LIV MOON「LIV MOON LIVE 2012」


LIV MOON「LIV MOON LIVE 2012 "THE END OF THE BEGINNING" @TOKYO SHINAGAWA STELLA BALL 30th NOVEMBER 2012」 (2013)

LIV MOON、昨年11月30日に品川ステラボールにて行われたライブを収録した映像作品が早くも登場。しかし、何のひねりもない長~い作品タイトルとジャケですねぇ。その時点で少々イヤな予感もしましたが…。
因みに当日のライブレポ記事は → コチラ。

当日の様子が丸々収録されています。ライブ本編はアルバム「THE END OF THE BEGINNING」の再現。こうやって会場全体を眺められる映像として改めて見ていても、感想はライブレポと同様ですね。むしろ会場にいてその場の空気を感じることが出来ない分、色彩の統一されたこのアルバムの再現は、良く言うと「安定している」、悪く言うと「地味」。ただっ広い会場(特にステージ)に照明以外の視覚効果が(ほぼ)無いこともその淡々とした印象を助長してるよう。「淡々としている」とは言いつつその歌唱・演奏はめちゃめちゃハイレベルではありますが。またその照明に関しては、広い会場を舐めるように動き回ってたりしてなかなか見応えあります。

客席を見るとノリにくい椅子の存在と会場の構造のせいか、多くの人がやや「鑑賞モード」になってるのが分かりますね。特に序盤。まぁコンセプト作の披露だから、というのもありますが。後姿が映ってるのが画面で確認できる私自身もそうだわ(笑)

カメラはAKANE LIV(Vo)とステージ全体を映す場面が多く、思ったほど楽器隊の手元をあまり映さない(Gtソロ時の大村孝佳を除く)かな。あとクレーンカメラが広く映し過ぎてステラボールの壁面まで画面内に入っちゃって、コンセプト再現という場には相応しくないような「舞台裏見せちゃいました」的な生々しい映像になっている“絵”もちらほら。また、カメラの映像がやたら鮮明で細部まで映って(ステージ下から映したもの除く)おり、照明が豪華な場面では素晴らしい効果をあげていますが、それが逆効果になってる場面も一部有り。例えば、ライブ当日は「(゚∀゚o彡°帆船! (゚∀゚o彡°帆船!」だった帆船のマストを模したバックドロップ的なアレが随分こじんまりしてることに気付いてしまい、その布っぽさを感じて萎えたり…。
また、その“カメラ生々しい効果”か、AKANEさんは美しさよりもたくましさが勝っている印象を受けますね。やっぱアスリートみたいだよこの人。もうちょっとソフトフォーカス気味な方がい(ry


この作品、何だか自分が会場で観たライブなのに、傍観者として大して興奮もせずヌボーーッと見ちゃうんですよね。なんだろう、ステージ上/画面上で目移りするってことがそれほど無いのよね。聴き処はあるけど見処があまりない、みたいな。アルバム自体はとても気に入っていて年間ベスト記事にも選んだくらいですし、歌唱・演奏共に文句の付けようもないくらいにハイレベルなライブだったんですけどね。
メタルライブと演劇的な側面を持ったショー、その間のどっちつかずな印象を感じます。コンセプト・アルバムの再現という「おとなしめ」のライブになりやすい要素を差し引いても。ソロになるとやたらとのけぞりポーズで唸りを上げる大村のGtは「もっとメタルやりたいッ!」って主張しているかのよう(笑)。同時に、このライブだけに留まらず、このバンドというかユニットの立ち位置自体の問題がはっきりと浮き彫りになっちゃった、そんな映像作品にも思えないこともない。
例えば、このユニットの出発点(の一つ)にもなったNIGHTWISHは「メタリック」と「シアトリカル」の2つ、見事に両立できていると思うんですよ。比較するのは酷な事かもしれませんが、私はNIGHTWISHよりLIV MOONの音楽の方が好きなので、そこのところをどうしても期待しちゃいますね。


 ①Prologue
 ②Free your Soul
 ③Fountain of my Pleasure
 ④And Forever More
 ⑤Black Fairy
 ⑥The End of the Beginning
 ⑦Valhalla
 ⑧Midsummer Eve
 ⑨Hell
 ⑩霧の葬送曲
 ⑪Land of Spirit
 ⑫Immortals
 ⑬黄金の涙
 ⑭Voyage
 ENCORE
 ⑮The Winter Metal
 ⑯Kiss me Kill me
 ⑰The Last Savior
 ⑱溺れる人魚
 ⑲アマラントスの翼
 ⑳Interlude~Privileged~


The End of the Beginningのサビの入りでミスったとこは修正してるようです。
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