LIGHT BRINGER セミナー@MI JAPAN TOKYO

『LIGHT BRINGER SEMINAR in TOKYO』 MI JAPAN TOKYO (2013/8/20)

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『らぶりー くりにっく つあー 2013』と題されたLIGHT BRINGERのセミナー、というか無料ミニライブを観に行ってきました。場所はシングル「noah」発売時のミニライブの時と同様、渋谷にあるMI JAPAN TOKYO。

そもそもこういう無料イベント、しかも場所はMI JAPANということで、対象のお客さんはミュージシャンを目指す若者だったり、MI JAPANに入学を考えてる方、既にMI JAPANの生徒の方、そういう皆さんなような気がします。そんな所に若くもない、しかも楽器演奏もできないワタクシが行く、この場違い感よ。ゴメンな(笑)

平日に17:30開場、18:00開始というスケジュール自体、仕事終わりに行くには(時間的に)厳しいものがあるわけですが、この東京校でのセミナー開催を知った途端に指が勝手に動いて申し込んでしまったため、この日の夕方はギリギリのタイト・スケジュールで動かねばならんのでした。「会社を定時で上がって、○○駅発xx:xxの電車の乗れたならば△△△駅での乗り換えは…」とか「何両目の右側が改札に近い」とか、犯人のアリバイを崩さんとするトラベル・ミステリの刑事顔負けの真剣さでシミュレートしまくりっス。しかしながら、どんなにスムーズに渋谷駅に辿り着いても時間は開始時刻である18:00。最後に雌雄を決するのは「己の脚」であろうというこの局面、読者諸氏ならばどう対処するのだろうか?

いや、頑張って走るしかないんスけど(笑)

ご存知の方もいると思いますが、渋谷駅からMI JAPAN TOKYOへ向かう道ってずっと登り坂なんですよね。会社から最寄り駅まで走っただけで膝がガクガク笑いまくりの自分大丈夫なんだろうかと思いつつも、ダッシュ!!

マラソン実況風にまとめるとこんな感じ。
実況「各選手がゴールする中、この心臓破りの坂を通過するのは残り1名です」
解説「ヒゲスカ重金属工業の選手、だいぶ疲れてますね」
実況「かつては“山の神”の名を欲しいままにしていた彼ですが…」
解説「これはダメですね。完全に顎上がってますし(冷笑)」
実況「前回のサマソニ大会の疲れが残ってるんでしょうか?」
解説「いや、ただの練習不足でしょう」

そんなこんなで18:04に会場到着。少々進行が押していたこともあり、なんとかメンバー入場前に間に合いました。
会場に着いて、豚のように汗を滴らせながらハァハァしてたのは何を隠そう私です。ハァハァしてたのは坂ダッシュしたからであって、決して ( ゚∀゚)o彡゚ ふっきー!ふっきー!って興奮してたからじゃないのよ。
それはともかく、会場に椅子が用意されてあり、かつ冷房が効いていたのは助かりました。クーラー効きすぎていて、その後だんだん寒くなってくるんですけど。


****** この記事、セミナー内容に入るまで引っぱり過ぎだろ ******


ラブリーのメンバーでは、JaY(Gt)がMI大阪、Yumi(Dr)がMI札幌出身になります。また、元メンバーのKazuとSeiyaもMI出身者ですね。最近のメタル系、特にテクニック嗜好のミュージシャンになると人脈的な要素もあり、自然とMI出身者が多くなるのかもしれませんなぁ。

一口に「セミナー」というと何だか、講師の上手い言葉にノセられて何か申し込んじゃったり思わず高い物買っちゃったりっていうのが思い浮かびます(ません?)が、この日のスペシャル・セミナー、勿論そんなこたぁありません。いや、むしろもっとMI JAPANの宣伝しなよって逆に心配になっちゃうくらいです(笑)

この日の流れはこんな感じ。
 ①メンバー入場
 ②Hyperion演奏
 ③質問&応答コ-ナー
 ④Eau Rouge演奏
 ⑤Eau Rougeの奏法解説コーナー
 ⑥自由質疑応答コーナー
 ⑦Fallen Angel演奏
 ⑧集合写真撮影



MI東京のスタッフの司会進行により、拍手の中メンバーが入場し、おもむろに準備を始めます。そして、学級委員長ふっきーの号令、
「起立ッ!」

来場者一同立ちあがって、ほとんど段差のないメンバーと同じ目線で、かつ超近距離でのHyperionの演奏です。メンバーは皆カジュアルでリラックスした格好(MaoはPRJの時のTシャツ着てましたね)ですが、演奏と歌唱はマジ。超本気っす。
前回ミニライブと同様、この会場とても音が良いですね。なお且つバンド・サウンドは超タイトで切れ味鋭し。なんだなんだ、このめちゃめちゃ締まってるんだけどこじんまりしてない出音は!私はツアー・ファイナルの渋谷WWW公演に行けなかったのですが、こんな凄い音出してたのかよ!?
前回ふっきーが歌うのを観たのは、絶不調だったタワーレコードでのインストア・ライブだったので、この日パワフルに歌っている彼女の姿を観ただけでもう幸せ一杯胸一杯で、ウルウルきそうです(笑)
歌唱は勿論、演奏しているところを至近距離で見てもらうのがこのセミナーの主眼でもあるので、ソロパートになるとふっきーはステージの端っこへ移動。間奏でのふっきー、後ろ手組みながらリズムとっててかわゆす。演奏中に脱げちゃったJaYの帽子を拾って被せてあげるふっきーもかわゆす♡

Hyperionが終了すると来場者着席、ステージにも椅子を用意してメンバーも着席。メンバーの自己紹介後に質問に答えるコーナーになりました。あらかじめ来場者からは質問事項を用紙に書いてもらっていたようで、先述のMIの司会の人が質問を読み上げて、メンバーが答えつつ談話しつつバンド側でどんどん会話が広がっていく、という感じ。一応司会の人はいるけども、メインの進行はバンド側に任されている様子で、ふっきーの司会者っぷりが見事でした。各メンバーの説明に絶妙に相槌を打ちつつ進行させ、専門的な知識が出てきたり分かりづらい部分があったら噛み砕いて説明したり、横から茶々を入れてくるJaYを時に一喝、時に冷たい視線でさばいたり(笑)、と。

しっかし、一つの質問から話が広がる広がる。それは無駄にダラダラ脱線(って時もあったけど/笑)してるわけでなくて、音楽に対するメンバーの真摯な姿勢と来場者/ファンに対して色々伝えたいという思いが現れていたと感じました。時間が押すであろうことをあらかじめHibiki(Ba)から会場側へ伝えてあったようですが、時間を気にするスタッフと、「え、こんなに長々と時間とっていいの?無料なのに」と戸惑いつつ喜ぶ来場者と、色々喋りたいメンバーと三者三様の不思議な場。
終始和やかな雰囲気の、笑いに包まれながらのセミナーで、今のバンド内の空気が非常の良いことを感じられて、私はとても嬉しかったですね。

バンド側にとってもファンのリアルな声や反応を直接受け取れる場は貴重でしょうし、だいぶ雰囲気もくだけてきたこともあり、2曲目として披露されたインスト曲Eau Rougeではふっきーの「自分の興味のあるパートの近くに寄って見て」との声で、椅子の位置に関係なく自由観覧方式に。ドラムをやっているという青年はなんとステージ上、Yumi(Dr)の真横で観ることができるというフリーダムな展開。Yumi「緊張するなぁ」連発(笑)
その後のEau Rougeの最難関パート(Drリニアフレーズの上でGt&Baがユニゾる)の解説では、ラブリーのテクニカル面での凄まじさにビビりつつ、非常に興味深く聞けました。凄過ぎて全く理解はできてないんですけど。


ふっきーのことばかり書いて恐縮、いや、ほんとは全然恐縮してませんが(笑)、ふっきー先生のヴォーカル講座がとても興味深かったのでここにカキカキします。
質問に答える形でライブ前の準備の方法や練習方法等、彼女なりに気を付けている点について詳しく説明してくれたんですが、特に腹式呼吸を説明する時の彼女の“声”が印象に残ったので。
ふっきーの歌声はバカでかいです(笑)。それは真理。「水は高いところから低いところへ流れる」「デーモン閣下は悪魔である」「MANOWARメンバーはツアーの為に家を出た瞬間から武士になる」ってくらい、当たり前のこと。でも普通に喋っている時の声はそんなに大きくないんですよね。そりゃまぁ耳が遠いわけでもないのに普段からドでかい声で喋りはしないでしょうし、ヴォーカリストとして喉を労わるという点からしてもそりゃごもっともでしょう。要は「普段喋りモード」「歌唱モード」との切り替えってことなんですが、「歌唱モード」へとスイッチする際の凄さに圧倒されちゃいました、ということです。
かつてB'zのドキュメンタリーDVD「The true meaning of "Brotherhood"?」で、稲葉浩志(Vo)がまるで自らの身体を楽器のように使って腹から声を出す場面を見てビビったものですが、正にそれを目の前で見せられたようでした。腹にめいっぱい息を貯めてから声出すふっきー、凄ぇわ。「ハッ!」「ハッ!」ってまるで武闘家のようだ(笑)。
横隔膜を十ニ分に使った腹式呼吸を以って歌う為に、ジャンプしながら歌うという練習をしているらしく、それを延々と実演してくれた光景がまたシュールかつキラーかつ萌え萌え。「ハッ!」「ハッ!」って。彼女、文系少女(?)かと思ってたら、まさかのアスリートっぽい一面も垣間見れたりして、貴重な体験でした。
しかし、横隔膜の使い方や腹式呼吸を丁寧に説明している時に、喉や首筋が見えるように繰り返し髪を掻き上げるんだが、それがやたらSexy。セクシーさを狙っていないだけに逆説的にセクシー(笑)。あと、しっかりと腹式呼吸が出来てる時に如何に下っ腹が膨れるかというのを、横向いてお腹の膨らみ具合とか腰回りを魅せる、いや、見せるという大盤振る舞い(?)っぷり。「ほら、こんなに膨らむんです」みたいな。私がンなこと書くと変態っぽく感じられますが実際はまるでそんなことなく、実に健全(笑)、一生懸命説明してくれる姿勢に感激しましたよ。
来場者の挙手による質疑応答タイム(⑥)では、各メンバーそんな感じで興味深い話を次々披露、ファンとしては非常に楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまったのでした。

最後の演奏曲Fallen Angel(名曲!)の前には各メンバーから見どころ聴きどころが発表されてからの演奏でした。
 Yumi「いつもよりスティック回します」
 Hibiki「時折挿入される16分のドゥルルル」
 Mao「ピロピロ頑張ってるところ」
 ふっきー「Aメロの最後、YAMA-Bさんなところ」
 JaY「演奏中に帽子が取れるかどうか」←

最後に来場者と記念撮影、トータル2時間超のボリュームたっぷりの非常に充実したイベントでした。もっと長くてもよかったけど。




以下、歌唱の事も楽器演奏の事もまるで分かってない管理人が、何言っちゃってるのコイツ的な事を箇条書きしてます。後々自分がこの日の事を振り返るための備忘録的なものなので、変な事を書いてても大人のスルー対応でよろしくです。

<ヴォーカル:ふっきー>
・ライブ準備はとにかく前日に寝ること(できれば10時間とか)
・ちゃんと腹式呼吸できてると肩が上がらない。肩が上がった状態で腹式呼吸しても途中までしか吸えない
・息と声を一緒に吐き出すのがポイント
・ワザと吐きそうになるマネやしゃっくりみたいにして横隔膜を動かす練習
・横隔膜を締めつける様な衣装は着ないように
・上手くなるにはとにかく物真似(男は瞬火、女は黒猫)
・のど飴舐めながらライブ。カリンのど飴がお気に入り♡
・のど飴を奥歯に挟みながら歌うと力み過ぎなくて良いというトンデモテク(人呼んでのど飴シャウト
・ライブの時の表情って大切


<ドラム:Yumi>
・練習はシャドウドラム
・Drで使う筋肉はDrをプレイすることによって鍛える
・「リニアフレーズ、覚えて帰ってください」
・バスドラを如何に速く踏めるか→足首だけで踏んでるのは個人的にはNG
・オーディション時、バスドラの皮破った


<ベース:Hibiki>
・他の楽器のフレーズをBaで弾く練習
・4弦と5弦の使い分けはチューニング
・チューニング下げた場合、Ba本体が重いほうが音が安定する
・使っている弦、薄い膜で覆われているため長持ち
・コードに対してどの音を採ってるか?(上達のコツ)


<キーボード:Mao>
・ラブリーは同期音源をほとんど使わない→Mao君大活躍
・ショルキーは実質片手しか使えなく、ラブリーで使う事はいまのところ考えてない
・全ての音を出せるのはKeyのみ、とにかく楽しく色んな音を出して色々弾いてみて


<ギター:JaY>
・「ギターの菊次郎です」
・「クワガタ採りに行ってました」
・メトロノームを使って練習したことない(!)面白くないから
・一緒に競い合って練習するのが◎
・MI大阪時の先生は大村孝佳
・ふっきーの部屋をコンコンダッシュ
・好きなギタリストはBrian MayとMarty Friedmanと○○響(Hibikiの本名)
 Hibikiの反応→「え、俺?つーか本名言うなし!」(笑)
 ※HibikiはGtもかなり弾けるらしい(Paco de Lucíaのように!)



最後に、イベント終了後にふっきーに質問した事を追記。
  ↓
 

そういえば予てよりの疑問があって、イベント終了後に物販コーナーにいたふっきーに質問してみました。

Tales of Promise ~天国に寄せるポエトリー~のサビ直前の歌詞って何て言ってるんですか?」

ふっきー、初めは内緒って言ってました(←かわゆす♡)が、「ギリシャ語で天国」って教えてくれました。調べてみると、どうやら【παράδεισος】[paˈraðisɔs]。発音は「パラディソス」に近いですね。
実際に曲を聴いてみると言ってる言ってる!ただ、「ソー、パラーディソス!」って聞こえるんですよねぇ。「ソー」の部分って何だろ?

私はギリシャ語は勿論分からない(日本語すら怪しいからな/苦笑)のですが、分からないなりにチラッと検索して調べてみましたが、“天国、楽園”の前にくっ付いてもおかしくなく、かつ発音が「ソー」に近い単語が見当たらないんですよねー。
主格(中性)の定冠詞、【το】[to]が近そうですが、「トー」っていうより「ソー」って言ってるしなぁ。場所を表す前置詞【Σε】[ðe̞] は「セ」ですねぇ。“あなたの”“私の”“私達の”っていう代名詞でも当てはまらなさそうな…。

ああー、「ソー」って何なんだァー???
お客様の中にどなたかギリシャ語に堪能な方、いらっしゃいませんかー!?(笑)
っていうか、ふっきー、もっかい教えて♡
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COMMENT 6

tobymetal  2013, 08. 23 [Fri] 05:38

はじめまして。

いつもブログ読ませていただいております。
ラブリーファンとしては垂涎物のイベントだったようで凄くうらやましい限りです(笑)

ところで、Tales of Promiseのサビ前、私はてっきり日本語で「ちょっとなにさ」と言っているかと思っておりました、私の糞耳(笑)
確かによく聴くと全然違いますね。
ギリシャ語だったんですね!

ということで驚きのあまり書き込みさせていただきました。

それでは失礼しました!

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ヒゲ・スカイウォーカー  2013, 08. 23 [Fri] 20:14

tobymetalさん、はじめまして。

いつも読んでいただき、またコメントも残してくださってありがとうございます。

イベント物でこんなに充実してるのは初めてでしたね。しかも無料、という。

Tales~のアレ、「ちょっとなにさ」はイイですね(笑)そちらの方がふっきーらしいかもしれません。「ちょっとなにさ!もう……知らないッ!」みたいな(笑)

これからも宜しくお願いいたします。

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DD  2013, 08. 28 [Wed] 20:42

 ギリシャ語はさすがにわからなかったです、いくらいろんな外国語を聞いてきたとはいえ(もう少し発音を、というと声の良さを壊す危険性もあるし、難しいところですね)(ちなみに、こっちが最初に聞いた印象は「しょうがないでしょ..」でした)。

 これ巻き舌な上に、いろいろ試した結果こうなったんでしょうし、それなりの苦労があったでしょう(語感は英語に近いのかもしれませんが、訳すと楽園へ、かなたへ、かもしれません)。

 今後どうするか、わかりますか。

 こんな感じです。

 

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ヒゲ・スカイウォーカー  2013, 08. 29 [Thu] 20:00

DDさん、

コレ、教えてもらわないと分からないですよね(汗
「しょうがないでしょ」は言い訳がましくってなかなか味があると思います(←)

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お客様  2014, 02. 04 [Tue] 23:09

超うらやましいです

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ヒゲ・スカイウォーカー  2014, 02. 05 [Wed] 19:27

お客様、

これほんとに無料でいいの?
…というくらい盛り沢山の内容でした!

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