DOLL$BOXX@新宿BLAZE

DOLL$BOXX First oneman Tour 「DOLL$HOW 2012」 新宿BLAZE (2012/12/16)

デビューアルバムを出したばかりのDOLL$BOXXのライブに行ってきました。会場は新宿BLAZE。私は初めて行く会場です。何だか会場に入ってからホール・スペースに辿り着くまでの導線が悪く、通路が細く入り組んでるんだが…。ナニコレ、敵軍の侵攻を妨げるための要塞なの?ライブ・スペースは横に広く、フロア後方は雛壇のような階段状になっている。ステージもかなり広く、奥は一段高くなっておりそこのドラムとキーボードがセット。
それほど早い整理番号ではなかったのでまったり後方で観戦しようかと思ってましたが、フロア前方が空いてTwitterのフォロワーさんが待機していたので中央付近2列目に位置取り。ふっきー(Vo)のほぼ真ん前ですな。キャパは800人とのことで、当日券も出ていましたがそれなりに格好のつくくらいの客入りになりました。7割くらいは埋まってましたかね。そうそう、先行抽選発売のチケットを持っている人には開場時にタオルがプレゼントということで、もらっちゃいましたDOLL$BOXX紫タオル。

何故か周りには顔見知りの方々が集まってきて、初めての会場にも関わらず“超ホーム”感を感じながら待つこと数十分。
暗転。


以下、セットリストやら何やら色々ネタバレまくってるのでご注意を。
    ↓

まずはステージ最後方のスクリーンにオープニングムービーが流される。メンバーへのインタビューを基にした「ガチャピンとふっきーの運命の出会い!フゥ~!」みたいなヤツだ。アリガチではあるものの1stツアーの導入部としては効果的で、俺がこういうのに弱いこと知っててワザとやってんだろチクショー(笑)。まぁ大仰に過ぎるかもしれませんが。しかしこのスクリーンがドラムとキーボードの機材に隠れてあまり見えないという、ね(苦笑)。フロア後方の人は見えたのかな?

ムービ-が開けてメンバーがステージに登場、アルバム通りLoud Twin Starsからスタート。「新宿ーー!!」
衣装はPVとかHPと同様のもの。オレオ様(Key)があのヘンな結び方の髪型じゃなくって一安心。アイドルアイドルしたそのアピアランスとは裏腹に、というか当然の如くパフォーマンスはガチャピンと同様の激しい動き。ライブを基にした同曲のPVで見られるものと同じかっこよさです。冒頭から3人のヴォーカリストという特性を目一杯発揮したこの曲に続いて、これまたふっきー&はな(Dr&Vo)のツインVoのmonopolyへ。さらにロールプレイング・ライフfragranceと、勢い重視というよりは重量のある曲や割と展開のある曲を披露。
フロア最前方にいたため、バンド全体の音像をしっかり把握できていたかは疑問なのですが、間違いなくCDよりは良い音を出してる。元々爆発力のあるロックサウンドを出すことは得意な演奏陣なので、(ヘンに弄られたCDより)ライブの方が音が良いとは思っていましたが、その通り。ふっきーのVoは、「まぁ彼女ならライブでこのくらいはやるだろう」というレベルの歌唱。勿論そのレベルはかなりの高さにありますが、彼女のVoの強みがピッタリとハマるサビメロはともかく、一部(特にヴァース)のメロディを歌う時にあまり表情のない歌唱になってしまっている面も少し感じられたかな。メロディが彼女の声に合っていないのか?彼女が不得意な(低い)音域のメロディだからか?
ステージ上での動きはともかく、バンド全体から発せられる迫力についてはまだまだガチャピンの曲のこなれ方には及ばない印象です。ドル箱の曲の方が複雑っちゃあ複雑ですし、ライブを回数こなしている訳ではないので致し方ないことですが。一応フォローしておきますが、「このメンバーにしては」という注釈付きの感想であって、そこらの(どこらだ?)バンドが足元にも及ばないレベルにはあると思いますね。


さて突然ですが、
ファッションモデルの道端カレンによると「男性の好きな女性のファッションポイント3か条」は【透ける】【揺れる】【触り心地】らしいのです(笑)。

何ィィィイイイ!?
ドル箱のふっきーの衣装に当てはまってるゥー!

dollsboxx.png
腕の部分が【透け】てるし、このフラメンコチックなアシンメトリーなスカートっていうか布(笑)が【揺れる】んですよやたらと!まったくけしからん!
【触り心地】は分からんけど(笑)

【透ける】と言えば、オレオ様も透けてますねスカート。で、彼女、アクションがデカくカッコイイから髪がバッサーバッサァー【揺れる】。【触り心地】は分からんけど(しつこい)。
もうあっちもこっちも「揺ーれて、揺れて(by LUNA SEA)」どこ見てりゃいいか困るんですよ!
ふっきーの金髪もまたバッサーバッサァー【揺れる】し、実は私、髪フェチなんじゃないかと自身を疑い始めてるとこですわ。
この夜、管理人の中の「髪フェチの血」が滾ってきたのであった…。The Blood of KAMI-Fetishism is Rising.

で、【揺れる】オレオ様、アクション激しいからか、1曲目から衣装の肩の部分が落ちちゃって“オフショルダー”になることしきり。片肌脱ぎの「遠山の金さん」状態ですよ。時には諸肌脱ぎ状態にも。非常に目のやり場に困るんですよね!(困らない)
まったくけしからん!「なっ!何をするだァーーッ、ゆるさんッ!」って感じですよ!(許す)
jojo1.jpg


***軌道修正***
ふっきー、「初めてやる曲です♡」とヌカし(笑)、Who's Crying Nowへ。別の、北欧「の方」のバンドがカバーしたのに続けて3回目なんでさすがに飽きましたが、このバンドの3声コーラスが生きる曲ではありますね。
ハイライトその1は、おもちゃの兵隊。「え、この位置でこの曲をプレイするの!?」って思いましたが、結果的に“第一部”のクローズ曲となり、それはそれで納得。限定盤CDに付いてくるDVDにこの曲のPV映像が収録されていますが、正にそのPVの如く、メンバーが「機械仕掛け」的な動きを以ってプレイする。その動きのままプレイするのも、その動き自体の完璧さも凄いんですが、各メンバーが順に「機械仕掛け」的動作が解けてプレイする時の躍動感が凄い!分かりやすい型での“静→動”の演出ですが、このバンドの爆発力・瞬発力を演出するには実に効果的だったと思います。
この曲が終了してメンバー退場、再びスクリーンが灯りました。

有名アーティストから祝福のメッセージが届きました、とのことで、ふっきーの本業(って言っていいんだよな!?)のLIGHT BRINGER、男性陣メンバー(新Dr・弓田くん入り)からのメッセージビデオ。ダラダラリラックスし過ぎで何言ってるか分からん(笑)、ラブリー男衆のメッセージに続き、ハイライトその2。北欧「の方」のバンド、METALLIC SPIN、登場ー!
超ハイテンション!ラブリーとのあまりのテンションの違いにビビる、笑う。こいつら、何喋っても面白れぇな(笑)。来年の夏に再来日するらしいですよ。
(ドル箱に対し)「前座デ使ッテヤルカラ、アリガタクオモエー」って(笑)

再びメンバーが登場して、ハイライトその3。ハイライトがそんなに何回もあってもいいのか、って話ですがまぁいいじゃないですか。驚きの浜田麻里カバー、Return To Myselfです。ここでのふっきー、軽やか&爽やかなメロディを器用に歌いこなしていたと感じましたし、はな&オレオ様のコーラスは絶品。
ここからの“第二部”はカバー曲の連打が続きました。ふっきーが退場しインストversionでプレイされたハンティングサマーは楽器陣のソロタイム&コント・タイムへと繋がる。はなのDrソロからRun To The Hillsへ。途中ふっきーの煽りがまるでMETALLIC SPINのキーフ(Vo)が乗り移ったかの如く、「シンジュクー!」と妙な発音(笑)。曲の後のMCで「IRON MAIDENをカバーしたMETALLIC SPINのカバー」と言ってましたが、これ如何に?持っていた楽器もメタピンとまったく同じモデルだったしなぁ(笑)
再びドル箱の曲に戻って、本編終盤を勢いのある楽曲で畳み掛けます。ラストにプレイするに相応しいMerrily High Go Round、これ名曲だわ。ハイライトその4。サビの突き抜けるようなハイトーンを軽々と披露するふっきー、凄ぇ。そのサビでタオル回しが自然発生(まぁ「まわせ」って歌詞だし)しました。が、私は回さず。何か人にぶつかっちまいそうで(弱気&ヘタレ)…。

アンコールは、ふっきーが(珍しく)曲に込めた自身の思いを語ってからバラード、Doll’s Boxへ。歌っているうちに感極まったのか涙ぐむふっきー。泣いてるの初めて見た!しかし、泣きながら歌っていても歌唱がほとんどブレなかったのは驚いたなぁ。そして、最後はこれしか残っていない、ヌーディリズム。CDでは余裕のある歌唱が元曲の緊迫感を台無しにしていた感がありましたが、ここではふっきーが(泣いた直後だったからかもしれませんが)実にエモーショナルに歌い上げ、感動的。元々、抜群に良い曲だしね。全編ふっきーのVoで通して、はなとオレオ様はコーラスにまわっていました。
正味1時間半強くらいだったかな、ライブの構成のおかげもあってかなり満足感はありました。アルバムが一枚にも関わらず「え、これだけ?」という思いはしませんでしたね。


フロントの3人は勿論、特に後ろの2人、はなとオレオ様の動きがイチイチかっこ良く、ステージ上全てが見どころになっています。一部の人にだけフロアの視線が集中するってことがない。美人とか可愛いってことじゃなくて、歌ってる/楽器をプレイしてる、その姿がかっこいい。これだけ皆が華やかで、かつ歌唱/演奏レベルの高いバンドのライブっての他にはなかなか観ることが出来ない、そういう意味では非常に貴重な存在だと思いますね。
先述したように、ガチャピンほどのバンドとしての一体感は未だ出せていませんでした。しかし、ライブの回数を重ねればもっと歯車がガッチリ噛み合ってとんでもない爆発力を発揮するはず、そう思わせるだけのものはある楽しくも面白いライブでした。ただし、ふっきーと演奏陣、それぞれ本業のバンドがあり、(来年は)そちらの活動がメインになるはず(その旨のMCがチョッパーから有り)なので、DOLL$BOXXがコンスタントにライブを行っていくというのは難しいかもしれません。
いずれにせよ、「とりあえずどんな音が出るかやってみよう」という出発点から一歩進んで、一つのバンドとして面白さを見出せるという「その先」を感じさせてくれるライブだったかと思います。
色々と今後の動きが楽しみだ。

<12/16セットリスト>
【オープニングムービー】
01.Loud Twin Stars
02.monopoly
03.ロールプレイング・ライフ
04.fragrance
05.Who's Crying Now (JOURNEYカバー)
06.おもちゃの兵隊
【ビデオメッセージ:LIGHT BRINGER & METALLIC SPIN】
07.Return To Myself (浜田麻里カバー)
08.LosT AngeL (Gacharic Spinカバー)
09.ハンティングサマー (Gacharic Spin、インストver)~ソロ・タイム
10.Run To The Hills (IRON MAIDENカバー)
11.Take My Chance
12.KARAKURI TOWN
13.Merrily High Go Round
ENCORE
14.Doll’s Box
15.ヌーディリズム($ヴァージョン)


※そういえばふっきーの靴、KISSのメンバーばりの高いヒール、というか底でしたな。
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COMMENT 8

DD  2012, 12. 18 [Tue] 20:25

 靴のことはともかく、最初のライブとしては及第点を上回るぐらい、といってもいいでしょうね。

 最初・最後にdollsの曲を固めたのは意外でしたね、普通はもう少し散らすのに。出来は良かったですし、fukiが低音を重視したのはもし高音だと逆に「どっち?」みたいなことを言われないためにあえて差別化してると見たのですが。

 結局全曲やったわけで、方向性ははっきり伝わったライブだと思うし、どう進化するのか、ある意味興味あります。

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フレ  2012, 12. 18 [Tue] 20:49

ん…

やっぱ好きなんだねぇ…、しっかり壊れてるし(笑)。
バンドとしてほぼ初めてのライブでこんだけの評価って凄い練習したんだろうと思う。満点でしょ、だからこその涙…かも。

楽しそうなステージでいいな。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 12. 19 [Wed] 00:10

DDさん、

ライブお疲れ様でした。
仰る通りですね!初めてのライブでここまで魅せるバンドはなかなかいないと思います。自分たちの曲を固めたのは、ライブ全体をメリハリある構成にしたかったからでしょうか?

このバンドの「この先」は確かに非常に興味ありますが、進化するにはある程度コンスタントな(ライブ)活動も必要かもしれないな、と思ってます。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 12. 19 [Wed] 00:19

フレさん、

ありがとうございます。やっぱり「好き」でこそ、壊れちゃいますねぇ(笑)

楽しく、華やか。未完成ながら、これぞ究極のガールズロックのライブだと思いました。
やっぱこのメンバー、特にガチャピンのメンバーは客を楽しませることに掛ける情熱が凄いですね。一部の曲で振付的な動きとかもあったのですが、その精度はとても初めのツアーとは思えない程のこなれ方でしたね。

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CORONER  2012, 12. 28 [Fri] 23:08

初めて書き込みします。
これほどまでに、詳細なライブレポ驚きました。
自分は昨日の大阪公演に参戦してきました。平日のためか7割くらいの入りでしたが、3、4列目あたりはかなりの盛り上がりでした。内容は東京のものとほぼ同じですが、カバーがMAIDENではなくRAINBOWのLOST IN HOLLYWOODでした。それとラブリーメンバーやメタリックスピンからのビデオコメントはなかったです。
本編は勿論、オレオ様のチョットだけよ~がウケてました。

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ギルト  2012, 12. 29 [Sat] 00:01

やっとヒゲさんのこの記事コメント出来ます。(笑)

前の方がコメントして下さっている内容と一緒ですが、本当にライブ楽しかったです♪
ヒゲさんがおっしゃる通り、CD聴くより断然ライブが熱くて、素晴らしいかったです。


個人的にはTOMO-ZOさんが相変わらずのブリっ子キャラで良かったです。(笑)
あとドリフネタ(ちょっとだけよ~とか、FUKIさんも混じって、ヒゲダンス)も面白かったです。(^^)

終演後、東京はどうか分からないですが物販の所に、はなさん、TOMO-ZOさんがいらっしゃるのは珍しいなと思いました。→僕もTOMO-ZOさんの所に並んで、グッズ購入後カワイ トモゾーさんと言って来ましたけど。(爆)

あとヒゲさんが推しているD_DRIVEの方々がいましたよ。もちろん全員いらっしゃいました。(^^)

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 12. 30 [Sun] 10:27

CORONERさん、はじめまして。

コメントありがとうございます!
東京公演は(ざっとですが)再前方2列くらいにラブリーファン、その後ろ3,4列目辺りにガチャピンファンって感じだったように思います。
Run To The HillsよりはLost In Hollywoodの方がふっきーのVoには合っていると思います。キーフの時もそうでしたし(笑)
オレオ様の「チョットだけよ」コーナーは東京公演と一緒だと思いますね。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 12. 30 [Sun] 10:40

ギルトさん、

ライブ、楽しめたようで良かったです。このバンドはメンバー全員のプレイが見どころありますから、CDよりもライブの方が素晴らしいですね。いじくられたCDよりも音、良いですし。ネタ部分は東京公演と同様だったように思います。
物販の名物はKOGAちゃんの激押し売り(笑)が名物だけに珍しいですね。あ、でも吉祥寺のメタピンのときはメンバー全員出て来てたかな?

D_Driveが行ったのはメンバーのTweetで知りました。D_Driveとラブリーもしくはガチャピンの対バンしてくれたら嬉しいんですけどね。

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