HELLOWEEN「BURNING SUN」


HELLOWEEN「BURNING SUN」 (2012)

来年1月に発売するニュー・アルバム「STRAIGHT OUT OF HELL」からの日本独占発売の先行シングル。LOUD PARK 12に参戦するということで(急遽?)リリースされたシングルでしょうけども、発売日はそのラウパーの僅か数日前。どれだけの人が“予習”をして観に行ったのか…。

①Burning Sun
リーダー・トラックはMichael Weikath(Gt)作のアップテンポでメロディアスな曲。LOUD PARKでのプレイが初披露、ワールドプレミアでした。メロディ展開(特にブリッジからサビへの流れ方)がヴァイキーらしい秀曲。Andiがギリギリのパフォーマンスをするサビは絶品なんですが、惜しむらくは間奏がそれほど劇的に盛り上がるわけではなく、クライマックスが演出できていないところですね。“名曲”とまではいかないですねェ。録音のバランスが素晴らしく、Vo,Gt,リズム隊,コーラス,オーケストレーションがそれぞれ立体的に収録されており、それなりのオーディオで聴くと面白いかもしれません。

②Wanna Be God
Andi Deris(Vo)作。最初聴いた時、「何だコレ、マジでクソだな!」って思った曲です(笑)。JUDAS PRIESTHeavy DutyDefenders Of The Faithを明るくしたみたいな曲で、よく考えると単体の曲というよりイントロですね。実際、来年発売のアルバム曲目を見ると、この曲の後にタイトル・トラックが続く構成になっています。それを念頭に置いて再度聴き直すと…、陰陽座「魔王戴天」の1曲目序曲のようにも感じられてきて「ナニコレ、超ワクワクするかも!?」ってなっちまうんだからもう私の耳は信用ならん(笑)

③Another Shot Of Life
海外盤のボーナス・トラック。Markus Grosskopf(Ba)作曲。ここ何年かMarkusの作る曲はメロディックな感触の名曲/佳曲が多く、シングルのB面にもキラー・チューンを収録してきたので期待してましたが、「アラッ?」って感じ。感触がややモダンでミドル・テンポの重めの曲ということでとっつきは悪いです。サビはなかなかキャッチーかつ印象的で繰り返し聴くのは苦ではありませんが、だからと言ってそれほどの良曲ではない…。

④Where The Sinners Go(live)
前作収録曲のライブ・バージョン。しかし、よりによって何でこの曲なんだ?南瓜の数多いレパートリーの中でもトップクラスの駄曲ですぜ?前作発表後の動きを見てると、メンバーがこの曲を代表曲として捉えている、もしくは捉えたがっているようにも思えます。なんだかSCORPIONSThe Zooみたいに(それほど)望まれていないのにセットリストに居座りそうで怖い…。出来はまー悪くないんじゃねーの(適当)?他の曲のライブ音源、聴きたかったなぁ。


私はナチュラルボーン・カボチャスキー(大袈裟)なので、一瞬の躊躇も無く購入してましたが、この収録内容で¥1575の価格設定ははっきり言ってバカみたいに高い。アルバムを輸入盤で購入予定の人にとっては(早く聴けるという点以外に)ほとんど旨味は無い商品ですねー。

【お気に入り】
①Burning Sun これしかないやん。

は素晴らしいんですが、アルバムにはこの曲を除いてあと1曲しかヴァイキー曲ないんですよね。ここ最近ヴァイキー、寡作だよなぁ…。ソングライター4人がそれぞれ3曲ずつ作ってくるといいんですけどね。ヴァイキーは4曲でも5曲でもいいけど(笑)
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COMMENT 6

ざっく  2012, 11. 03 [Sat] 02:21

早速聴いてみました〜

ヒゲスカさん、私もBurning Sun聴きました〜。
つーか、そもそも先行シングル出てるの知りませんでした。
ヒゲスカさんの記事にはいつもながら感謝です。

で、聞いた感想なのですが、

さすがはヴァイキー作曲、ホントに素晴らしい……んだけど、
なんでしょうかねえ、この「凄くもったいない感」は。
名曲に限りなく近いんだけど、名曲になりそこなったというか。
ギターソロが凡庸で、ちと間延びしちゃったというか。
リフにフックが足りないというか、なんとなく練りこみ不足な気がします。
とにかく、間違いなくいい曲なんだけど同時になんかスゴく惜しいなあと。

ニューアルバムについても、ヴァイキー作曲が二曲しかないと
いうことで、楽しみな反面一抹の不安は残ります。
ヴァイキーのメタリックな疾走曲が要所を締めるからこそ、
アンディのセンスもマーカスのクサメロも活きてくるというのに。
まあ、どんなアルバムでもカボチャ党の自分は買いますけど!

全体的にやや後ろ向きのコメントですみませんでした。
これも、カボチャを心から愛しているからこそ、なのです!

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 11. 03 [Sat] 13:22

ざっくさん、

ツイと同様に分析力に富んだコメント、感謝です!
Burning Sunについては私もざっくさんに同感です。正に「惜しい」感じなんですが、同時にアルバム発売に向けてちょっと安心したりもして…(汗)Mrs.Godを先行シングルで聴いた時は目の前が真っ暗になりましたからね(笑)幸いアルバムには名曲秀曲多数で助かりましたが。新作は必殺曲の無かった「RABBIT DON'T COME EASY」よりは良い作品になりそうかな、と。「RABBIT~」お好きだったらスミマセン。

ヴァイキー曲の少なさはヤキモキさせますね。無理矢理将棋に例えると、角取られちゃってもう手持ちは飛車しかねぇんだよ、みたいな?(笑)

新作は2013年最初の超注目盤ですね!

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DD  2012, 11. 03 [Sat] 19:26

 ヴァイキーの少ないというより、他が多く書くため、入る曲が結果的に少なくなるのでは?前にどこかインタビューで読んだところによると、1番書くのがアンディで、かなりのストックを用意して、レコーディングとかする、というのを読んだ気がします。

 しかも、4人ソングライターがいて、それで作曲等とかもやれば、今回の場合は、1人当たり3曲入ればいい、という風にも取れます。

 事情についてはこの感じで、シングル曲について書いていきます。名曲になり損ねてるといいますが、ライブを想定したためにそう感じたのでは?もしかしたらそれを踏まえてるかも知れませんね。

 2曲目は、アルバムのトラックリストからして(バンドのホームページを参照したところ)、曲のイントロのようなので、3曲目は、雑誌をみると何で入れなかったといわれるらしいですが、単にコンセプトにはまらなかったとみます。

 ライブの曲がつまらないみたいですが、ミッヒ期なんてもっと駄曲が多いですよ、When The SinnerやIn The Night等のように(そのアルバムはWindmillがあることでまだ救われますが)。

 それはともかく、彼らの場合はアルバムを聞いて判断したほうがよさそうですね。

追伸 彼らもそうですが、BFMVも注目ですね、来年初めは。曲を聴いてみましたが、かなりいい感触を得ました、人によって不満らしいですが。
 
 話は変わり、Dollsboxxのチケットを手に入れました、これが今年最後に見に行くライブになるかも。 

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ざっく  2012, 11. 04 [Sun] 01:13

私のコメントなんぞ、飲み屋で好きなプロ野球チームの采配を愚痴ってるオヤジみたいなもんです。そして選手起用や采配にいろんな意見があるのと同様、好きなバンドに対してもいろんな意見があるもんだなといつも思っております。

いずれにせよ、アルバム発売前のこの時期、期待と不安が入り交じった状態であれこれと妄想を膨らませつつ、皆さんと意見交換ができるのは楽しいものですね。

それにしても、先行シングルって大事ですよねー。ヒゲスカさんが "Mrs. God"を聴いて目の前が真っ暗になったというエピソードはすごく納得です。今でこそ笑い話で済みますが、当時は本当に動揺しただろうと思います(爆笑)。私自身は逆に "Where the Rains Grow" を先行シングルで聴いて、ガッツポーズ100連発くらいしたのがいい思い出です。

ところで、お二人のコメントを読んで改めて感じるのは、ハロウィンのアルバムの印象を決めるのはやはりヴァイキーのキメ曲なんだよなあ、つーことです(暴論ごめんなさい)。


① Chameleon はあんなアルバムでしたが、ヴァイキー作曲のFirst time と Windmill の存在には相当救われましたし、

② Better than Raw がその前の二作と比べるとやや評価が落ちるのは、I Can が前作のPower と比べるとあまりにも弱いからかなとか思ってましたし

③ The Dark Ride でのイメチェンは当時いろいろと言われましたけど、ヴァイキー作曲の All Over the Nations と Salvation は素晴らしかったので (ついでに The Dark Rideも奇跡的に良かった)アルバム自体も今では良作の部類で扱われますし

④ Gambling with the Devil は秀曲揃いだけど、The Saints があるからこそ、アンディやマーカスやサシャの曲が生きるんだよなあと身勝手に解釈してますし

⑤ Rabbit don't come Easy が冴えないのは、アンディ作の Just a little Sign は良かったのに、途中で引き締めるはずの、ヴァイキー作の The Tuneがイマイチだったからかなとか今でも思っていますし

⑥ 7 Sinnersも平均水準以上の楽曲が大半を占めるはずなのになんか物足りなさが残るのは、ヴァイキーが二曲しか提供しておらず、しかもどちらもヴァイキー作としては普通の出来だったからかなとか思っています。


今の体制は優秀なソングライターが揃っていてみんななかなかいい曲を書くんだけど、私にとって、ハロウィンならではの、プラスアルファのマジックを生み出すのはやっぱりヴァイキーの曲なんですよね。次回作に一抹の不安が残るのは、7 Sinners にヴァイキーの存在感が全然無くて、今回もそうなってしまったら困るなと思うからなのですねー。

以上、オサーンのながーい独り言でした。くどくどと失礼しました!

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 11. 04 [Sun] 14:11

DDさん、

ヴァイキーって曲作るの遅そうですよね(苦笑)反面、Andiは早過ぎ。そんなに作るな、と(笑)
南瓜の場合、シングルが良くも悪くもアルバムの内容を代表したものにならないことが多く、仰る通り評価はアルバム待ちという感じですね。

P.S.
BFMVはアルバム3枚聴いてますがどうもピンときません。新作買わないかも?ゴメンナサイ!(笑)しかし先日AXE WOUND出して、もうBFMVの新作ですか、早いですね。
DOLL$BOXXは私も新宿のチケット取りました!

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 11. 04 [Sun] 14:21

ざっくさん、

何でほとんど私と意見が同じなんですか?(笑)ヒゲスカはざっくさんのコピーロボット疑惑!?
いずれ南瓜の全アルバムを順に記事にしようかと思ってますが、その時にこそっとパクらせてもらおう(笑)

1点、個人的には「BETTER THAN RAW」はかなり評価の高いアルバムで、「MASTER~」より好きなくらいなんです。①I CanのGtソロはヴァイキーのベストソロ、②それより聴き応えのあるMidnight Sunが最後の最後の配置、という点があるので。

作風が広い南瓜ゆえにシングル曲からアルバムの内容を占う事が困難な場合が多いですが、「BETTER~」以降は「シングル曲=ベスト曲」ではないのが強みであると勝手に思っています(笑)

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