MEGADETH「SO FAR, SO GOOD... SO WHAT!」

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MEGADETH「SO FAR, SO GOOD... SO WHAT!」 (1988)

3rdアルバム。
Dave Mustaine(Vo&Gt)の相方GtがChris PolandからJeff Youngへ、DrがGar SamuelsonからChuck Behlerへ交替しています。…とか書いておいてなんですが、このアルバムの両デイヴ以外のメンバーってMEGADETH史上最も影の薄い2人なんじゃないのか?ってくらいの名前の聞き覚えの無さですね。「誰それ?」って感じ(笑)。

どこか「歪さ」を感じるアルバムです。
Mustaineはドラッグでボロボロだったって話もありますし、アルバム毎にメンバーを解雇しちゃうインギー伯爵顔負けの独裁者っぷりを発揮してたようですし、まぁ個人としてもバンドとしても不安定な時期だったのかもしれません。
いきなりテクニカルなインスト①Into The Lungs Of Hellで幕を開け、前作「PEACE SELLS…BUT WHO'S BUYING ?」(1986)譲りの病的な展開を持つ曲もあれば、のような能天気さがあったり、やたらドラマティックに聴かせる曲(⑥In My Darkest Hour)があったり、狂ったようにひたすら突っ走る曲もある。『インテレクチュアル・スラッシュ・メタル』たる曲でもどこかチグハグな感じが付きまといますね。
やたらポップな③Anarchy In The U.K.SEX PISTOLSカヴァー)の存在のせいもあるかな。

ただ、そういったアンバランスな感覚は必ずしもマイナスなものでもなく、「コイツ、何しでかすか分からんな」的な緊張感がスリリングに感じられたりもするんだから面白い。この危うさはこのアルバムでしか味わえないものかもしれません。④Mary Jane⑤502の展開なんてほんとめちゃくちゃですわ(笑)
陰の薄さに反して(?)Jeff YoungのGtプレイはなかなかキレてるし。

【お気に入り】
⑥In My Darkest Hour
⑧Hook In Mouth
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