キャロル・オコンネル『愛おしい骨』

キャロルオコンネル_愛おしい骨
キャロル・オコンネル『愛おしい骨』 (務台夏子 訳、創元推理文庫)

キャロル・オコンネルのノン・シリーズの1作目、『クリスマスに少女は還る』は超名作だった。……と記憶しています。何せ読んだのが10年くらい前で「面白かった」という記憶はあるものの細かいストーリーやラストは覚えていないのです。
2作目のノン・シリーズとして久しぶりに出版された本作は『このミス』1位になるなど話題になりましたが、やはり素晴らしかった。『クリスマスに~』を“動”とするなら(するなら、ってうろ覚えなんですが)、本作は“静”。あまりドキドキすることはありませんが、じわりじわり沁みてきます。かなりの大作であるのに加え、スピード感ある展開ではないので読むのに時間がかかりましたが、哀しく、でも爽やかな読後感を味わえました。『クリスマスに~』の方が断然好きだけど。

キャロル・オコンネルってアメリカ人なのに、作風はイギリスっぽいな。
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