年間ベスト 1979年

1979年リリースの私の好きなアルバムと楽曲とジャケットをランキングにしてみました。
対象は、1979年に発表された音源のうち、この記事を書くまでに私が購入した29作品です。

【アルバム】

1、ABBA 「VOULEZ-VOUS」
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ABBA最高傑作。天才的メロディセンスが惜しみなく注ぎ込まれた超名盤。印象的なメロディしか収録されてない!悶絶!

2、ANYONE'S DAUGHTER 「ADONIS」
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ドイツのシンフォ・プログレ、1st。もう類い稀なるセンスとしか言いようがない。個々のメロディが素晴らしいばかりでなく、楽曲展開が神掛かったフックの連続。そして演奏は非常にテクニカル。天才集団でしょう。

3、NEW ENGLAND 「NEW ENGLAND」
newengland_newengland.jpg 記事は→コチラ
哀愁ハードポップの傑作。爽やかなだけのメロディじゃない、その裏に潜む切なさにこそ注目すべし。

4、UNIVERS ZERO 「HERESIE」
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暗黒音楽の極北。恐怖という概念がそのまま音になったような恐ろしさ。25分に及ぶ①La Faulxが特に怖い。息苦しく超ヘヴィ。上位3枚とは真反対ですな(笑)

5、SCORPIONS 「LOVEDRIVE」
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Uli Jon Roth(Gt&Vo)は脱退しちゃったがまだまだ尖ってる。ギターはヘヴィだし、Klaus Meine(Vo)はキレキレ。そして垢抜けてきた。バラードは⑧Holidayより③Always Somewhereの方が好き。

6、U.K. 「DANGER MONEY」
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聴きやすくなった2nd。Jobson、Wetton、Bozzioという3人がそれぞれ大活躍、トリオ編成かくあるべし。一際メロディアスなNothing To Loseが特に好き。

7、TOTO 「HYDRA」
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ロマンティック&お洒落&ハイセンス。

8、AC/DC 「HIGHWAY TO HELL」
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Bon Scott(Vo)最後のアルバム。キャッチーだが荒々しいリフにノらざるを得ない。

9、PINK FLOYD 「THE WALL」
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2枚組コンセプト作。尺が長過ぎるし正直退屈な曲もあるが、光り輝く数曲と全体のムードになんとなくヤラれる(笑)

10、KANSAS 「MONOLITH」
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「まだだ!まだ終わらんよ!!」って感じ?独特のポップなプログレ・テイストはかろうじて健在。

次点、COZY POWELL 「OVER THE TOP」
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参加してるメンバーが凄すぎるソロ1作目。全曲インスト。タイトル・トラックはRAINBOWのあのDrソロの映像が勝手に脳内補完されてもう降参っす。


【楽曲】

1、Adonis (ANYONE'S DAUGHTER)
4部構成24分に及ぶシンフォニック組曲。甘美なメロディと脅威的な構成力。おまけに聴きやすく分かりやすい。奇跡のような曲。

2、Comfortably Numb (PINK FLOYD)
David Gilmourによる泣きまくるエンド・ギター・ソロはロック史に残る名演。

3、Chiquitita (ABBA)
狂おしく胸を焦がす珠玉のメロディと歌詞のハマリ具合、ドラマティックな構成。す、隙が無い…。

4、Alone Tonight (NEW ENGLAND)
凄まじいまでの「胸キュン」度を誇る必殺曲。

5、Angeleyes (ABBA)
凄まじいまでの「胸キュン」度を誇る必殺曲その2。

6、Every Day (STEVE HACKETT)
曲後半のギター・ソロの素晴らしさは必聴級。鮮やかでファンタジックで、まるで物語を紡いでいる様。

7、On The Other Side (KANSAS)
彼らの曲の中でも超S級のロマンティック度のキラー・チューン。もう全てのパートでメロメロ腰砕け。

8、Highway Song (BLACKFOOT)
アコギの美しいバラードからツインリードを生かした後半へ。サザンロックと言えば私はコレ。本当はこの曲のライブVerこそが本来の姿と言うべき出来で、オススメなんですけどね。

9、P.U.N.K. (Puny Undernourished Kid) (NEW ENGLAND)
青春真っ盛り!みたいな疾走感がイイ!甘酸っぱい!

10、Lost In Hollywood (RAINBOW)
Ritchie!Cozy!やっさん!ハリウッドに夢中!

次点、Lovedrive (SCORPIONS)
モダンな感触のHRバンドに生まれ変わったスコピを象徴するような佳曲。


【CDジャケット】

1、UNIVERS ZERO 「HERESIE」
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ただのメンバーの写真のはずなのに何だこの漂ってくるヤバさは。中身も怖いがジャケも怖い。

2、TOTO 「HYDRA」
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剣!スモーク!下水道!…そして、アフロ!!

3、KANSAS 「MONOLITH」
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妙な迫力の酋長さんと聳え立つモノリス。何だか分からんがインパクトはあります。


【感想】
この年間ベスト記事は大まかに言うと、所有しているCDが少なめの年から記事にしています。一応ランキングの候補となりそうなCDは聴き直してからまとめているので、所有枚数の多い年はなかなか大変で後回し気味に…(汗)。個人的には70年代後半~80年代前半というのはあまり得意でない、というか「好きなCDわんさか」という年代ではないんですね。プログレッシブ・ロックが事実上終焉し、まだカッチリしたHMが多くなかったような年代だからでしょうかね。
アルバム部門は上位2枚が飛び抜けて素晴らしいです。UNIVERS ZEROはランキングに組み込みにくい作風ではありますが、とにかく「凄い!」ってのは伝わってくるのでねじ込みました。下位のアルバムは1枚丸ごと好きというよりは、好きな曲が何曲か収録されてるから、という感じですね。ライブ作品はランキングの対象外としていますが、この年にも優れたものがいくつかあります。列記すると、QUEEN「LIVE KILLERS」U.K.「NIGHT AFTER NIGHT」JUDAS PRIEST「PRIEST IN THE EAST」等々。あとは2002年発表ながら1978,79年のライブ音源としてWINTERHAWK「THERE AND BACK AGAIN」が悶絶過ぎるので特筆しておきます。

最後に、ランク外だったものの印象に残ったアルバムと楽曲を列記しておきます。

【惜しかったアルバム】
THE ENID「TOUCH ME」
FRANK ZAPPA「SHEIK YERBOUTI」

【惜しかった楽曲】
As Good As New(ABBA)
Does Your Mother Know(ABBA)
Gimme! Gimme! Gimme!(ABBA)
Lovelight(ABBA)
Voulez-Vous(ABBA)
Shot Down In Flames(AC/DC)
Anyone's Daughter(ANYONE'S DAUGHTER)
The Loner(COZY POWELL)
If I Could Live Forever(MAGNUM)
Hey You(PINK FLOYD)
Always Somewhere(SCORPIONS)
Another Piece Of Meat(SCORPIONS)
Boat On The River(STYX)
Black Rose A Rock Legend (THIN LIZZY)
99(TOTO)
Lay It On The Line(TRIUMPH)
Nothing To Lose(U.K.)
La Faulx(UNIVERS ZERO)
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COMMENT 4

kazz_asai  2012, 10. 08 [Mon] 21:02

暗黒時代

1979年といえば、一番好きなBlack Sabbathからついにオジーが完全に脱退し、絶対の信頼をおいていたLed Zeppelinの「In Through The Outdoor」に肩すかしをくらい、Ranbowからロニーが脱退、AerosmithもKissもかつての血をたぎらせた面影はすでになく、聴いていたのはRiotと、Judas Priestと、UFOくらいか…とにかくそれまでハードロックを求めてきた私が最も意気沮喪した、逆の意味で思い出深い年です。
でもこの次の年、Iron Maiden、ロニーSabbathとの運命の出会いによって、HRにふたたび心酔することとなりましたが…今は昔の話です。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 10. 08 [Mon] 22:43

kazz_asaiさん、

コメント欄から浅井さんの無念さが滲み出てくるようです(笑)
確かにHR/HM的には狭間になっている年かもしれませんね。翌年にはメイデン、ロニーSABBATHの他にMSGとOzzyソロのデビュー盤もありますね!

因みに上のランキングから推測できるように私、RAINBOW「DOWN TO EARTH」はあまり好きじゃありません(笑)Lost In Hollywood以外。

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紅  2016, 12. 21 [Wed] 03:31

エニワンズドーワー本当に最高ですよね...ドイツのシンフォは幾つか聞きましたがキャッチーかつ哀愁のある彼はは最高峰かと...のちのアルバムも大好きです。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2016, 12. 21 [Wed] 23:42

紅さん、

ANYONE'S DAUGHTERはそのクオリティに比して、知名度がそれほど高くないのが残念ですね。
メロディセンスもアレンジ能力も抜群だと思います!

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