ICED EARTH「FRAMING ARMAGEDDON」


ICED EARTH「FRAMING ARMAGEDDON -Something Wicked Part.1-」 (2007)

米国産質実剛健正統派HMバンド、ICED EARTHの8thアルバム。5th「SOMETHING WICKED THIS WAY COMES」収録のSomething Wicked Trilogy(名曲×3!)をプロローグとするコンセプト作の前半部分。ヴォーカルは前作「THE GLORIOUS BURDEN」(名作!)に続きTim“Ripper”Owens。しかし次作のコンセプト後半ではMatt“出戻り”Barlowに再び交代という…(苦笑)

さてこのコンセプト、リーダー・Jon Schaffer(Gt&Vo)のペンによるオリジナル・ストーリーのようですが、内容はさっぱり分かりません(笑)。読み解く気概も持ち合わせておりません(苦笑)。
重ねて言うと、本記事のタイトルにはアルバム名を掲げておりますが、実は言いたいことはただ一つ。

Ten Thousand Strongが大好きなんですけれど、どうしたらいいですか?

ほんとはコレ↑を記事のタイトルにしたいくらいですが、理性を総動員して自粛した次第です。

Ten Thousand Strongはこのアルバムの8曲目に収録されているリードトラックですが、私はこの曲が大好きで癖になって聴かないではいられない身体になってしまって病気なんじゃないかと思うんだけどもう何年もこんな状態なのでこのままずっと死ぬまでこうなんだろうなと思っているような、そんな曲です。

アルバム自体は(ボーナス・トラックを抜いて)全19曲70分に及ばんとする大作であり、それほどとっつき易い作品ではありません。バンドとしてはもしかしたら最も落ち着いていなかった時期かもしれず、ほとんどJonのソロ・プロジェクトでTimが歌った、みたいな制作陣容ではあります。そのせいかどうか分かりませんが、統一感は感じるもののバラエティに乏しく、練り不足なきらいはありますね。曲自体もいつもにも増して無骨な印象のものが多いように感じます。歌メロがちょっと退屈なんだよなー。全体的にバッキング・コーラスが豪華になって歌い上げるサビが多いんですけど肝心のメロディがこれではちょっと…。

全くもって褒めてませんが、これはバンド全ての、アルバム全ての魅力が⑧Ten Thousand Strongという1曲に吸い取られてしまったせいだと勝手に捉えております。本作での強化ポイントでもある「コーラス・ワークの充実」が見事に結実しているのがこの曲。キャッチーだけど地味、いや浮ついていない、歌い上げているんだけど軟弱じゃなくて勇壮。このバンドにしてはリフ志向というより歌メロ志向かな(メイン・リフもクソかっこいいけど)。冒頭いきなりカマされるTimのシャウトが凄まじいし、ラスト近くのサビメロをバックにしてのアドリブ気味の歌唱も最高。Timの魅力を完全に引き出した1曲だと思います。ド派手じゃないし「完璧な名曲!」と言うのは憚られるのですが何故かリピートを誘われ、そんなこんなしているうちにドップリ。Timを擁したICED EARTHの一つの到達点ですわ。

あぁー、やっぱTen Thousand Strong最高だわー。


以下、しつこいほどのリンク貼り攻撃。
⑧Ten Thousand StrongのPV → コチラ。
「こんなPV作らない方が良かったんじゃね?」ってくらい最高にダサくて、もう最高(笑)。スター・ウォ-ズ大好きイズム丸出しなところも高ポイント。3:30辺りに出てくるのって完全にアナキン・スカイウォーカー(っていうかヘイデン・クリステンセン)じゃないか?(笑)

⑧Ten Thousand StrongのYouTube音源 → コチラ。
ダセェPVは見たくないという方はこちら、どぞ。

⑧Ten Thousand Strongの2008年のライブ → コチラ。
VoはMatt“Tシャツ裾はズボンにイン”Barlow。Mattの歌唱はちょい苦しそうだけど、無骨なコーラスがめっちゃかっこいいし、Jon様の存在感抜群。照明豪華!

⑧Ten Thousand Strongの2007年のライブ → コチラ。
VoはTim。Wacken Open Airのトリ(!)を務めた時のライブ。ここでも光り輝くJon様の存在感よ!反対にTimは歌声はともかくフツーのお兄ちゃんだね。

⑧Ten Thousand Strongのライブ音源を編集したもの → コチラ。
ご苦労様な事にTimとMattのヴォーカルを編集して合わせた音源。


【お気に入り】
Ten Thousand Strong一択!
まぁ、大作⑫The Cloudingも割と好き。


スポンサーサイト

COMMENT 4

kazz_asai  2013, 06. 18 [Tue] 21:13

三日会わざれば…

Horror Showあたりまでは大好きなバンドだったのですがなんとなく興味がうすれ、リッパーが加入してからの作品も聴いていませんでした。しかし教えていただいたTen Thousand Strong、これは名曲ですね。セサミストリートみたいなPVだけが残念ですが、一挙に自分の中で彼らのステイタスが上昇しました。
私が一番好きなのは1stです。あの暗く湿ったパワーメタルを創造したのがフロリダ出身のバンドということで驚いたものです。
しばらくサボっており、いつかは聴かねばならないと思っていましたので、この機にまとめ買いして再び氷河期の世界に没入することにします。

Edit | Reply | 

ヒゲ・スカイウォーカー  2013, 06. 19 [Wed] 20:05

kazz_asaiさん、

おおおー、気に入っていただけたようで嬉しいです!

浅井さんは1stですか。私はMatt加入以後しか聴いてないんですね。初めて聴いたIEのCDは、MattのVoで再録したベスト「DAYS OF PURGATORY」でした。リフを連ねる凝った展開は初期の方が冴えているかもしれませんね。

Edit | Reply | 

リッキー  2013, 07. 09 [Tue] 14:15

私はDark Sagaからのファンです!
私もこの曲がIcedの1番の名曲だと思います。後は最新作のdystopiaですかね!

ずっ〜と来日待ってるんですが、なりませんかね…

Edit | Reply | 

ヒゲ・スカイウォーカー  2013, 07. 09 [Tue] 19:43

リッキーさん、

同じTen Thousand Strongスキーとして、大変心強いコメントをありがとうございます!

私も最初に買ったオリジナル・アルバムは「DARK SAGA」ですね。
もう単独来日が無理なら、どさくさに紛れてラウパーに来ちゃって欲しいんですよね(笑)

Edit | Reply |