年間ベスト 1990年

1990年リリースの私の好きなアルバムと楽曲とジャケットをランキングにしてみました。
対象は、1990年に発表された音源のうち、この記事を書くまでに私が購入した64作品です。

【アルバム】

1、JUDAS PRIEST 「PAINKILLER」
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伝統と革新が鬩ぎ合う、鋼鉄神による会心の一撃。似た作風が少ない彼らのカタログの中でも一際輝く異形の美。

2、BLIND GUARDIAN 「TALES FROM THE TWILIGHT WORLD」
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ジャーマン・メタル/メロパワの金字塔。疾走感と親しみやすいメロディで夢中にさせ、ツボを得た曲展開で唸らせる名盤。

3、B'z 「BREAK THROUGH」
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チャラチャラしたB'zを聴くならコレでしょ!具体的なシチュエーションを想定した稲葉の歌詞の才能は本作で花開いた。あんまり話題に上らなそうな地味盤な気もしますが、“隠れた名曲”が多い本作を私は断固支持します!

4、U.D.O. 「FACELESS WORLD」
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ACCEPT時代を含めてもコレが最高作ではなかろうか(と私は思ってます)。ツインリードに心震える鋼鉄傑作。

5、D'ERLANGER 「BASILISK」
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伝説のヴィジュアル系バンドのメジャー第一弾(通算2nd)。メランコリックな歌メロの佳曲多し。

6、TMN 「RHYTHM RED」
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改名してHR色を強化。豪華なゲスト陣の貢献が光る、キャリアの中でも異質な一枚。

7、MEGADETH 「RUST IN PEACE」
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Marty Friedmanという才能豊かな個性派ギタリストを手に入れ、バンドサウンドは一気に洗練された。アイデア豊富、煌めくばかりのリフ&ソロワークが素晴らしい。

8、VOW WOW 「MOUNTAIN TOP」
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V時代のラスト・アルバム。稀代の名ヴォーカリストがスケールの大きなメロディを歌いあげる様に鳥肌。特にバラード系の曲における情感たるや…。

9、小暮伝衛門 「好色萬声男」
小暮伝衛門_好色萬声男 記事は→コチラ
デーモン閣下、小暮伝衛門名義のソロ第1弾。既にこの頃から和楽器とのコラボを模索していますが、それだけに留まらない遊び心溢れるごった煮サウンド。

10、B'z 「RISKY」
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初期B'zダンサブル路線の完成型。稲葉ワールド全開の詞世界と松本のバラエティ豊かな曲作り、そして実験的アプローチも光る重要作。

次点、BLACK SABBATH 「TYR」
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Cozy Powell(Dr)とNeil Murray(Ba)という超強力なリズム隊を得た様式美SABBATH。テーマ設定(北欧神話)とアルバム全体を覆う崇高なムードにヤラれる。


【楽曲】

1、Don't Stop Believing (ZIGGY)
森重樹一の天才的メロディ・センスが炸裂!全編サビメロのようなフックの連続技に完敗。

2、Lost In The Twilight Hall (BLIND GUARDIAN)
勇壮なメロディ、ドラマティックな構築美。そして、アーライ神の降臨。“ジャーマン・メタル”万歳!

3、Santa Fe (JON BON JOVI)
ソロ作収録の傑作バラード。Jonの熱唱は本家のどの同系曲よりも泣ける。

4、Painkiller (JUDAS PRIEST)
今聴いても十分過ぎるほど先鋭的。軋みを上げるGtソロに恐れおののけ。

5、Only Time Will Tell (NELSON)
郷愁を誘うバラード。甘酸っぱさフルスロットル。

6、愛しい人よGood Night… (B'z)
2段構えのサビが強力な“大人”バラード。穏やかで優しい空気に感涙。

7、Wind Of Change (SCORPIONS)
冷戦終結を祝うメロディは口笛と共に全世界に広がった。バラード職人SCORPIONSの名刺代わりともいえる名曲。

8、She's Gone (STEEL HEART)
金切り声ではなく天を貫くハイトーンと評したい。米国産バンドのバラードにありがちな明るい転調なんぞは一切無く、徹頭徹尾ドラマティックでベタな暗いメロディを悲痛な叫びに乗せる。

9、The Last Candle (BLIND GUARDIAN)
Hansi Kurschの野太い声でなければこのヒロイズムは表現できなかったであろう。燃える!

10、嵐の予感 (聖飢魔Ⅱ)
デーモン小暮の声の魅力を最大限に引き出したバラード・パートと演奏陣の実力が遺憾無く発揮されたテクニカル・フュージョン・パートの合わせ技一本。

次点、地球戦士フリルマン (小暮伝衛門)
わずか38秒に込められた戦隊モノ主題歌の粋に笑う。いや、驚く。


【CDジャケット】

1、D'ERLANGER 「BASILISK」
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ヴィジュアル系によくある、こういった退廃系のジャケは大好きなのですよ。

2、BLACK SABBATH 「TYR」
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ロゴや周りの枠も含めて、テーマである北欧神話のロマンティシズムを伝える一枚。

3、BLIND GUARDIAN 「TALES FROM THE TWILIGHT WORLD」
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CDジャケといえばアーティスト本人の写真と思い込んでいた中坊にとってはなかなかショッキングだった、ファンタジック・ジャケ。描いたのは勿論、Andreas Marschall。

4、SANCTUARY 「INTO THE MIRROR BLACK」
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モノトーンの叙情性がとてもスラッシュ系とは思えぬ知性を湛える。中身もイカす。

5、SLAUGHTER 「STICK IT TO YA」
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「欲望のターゲット」だなんて、まったくもってけしからんッ!w


【感想】
私にとっては、アルバム部門の上位3アーティストが象徴しているように感じる1990年。JUDAS PRIESTにとっては節目(Robが脱退するのはその数年後ですけど)の、BLIND GUARDIANB'zにとっては快進撃のスタートとなった(と思う)年。特にこの年のB'zの仕事っぷりは物凄い。ミニアルバムを含めれば3枚のアルバムを出しているし、シングルに到っては5枚リリース。そして太陽のKomachi Angelでのオリコン1位獲得以降の無敵っぷりはご存じの通りです。アルバム部門でB'zを2作ともランクインさせましたが、一般的評価の高いであろう「RISKY」よりも私は「BREAK THROUGH」の方が好きですね。前者は後半がちと弱いかな、と感じるので。
あとは“ウチのブログらしさ”の出ている顔ぶれと順位だと思います。国内/海外のバランスとか、「何でMEGADETHよりオマエラが上なんだよ!?」って言われそうなところとか(笑)。
ランクインしなかった作品について少しエクスキューズしておきます。
・メイデンは好きだけど、「NO PRAYER FOR THE DYING」は物足りない。
・実はGAMMA RAY「HEADING FOR TOMORROW」はあんまり好きじゃない。
・インギー「ECLIPSE」も同じく。
・EXTREME、PANTERA、QUEENSRYCHE辺りの米国勢は自分の嗜好から外れる。

楽曲部門は、私のバラード大好きっぷりが剥き出しになっていますね。最後まで悩んだのはプリーストA Touch Of Evilでしたが、どうしても地球戦士フリルマンを入れたかったので。B'zは他にも候補は多かったですね。あとは下記を参照してください。


最後に、ランク外だったものの印象に残ったアルバムと楽曲を列記しておきます。

【惜しかったアルバム】
DEEP PURPLE「SLAVES AND MASTERS」
FATE「SCRATCH'N SNIFF」
JON BON JOVI「BLAZE OF GLORY」
NELSON「AFTER THE RAIN」
筋肉少女帯「月光蟲」

【惜しかった楽曲】
Traveler In Time(BLIND GUARDIAN)
BE THERE(B'z)
BOYS IN TOWN(B'z)
STARDUST TRAIN(B'z)
太陽のKomachi Angel(B'z)
SAD SONG(D'ERLANGER)
SO…(D'ERLANGER)
Overnight Sensation(FIREHOUSE)
The Silence(GAMMA RAY)
A Touch Of Evil(JUDAS PRIEST)
Tornado Of Souls(MEGADETH)
Send Me An Angel(SCORPIONS)
The Point Of Lovers' Night(TMN)
Rhythm Red Beat Black(TMN)
Mountain Top(VOW WOW)
Motherless Child(YNGWIE MALMSTEEN)
イワンのばか(筋肉少女帯)
Nostalgia(浜田麻里)
精神の黒幕 ~LIBIDO~(聖飢魔Ⅱ)
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COMMENT 4

しょうや  2014, 02. 09 [Sun] 23:48

1990年...まだ1歳でした。
guitarは泣いているは名曲!
RUST IN PEACEもこの年なんですね。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2014, 02. 11 [Tue] 19:50

しょうやさん、

クソゥ、しょうやさん若いなぁ…(笑)
Guitarは泣いているのエンドGtソロは今の松本から考えると異様なほど長いですよね。曲のバランス考えないでこれくらい弾きまくって欲しいものです(笑)

ANNIHILATOR「NEVER,NEVERLAND」、PANTERA「COWBOYS FROM HELL」、TALISMAN「TALISMAN」、PRETTY MAIDS「JUMP THE GUN」、EXTREME「PORNOGRAFFITTI」、QUEENSRYCHE「EMPIRE」、STEVE VAI「PASSION AND WARFARE」あたりもこの年ですね。






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DD  2014, 02. 12 [Wed] 20:17

 確かにかなり名盤多いですね、この年は。

 個人的に上げると、JUDASは4,5位ぐらいで、BLIND.GかSCORPIONSが上にきて、「EMPIRE」(あの名盤と比べるのはどう考えても酷でしょう、曲も粒ぞろいですよ、捨て曲は4ぐらいなもので),P.MAIDS「Jump The Gun]となりますかね(これはAttentionが先にきて、Don't~, Lethal とくればかなりの名盤になったかも、Savage~のこのバージョンも捨てがたいし、たまにはこれをliveで聞いてみたいものですが)

 JUDASは曲のいい悪いがばらついてますよ、結構。最初の後のHell Patrolなんか妙だし、それならAll Guns が先にきて、表題曲が5番目に来ればかなりしまって、進化した、と感じられたかも。

 個人的に考えるとこうなりますね。(6.D.Purple「Slaves&~」7.SABBATH「TYR」、Lawmaker,Anno Mundiなんか名曲ですよ。8.FIREHOUSE「S.T」、9Vow Wow1で10位にMaidenかG.Rayですかね。)

 Maidenは次作への助走という感じですかね、Mother Russiaの構成は、その後のFear Of the Dark, Fortunes~ , Afraid to~等につながってくるし、最初はともかく、Public~はその後のBe Quick~ Different~ につながりますし。
 

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ヒゲ・スカイウォーカー  2014, 02. 12 [Wed] 21:11

DDさん、

メイデンもその前後の作品を考えないとなかなか良い作品なんですけどね。曲単体では割と良いものが収録されていると思います。

DEEP PURPLEとサバスは最後どっち入れようか、迷いました。

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