SWALLOW THE SUN「EMERALD FOREST AND THE BLACKBIRD」


SWALLOW THE SUN「EMERALD FOREST AND THE BLACKBIRD」 (2012)

フィンランドのメランコリック・ドゥーム・メタル・バンドの5th。タイトルの響きとジャケの色使いの美しさ、それだけで思わず高評価を与えてしまいそうになりますなぁ。バンドロゴのカッコ良さはメタル界最強クラス。

作を重ねる度に闇の住人から徐々に明るい方に歩みを進め“軟弱化”してゆく傾向のある彼らですが、本作もその流れに漏れず現時点で最も“軟弱”な作風になっています。もはや「デス」「ドゥーム」と言うのを躊躇うくらいゴシック/シンフォニック色が強まってきました。ただし“軟弱”なのは大歓迎な管理人ですから、それだけで本作を低評価するわけにはいきません。むしろ「バンザ~イ!」な方向性だとも言えます。だがしかし、ちょい歌メロと曲を盛り上げようとする手法が単調ですかね。Mikko Kotamaki(Vo)のクリーン・ヴォイスの割合は増え、ここぞという時にディープ・グロゥルをブチかますという具合です。私はMikkoの声がクリーン&デス、両方共好きなので喜んで聴いていられますが、そうでない方は退屈でダレてしまうかもしれません。
聴いて興奮するためのメタルとしては物足りませんが、雰囲気モノとしては上々の出来。やはりこういうメランコリックな旋律、暗い作風が私は好きなので、まったりと浸るのが気持ちいいです。聴きながら寝ちゃったときも数度ありましたが…(汗)

あ、④Cathedral Wallsに元(になっちゃった/涙)NIGHTWISHのAnette Olzon(Vo)が参加していますが、とりわけ彼女じゃなきゃダメな要素が追加されてるとは思われず…(PVは→コチラ)。

バンド自体は大好きだし個々のパーツには魅かれるものが多いので、非常に惜しいなぁと感じる作品ですね。
君達、こんなもんじゃないでしょー!?

【お気に入り】
⑩Night Will Forgive Us ←これはいい。
あと、とりわけこれらの曲が良いわけじゃないですが、
⑦Labyrinth Of London
⑧Of Death And Corruption
は、なかなか好き。
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