JUDAS PRIEST「DEMOLITION」


JUDAS PRIEST「DEMOLITION」 (2001)

『メタルゴッド再発見』集中連載の第12回。
プリースト史上最も評価の低いアルバムかもしれない、ヴォーカルがTim Owensに代わっての第二弾。2000年に前VoのRob Halfordは自身のバンドHALFORDで名盤「RESURRECTION」をリリース。それに感化されたのかされてないのか分かりませんが、前作のモダンな要素は引き継ぎつつ、ややメロディックな感触が戻ってきました。
しかし、これがいかん。中途半端というか高揚感があまり感じられないんですね。前作から間が空いたことによりファンが冷静かつ厳しい視線で新生プリーストと対峙したこと、本家より“プリーストらしさ”に溢れた前述のHALFORD「RESURRECTION」と必然的に比べられてしまったことも不運だったような気がします。

timowens1997.jpg 1997年のTimさん  
      
timowens2001.jpg 2001年のTimさん
Timも何だか丸くなっちゃったし。“切り裂き魔”どころか純朴な青年だ。いいヤツそう。
(両極端な写真を載せてはいますが……汗)

しかし、バラードの⑤Close To You⑪Lost And Foundは割と良く聴きます。Timはメタリックな歌唱は得意なものの、繊細なメロディラインは不得意だと、後にYNGWIEのバンドで歌った際にバレてしまいますが、私はTimが歌うバラードが結構好きなんですね。不器用な男の哀愁みたいなのが漂っていて。特にはかなり好き。口ずさんじゃう。

※『北斗の拳』のジャギの如く、ライブにて「俺の名を言ってみろ」と繰り返していたTim ‘Ripper’ Owensが、自ら作曲に参加して⑭What’s My Nameという曲を収録(日本盤ボーナス)してきたときには思わず笑っちまいました。如何にファンに受け入れてほしかったのかが分かる、涙ぐましいまでの営業努力。
jagi.jpg

【お気に入り】
⑪Lost And Found
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