CHTHONIC@渋谷O-EAST

CHTHONIC 『TAKASAGO ARMY JAPAN TOUR』 渋谷O-EAST (2013/3/7)
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【ご報告】Dorisタンの位置は下手側でした。大抵はそうだけどな。

台湾産エクストリームメタル・バンド、CHTHONICのライブに行ってきました。私にとっては通算3回目のソニック。今回は既報の通り、コンセプト作「TAKASAGO ARMY」の完全再現を含むライブとなります。
キャパ1300人の渋谷O-EAST、しかも平日の公演、さらに同一アルバムでの4回目(でしたっけ?/汗)の来日ということで、どれだけフロアが埋まるか少々心配でしたが…、まぁ所々隙間はあるものの開演までに恰好はつく状態にはなりましたね。見事だと思います。
ステージ上はシンプルですが、後方にはバックドロップではなくステージの幅いっぱいの巨大なスクリーン。開演前はシンプルにバンドロゴが映し出されていましたが、ライブ中はそこにアルバム・コンセプトに合致した映像や曲の部分々々の歌詞が次々と登場しました。視覚効果バツグン。
渋谷CLUB QUATTROでのワンマンの時は必殺の陣形により(コチラの記事を参照)Doris(Ba)タンかぶりつきモードでの観戦でしたが、この日は最後方、コントロール卓の前でゆったりと観てました。

「ソニック!ソニック!」のコールが自然発生するというなかなかの好反応の中、アルバム「TAKASAGO ARMY」の再現が始まりました。
うん、なかなかの音響かな。Jesseのギター・サウンドをもっとソリッドにしてほしかったり、Dani(Dr)のスネアが「パシャンパシャン」した“皮っぽい”音(?)であまり好みじゃなかったりしましたが、2011年の来日公演では聴き取り辛かったCJのKeyの音がよく聴こえて、全体としてはメロディが前面に出ていて良かったです。
そしてTakaoBroken JadeではMVが、その他の曲では太平洋戦争時の映像やそれらをイメージさせる写真をコラージュしたムービーが流され、その視覚効果は非常に強力。実質1曲目のLegacy Of The Seediqでいきなり涙腺にクる。Broken JadeQuell The Souls In Sing Ling Templeのラストでは実際泣いちまいましたがな。

『完全再現』を銘打った本編は上記視覚効果の導入もあり非常に満足度の高いものだったと感じましたが、バンド自体のパフォーマンスは良くも悪くも“いつも通り”。途中で普通にMC挟みますし。そこで笑いとってますし。ラーメンが好きだの焼き鳥が好きだのなんて言わんでいいよFreddy(Vo)。
あるコンセプトがあって、曲順だけでなくそこにある世界観まで木目細かに再現しようとする感覚は日本人ならではのものなんでしょうかね?そこらへんの意識の違いってのは感じましたね。国民性というか。最たるものは陰陽座「鬼子母神」のツアーだったと思いますが。ああ、でもDREAM THEATERとかQUEENSRYCHEらは忠実に再現してましたかね、ステージ上の演者まで。
いずれにせよ、今回のCHTHONIC公演は『完全再現』と言うほど大仰なものではなかったと思います。世界観の完成形を見せつけて打ちのめすというより、もっとスポンテニアスな感じ。Dorisタンのクールさには完全に打ちのめされたけどな(笑) それに限らず出来は素晴らしかったですけどね。

MCでFreddyがフロア下手側を指差して「ここはドリス・エリア」って言ってましたが(笑)、遠目から見てもやっぱDorisタンは華がありますありまくリングです。ライブを通して照明は暗めだったり演奏者の後方から照らしたりしてご尊顔を拝む(笑)機会がさほどあるわけじゃないんですが、彼女演奏してるシルエットがめっぽう美しいですから。B!誌人気投票、SHINING STAR部門堂々の第2位は伊達じゃない!と言ったところでしょうか。
そして今回Dorisタンは少しだけ素人さが残っているとこも魅力なのかしら、とも思ってみたり。右手のピッキングの動きとか、Kaoru等で披露されたコーラスとか。コーラスなんてぶっちゃけヘタじゃね?(笑)
というか、衣装がヤヴァイ。エロい。何故か、布があるべきところにないんですけど。
虹村億泰のザ・ハンド(by JoJo)に削り取られてしまったんでしょうか?
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『布をけずりとる!……… するとお〜〜〜っ!』


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『こうなっちゃうんだぜ』 って感じ?(笑)
この“女エロスパイ”(?)な衣装の攻めっぷりに比肩するのは壇蜜くらいであろう。いや、壇蜜さんよく知らないけど。ただ言ってみたかっただけですゴメンナサイ。


「TAKASAGO ARMY」が終了した後も、ストーリー的な流れに準じて「MIRROR OF RETRIBUTION」から3連発。
アンコールに披露された新曲Set Fire To The IslandはDorisタンの写真集に付いてきた曲で私は初めて聴きました(写真集買ってないのだよ)が、掛け声系コーラスがあったりKeyによるテーマメロがメロディアスだったりしてなかなか良い曲ですね。
全体としては短めのライブでした。私はエクストリーム系のライブは(聴き疲れちゃうので)それほど長く演奏してくれなくてもよいと思ってますが、アンコールで「SEEDING BALE」からBloody Gaya FulfilledQuasi Putrefactionをプレイしてくれればなお良かったなぁ。


約2年ぶりに観た彼ら、バンド全体が成長したなぁ、という感じでしたが、特にFreddyの声が太くなっていて吃驚。ライブを重ねることにより喉が鍛えられたのでしょうか。客の煽りも上手かったですね。

ライブには色々な楽しみ方があります。ヘドバンしたりモッシュしたり拳上げたり静かに聴き入ったり…。私はライブ会場で別に暴れたいわけではなく、どちらかというとじっくり聴きたい派です。あまりデスメタル等の“激しめ”のライブに行く機会は少ないですが、これは激しく複雑なサウンドほど家でじっくり聴きたいという思いが反映された結果かもしれません。あとライブで一気に聴くと疲れちゃうってのもある(汗)
CHTHONICはエクストリーム系の中では、私にとって“暴れる”要素より“聴き入る”要素が強めだと感じるので、これからもライブ会場に足を運びたいと思うアーティストの一つですね。ARCH ENEMYもそんな感じかな。

<3/7セットリスト>
01.The Island
02.Legacy Of The Seediq
03.Takao
04.Oceanquake
05.Southern Cross
06.KAORU
07.Broken Jade
08.Root Regeneration
09.MAHAKALA
10.Quell The Souls In Sing Ling Temple
 以上、「TAKASAGO ARMY」再現
11.Forty-Nine Theurgy Chains
12.Rise Of the Shadows
13.Spell Of Setting Sun:Mirror Of Retribution
ENCORE
14.Unlimited Taiwan
15.Set Fire To The Island


追記してたりするかもしれません。
  ↓
FUJI ROCK FESTIVALで共演した格闘家の武蔵、いましたフロアに(笑)
Freddyから紹介されてました。

ムキムキでした。
デカかったです。



おしまい。
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