年間ベスト 2011年

2011年の印象に残ったアルバムと楽曲とジャケットをランキングにしてみました。
対象は、2011年に発表されたCDのうち、この記事を書くまでに私が購入した129作品です。
※そのうち未聴のものも30作品ほどありましたが(苦笑)

【アルバム】

1、陰陽座 「鬼子母神」
陰陽座_鬼子母神 記事は→コチラ
式神がコレを1位に選ばなくてどうするのか?バンド10作目にして初のコンセプト・アルバムは『妖怪重金属』の集大成となった大傑作。

2、WITHIN TEMPTATION 「THE UNFORGIVING」
withintemptation_theunforgiving.jpg 記事は→コチラ
ゴシック由来の神秘性は後退したが、普遍的で芳醇なメロディが次から次へと押し寄せてくる。方向性転換への批判なんぞ封じ込める完成度の高さ。

3、AMORPHIS 「THE BEGINNING OF TIMES」
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世界最強のマンネリズム。4作続けて同じ方向性だが哀愁ダダ漏れの源泉は枯れる気配もない。もはやマンネリと言うより勝利の方程式か。

4、VERSAILLES 「HOLY GRAIL」
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バンドの美学とこだわりが結実した、2011年で一番クサメロを味わうことのできる逸品。

5、CHTHONIC 「TAKASAGO ARMY」
chthonic_takasagoarmy.jpg 記事は→コチラ
エクストリーム・メタル史に燦然と輝く(べき!)大傑作。このランキングでどのアルバムを一番人に薦めたいかと言ったらコレ。

6、POISONBLACK 「DRIVE」
poisonblack_drive.jpg 記事は→コチラ
Ville様の男の色気爆発。「ブルージー」「ヘヴィ」「ノリノリ」「メランコリック」という4要素ががっぷり四つに組んだ唯一無二の作風。

7、ANTERIOR 「ECHOES OF THE FALLEN」
anterior_echoes of the fallen 記事は→コチラ
正統派HMに接近して格段にステップアップした2作目。2011年でツイン・リード・ギターの妙技が最も味わえるアルバムは個人的にはコレ。

8、AMARANTHE 「AMARANTHE」
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とにかくキャッチー。ひたすらキャッチー。驚きのデビュー作。2作目への伸び代が残っているのか不安になる程のクオリティの高さ。

9、LIV MOON 「GOLDEN MOON」
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バンド・メンバー入れ替えによって整合性アップ。印象的なメロディの佳曲が多かったのでランクイン。

10、Gacharic Spin 「VIRGIN-A」
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演奏力に定評のあるガールズロック・バンドの1stミニ。バラエティ豊かな楽曲は“音”を“楽”しむ感覚を思い出させてくれる。

次点、POWERWOLF 「BLOOD OF THE SAINTS」
powerwolf_blood of the saints 記事は→コチラ
バンド名や狼・吸血鬼といったコンセプトから胡散臭さとマイナー臭が漂ってくるが、キャッチー極まりない荘厳な正統派HMのクオリティはかなり高い。知らないうちに口ずさんでる自分に気付く。


【楽曲】

1、noah (LIGHT BRINGER)
メジャー・デビューという門出を飾るに相応しい、激的メロディアス・チューン。

2、BURNED 07 (LIGHT BRINGER)
『八百屋お七』の悲恋をドラマティックに歌い上げる、激的メロディアス・チューンその2。

3、Iron (WITHIN TEMPTATION)
Sharon den Adelの絶唱に胸を焦がすドラマティックな超名曲。

4、さよなら傷だらけの日々よ (B'z)
図太いリフの上に乗るのは、稲葉浩志のヴォーカルの魅力を最も引き出す音域と歌い回しを持つメロディ。ベテランの曲作りの巧みさが光る一曲。

5、Scars (POISONBLACK)
悲哀に満ちた名曲。願いと諦観がないまぜになった歌詞も素晴らしい。

6、Mermaid (AMORPHIS)
アルバム全編名曲だらけだが、個人的には女性ヴォーカルと鍵盤を絡ませながら疾走するこの曲が一押し。哀愁撒き散らし過ぎ!

7、Blood In The Throne Room (ANTERIOR)
縦横無尽に駆け巡るリード・ギターが胸を掻き毟るキラー・チューン。

8、Elysium (STRATOVARIUS)
様々な展開を経て、正に“Elysium=理想郷”な終盤のメロディに辿り着く、美しき大作。

9、So Many Tears (SHY)
ギター・ソロがあまりにも素晴らしい、重厚なメロディアス・ハード。R.I.P. Steve Harris

10、Dystopia (ICED EARTH)
新ヴォーカルStu Blockの能力と力強いメロディーが化学反応を起こした、興奮必至のアンセム。質・実・剛・健!風・林・火・山!

次点、The Arclight Of The Sky (TEARS OF TRAGEDY)
哀愁のサビメロが耳を離れない。丁寧なギター・ソロも◎。


【CDジャケット】

1、DIR EN GREY 「DUM SPIRO SPERO」
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薄暗き竹林の奥深くに鎮座する異形の仏像。ジャケを見るだけで只事ではない内容を窺わせるに十分。

2、OBSCURA 「OMNIVIUM」
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海底なんだか宇宙なんだか、深海生物なんだか異星人なんだか、ミクロなんだかマクロなんだかよく分からんモチーフだが素晴らしい。表ジャケだけじゃなくてブックレット全体が丁寧に作られてます。

3、ALDIOUS 「MERMAID」(シングル)
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こ、これは……実に、けしからんッ!!


【2011年の感想】
日本のバンドが多いですねぇ。
『メタル・サウンドに歌謡曲/アニソンにも通じるキャッチー/メロディアスな歌メロを乗せた音』が好みなんだと今さらながら気付きかけている管理人です。2011年は国内(メタル)アーティストの作品が数多くリリースされた年でもありましたが、ここ数年で『そのような音』を出すバンドも増えてきたし、『そのような音』を出すことに対して躊躇しなくなってきたと思います。それは“クールジャパン”現象やX JAPANの海外進出とも無縁ではないのかもしれません。昔から『そのような音』を(も)出してきた聖飢魔Ⅱも、一昨年に期間限定再結成をした際には海外から招聘されツアーを実施してます。まぁ聖飢魔Ⅱは日本のバンドではなく、“日本を中心に活動していた地獄のバンド”ですが。
陰陽座もデビュー以来『そのような音』を出してきたアーティストですし、LIGHT BRINGERも正にそうです。この2つのバンドをアルバム部門と楽曲部門の1位にそれぞれ選びました。因みに、ライブ盤および再録等は選ぶ対象から外してあります。私はライブCDが大好きなので、ランキングの半分近くライブ作品になっちゃう恐れがありますので。
陰陽座『鬼子母神』からは楽曲をあえて選択しませんでした。また、VERSAILLESCHTHONICAMARANTHEのアルバムも好きな曲が多くて選びきれませんでした。SHYはSo Many TearsにするかPrayにするか最後まで迷いましたが、Steve Harrisに敬意を表してよりギター・ソロの魅力的な前者を。
CDジャケット部門の1、2位は、「俺ってこういうバンドも聴くんだぜ~」的なアピールの場になってる感もありますが、両方ともジャケだけでなく内容も素晴らしかったです。

最後に、ランク外だったものの印象に残ったアルバムと楽曲を列記しておきます。

【惜しかった(?)アルバム】
AMON AMARTH「SURTUR RISING」
ARCH ENEMY「KHAOS LEGIONS」
DIR EN GREY「DUM SPIRO SPERO」
DRACONIAN「A ROSE FOR THE APOCALYPSE」
DREAM THEATER「A DRAMATIC TURN OF EVENTS」
FLESHGOD APOCALYPSE「AGONY」
GALNERYUS「PHOENIX RISING」
HELL「HUMAN REMAINS」
ICED EARTH「DYSTOPIA」
MACHINE HEAD「UNTO THE LOCUST」
NIGHTWISH「IMAGINAERUM」
OBSCURA「OMNIVIUM」
STRATOVARIUS「ELYSIUM」
TEARS OF TRAGEDY「ELUSIVE MOMENT」
TOBY HITCHCOCK「MERCURY’S RISING」
TYR「THE LAY OF THRYM」

【惜しかった(?)楽曲】
1.000.000 Lightyears(AMARANTHE)
Song Of The Sage(AMORPHIS)
No Gods, No Masters(ARCH ENEMY)
Broken Jade(CHTHONIC)
Takao(CHTHONIC)
Ben-Jan-Dan(Gacharic Spin)
Future Never Dies(GALNERYUS)
溺れる人魚(LIV MOON)
静かな奇跡(LIV MOON)
Storytime(NIGHTWISH)
Maggot Song(POISONBLACK)
Pray(SHY)
Faith & Decision(VERSAILLES)
Flowery(VERSAILLES)
Masquerade(VERSAILLES)
Philia(VERSAILLES)
A Demon's Fate(WITHIN TEMPTATION)
In The Middle Of The Night(WITHIN TEMPTATION)


※1969年~2010年の年間ベストについても簡単にまとめたものがあるので、再度整理しつつ、そのうちに「年間ベスト」カテゴリに発表していくかもしれません。いつになるかさっぱり分かりませんが。
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COMMENT 2

もるぐ  2012, 01. 12 [Thu] 03:12

検索より来ました。
LightBringer,B'zにSTRATOVARIUSと好みの音楽が非常に近く感じました!
これからもブログ読ませていただきます!

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 01. 12 [Thu] 20:35

もるぐさん

はじめまして!
ご訪問&コメント、ありがとうございます!

STRATOVARISUは「FOURTH DIMENSION」から、B'zはかれこれ20年以上ずっと好きですね。
今のイチオシはラブリーです。来週のアルバムが楽しみですね。
メロディアスな音楽を中心に楽しんでますので、ヘタクソな文章で恐縮ですが、また来ていただければ嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。

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