。私が持っているのは輸入盤ですので、バンド名と同じあの名曲は入っていません。
正に衝撃のデビューと言っていいでしょう。正統派HMよりさらにメロディックな旋律、華麗なネオクラシカル・ギター、キメの多いテクニカルな演奏、そして初期チルボドのトレードマークと言える大胆でド派手なキーボードの導入。Janne Wirman(Key)によってブチかまされるオーケストラル・ヒットには当時誰もが驚かされたことと思います。この時点で既にこのバンド特有の要素が全て揃っています。これで制作時にメンバーはまだ10代っていうんだからさらに驚きです。
しかし個人的には、曲単位で印象に残っているものが少ないアルバムでもあります。それは本作を聴いてからあまり間を開けずに、その才能が完全開花した傑作2nd「HATEBREEDER」がリリースされてそっちばっかり聴いていたこと、また本作では瞬間々々では美味しいフレーズが乱舞するものの、曲の構成がこなれてなく唐突な場面展開が多いことが理由ですね。

とはいえ、正統と異端が同居するような音楽性を持つこの大型新人は、期待に見事に答えてメタル・シーンの中核を担う重要バンドへと成長してくれるのでした。

しかしAlexi Laiho(Vo&Gt)、「ヤッ!」とか「ウォ!」とか「ホォ!」って言い過ぎ(笑)

【お気に入り】
①Deadnight Warrior
冒頭の「フォ!!」→Key「ジャ!ジャンッ!」と中盤のクッサクサ疾走の畳み掛けが衝撃
⑦Touch Like Angel Of Death
この曲が一番正統派よりかな
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