我孫子武丸『警視庁特捜班ドットジェイピー』

我孫子武丸_警視庁特捜班ドットジェイピー
我孫子武丸『警視庁特捜班ドットジェイピー』 (光文社文庫)

我孫子武丸の『警視庁特捜班ドットジェイピー』を読みました。B!誌の「ROCKOMANGA」等でもお馴染みの喜国雅彦氏による表紙が印象的。半分以上“ジャケ買い”したようなもんかも。

相次ぐ不祥事でイメージアップを図るため警視庁初の戦隊『警視庁特捜班ドットジェイピー』が結成された。集められたのは、性格に難はあるものの、格闘、射撃、コンピュータなどの達人にして美男美女揃いの5人の警官。一躍世間の脚光を浴びた彼らだが、やがてその知名度が災いして重大な事件に巻き込まれることに。はたして、結末はいかに。話題を呼んだ“怪作”を文庫化。

見ての通り、こりゃバカミスだ。今までに読んだ作者の作品、『殺戮にいたる病』『弥勒の掌』はいずれも暗くてトリッキーな作風でしたが、こういうのも書くんだね。何も考えずに読めて、単純に楽しめました。プロットが優れているわけじゃないけど面白かった。登場人物のキャラ立ちが良く、その会話がめっぽう楽しい。
一癖二癖あるメンバーがそれぞれ“特殊技能”を持ってるという設定ですが、その技能を十分発揮してるのって“イエロー”と“ホワイト”くらいで、あとはその能力を使う場面があまり無くて残念。続編もあるようなので、それで期待かなぁ。
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