CROSS VEIN@吉祥寺CRESCENDO

METAL GODDESS Vol.27 吉祥寺CRESCENDO (2012/12/9)

1stアルバムの出来が素晴らしかったCROSS VEINのレコ発ライブ・イベントに行ってきました。この日出演のバンド、イベント・タイトルに“goddess”とある通り、全て女性Voを擁するバンドです。全部で6バンドでしたが、CROSS VEIN以外に気になったバンドについてちょっと書きます。


Hydrangea
1番手に出演したツインGtのバンド。“hydrangea”って紫陽花のことなんですね。Gt2人がIbanezの7弦ギター、Baが5弦ベースを使用しているということで、かなりテクニカルな音楽性を標榜しているように思えますが、実際に出てきた音もそんな感じ。まぁ私は弦楽器の弦の本数が多いだけで「うぉ、マジすっげ!超テクニカルじゃん!」って思い込んじゃうような単純な人間なんでアレですけど(汗)…。
歌メロはメロディアスに流れていくというよりは、キャッチーで力強い感じ。上手(かみて)Gt・智史はVoも兼任するので、部分部分では男女ツインVoになります。女性Voのラスマは、アバラが折れてるだか胃がヤラレてるだかその両方だか(適当スマン)で体調が悪かったようですが、パワフルで伸びやかな歌唱を聞かせてくれました。
歌メロと同等以上に魅かれたのはギター2本の妙技。7弦Gtの特性を生かしたヘヴィなリフからタッピングを交えたソロまで、クールな佇まいの2人から次々と繰り出される技巧とメロディに圧倒されました。めっちゃかっこいい!奏法のことはサッパリ分かりませんが、左手の動きから察するにかなりモダンなプレイスタイルよね。ヤン○ギター誌とかで「コンテンポラリーなテクニック」とか評されたりするタイプじゃないのか?(笑)
そのプレイとの落差が激しすぎるダルダルなMCも最高。特に智史の自虐的ディープヴォイス喋りの切れ味の鋭さ(鈍さ、か?/笑)はツボ過ぎる。
ミニアルバムとシングルを購入しました。


Perpetual Dreamer
5番手は大阪の4ピース・バンド、通称「パペドリ」。CROSS VEINと同様、彼らもレコ発ライブだったようで。スピード感のある楽曲の上にJ-POPにも通じるポップでキャッチーな歌メロが乗る、カラフルな作風。Voはもうちょっと「突き抜け」感が欲しいですが、兎にも角にもギター・kissyのプレイが小気味良すぎて素敵。あまり音色を色々変えるタイプではなさそうですが、バッキングにしろソロにしろ、適度な疾走感を伴って淀みなく紡がれる音がとにかく気持ちいい。来年3月には地元大阪で自主企画イベントを開催、CROSS VEINTEARS OF TRAGEDY他々が出演するそうな。い、行きたい…。


CROSS VEIN
さて、トリのCROSS VEIN前回は予備知識の無いままのライブでしたが、今回は(私にしては珍しいことに)予習もバッチリな状態で臨みました。結果から言うと、めちゃめちゃ素晴らしいライブでしたね。アルバム「Birth of Romance」を忠実に再現するということで、同期音源も使用しつつ見事にその世界観を具現化していたと思います。セットリストはThe Mysterious Roomを除くアルバム全曲(バラード・Lacrimosaはアウトロとして会場に流されました)。終演後も客電が点くまでの間、JULIA嬢(Vo)によるナレーション(感謝の挨拶と今後の予定とサポート・メンバーの紹介等々)が流れて、ライブの始めから終わりまでトータルで演出が考えられていました。
それぞれの曲の終わり方は、世界観を大事にしつつ厳かに締めくくることが多いので、拍手と共に歓声が盛大に巻き起こるというわけではないのですが、バンドの熱演に呼応するようにフロアも盛り上がっていたように思います。まぁ私は前方2列目辺りで興奮しまくリングだったんで、後方の様子はイマイチ分からなかったりもするんですが(汗)…。因みにこの日はJULIA嬢のお友達(「ご学友」って感じ?/笑)も大勢来ていて、この手のバンドのライブでは異例なほどのフロアの華やかさ(笑)。
JULIA嬢は、「オイ!オイ!」っていう時の煽り方が上品ですね。ホンワカしたMCも育ちの良さが窺えるよう。しかし歌唱については素晴らしい安定感。語りからオペラティックな高音まで様々な歌唱法を要求されるIncomplete Requiemから、畳み掛けるように攻めるSweet Spellのような曲まで、CDと変わらぬ見事な歌唱力と表現力を披露し、非常に驚かされました。ever afterはやはり演歌のように聞こえましたね(褒めてます)。
彼らの最大の武器は「曲の良さ」だと思いますが、聴き処・見処満載の楽曲が次々と披露されるステージ上、もう何処を見りゃいいんだよといいくらい迷います。まぁ、アー写より本人の方が数倍美人なJULIA嬢の艶やかなパフォーマンスだけ見てれば、それはそれで幸せなんですが(笑)、多彩な技のリズム隊、Yoshi&TAKIによる6弦・7弦Gtの華麗な絡み、猛アピールする訳ではないもののキメのフレーズをバシバシ挿入して耳を引き付けるISSEKI(Key)と、演奏陣もまったく油断がならないッス。
あっと言う間だけど濃密な本編が終了。で、アンコールで戻ってきたバンドから、残念ながらこの日のライブで7弦GtのTAKIが脱退してしまうという悲しいお知らせが…。やりたい音楽性の相違って感じですかね?友好的に別の道を歩む、って印象だったので。もっとヘヴィな音楽がやりたいのかしら。この日もYoshiと完璧に息の合ったプレイを披露していただけに非常に残念ですが、双方上手く次のステップに進めるといいなぁ、と思います。そのTAKIの曲コールで、ラストはMoon Addict。Yoshi、歌に入る直前で「たっきー、ありがとー!」って言った?
いやぁ、始めに書いた通り、とても素晴らしい充実したライブでした。

CROSS VEINのライブは年内はこれで終了。既に来年のライブも数本決定しているようですし、より一層飛躍してほしいですね。

ライブ終了後、物販で「Mooon Addict」のシングルを購入。カップリングのRip My Wingsが欲しかったので。

で、普段はミュージシャンに対して声を掛けたりはしないのですが、前日にYoshi&JULIA嬢とTwitterでちょっとやり取りなんぞしたので、ライブ後、お二人にちょっとだけご挨拶。お二人ともウチの記事を読んでくれてて恐縮でした。Yoshiさんとはスター・ウォーズについて、JULIA嬢とはKai Hansenの「アーライッ!」について少し話す(笑)。しかし、私が話しかけた時に返してくれたJULIA嬢の「アーライッ!」は、世界アーライッ史上、最も可愛い「アーライッ!」だったと断言できるね(萌)
いやいや、ちゃんとライブの感想も伝えましたよ、…多分(汗)

しかし、オイラ、声を掛けるタイミングを読むことについては天性の下手糞さを誇るな(苦笑)


おしまい。
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