DARKSEED「SPELLCRAFT」


DARKSEED「SPELLCRAFT」 (1997)

ドイツのゴシック・メタルっぽいHMバンドの2nd?3rd?アルバム。発売当時、BURRN!の前田記者がメロデスとかRAGEとかPARADISE LOST等のキーワードと共に推していた作品。私もまんまとそれに引っ掛かり、結果ウヒヒヒ(喜んでる)となった思い出深いアルバムでもあります。
RAGEっぽいかどうかはさて置き(笑)、確かにヴォーカルの声質はPARADISE LOSTのNick Holmesに似た感じです。もうちょっとダミ声気味ですが。なのでデス・ヴォイスではないです。でも「メロディック・デスメタル」と言いたくなる気持ちは十二分に分かりますぜ旦那、な音楽性です。ギターが奏でるメロディがメロデス視点で美味しすぎるので、メロデス以上にメロデスっぽいサウンドと言いたくなりますね。その分リフにザクザクしたメタルっぽさは希薄なので、メランコリック・メロディー派には激しくオススメ、メタルはリフだろ派にはオススメできません。
また、女性Voを絡めたり、エレクトリック系のアレンジを導入したりとゴシックっぽい要素の導入も特徴です。ゴシック・メタルというより、もっとルーツを遡ったポジパンとか?よく分からないけど(笑)そんな感触のゴシックっぷりです。メタル原理主義者からしたらちょっとチャラい感じ(笑)?私はその点、メロデス的メロディが圧倒的に充実しているので気にならないどころか、コレ大好きですね。

曲のパターンというか、盛り上げ方のパターンはそう多いようには思えませんが、ツボにはまった時の煽情力たるや凄まじいばかり。女性Vo主体で明るく始まったかと思いきやクサメロ疾走に転じる③Self Pity Sick、その勢いを保ったまま突っ走るゴシカル・パンクと言えそうな曲調の④You Will Come、明快なギター・メロディと歌メロを畳み掛ける⑤That Kills My Heart、唐突な展開とベタ過ぎるギターのメロディにこっぱずかしさすら覚える(のが快感/笑)⑩Senca等は大好き過ぎ。

このアルバムが一番有名かしら?以降もそれほどパッとしませんが、一貫して良い作品を作っていると思うので、結構好きなバンドだったりします。

【お気に入り】
④You Will Come → YouTubeの音源。
⑩Senca → YouTubeの音源。
③Self Pity Sick → YouTubeの音源。
スポンサーサイト

COMMENT 2

kazz_asai  2012, 09. 25 [Tue] 21:00

器用貧乏?

私はこの作品しか聴いていないのですが、なかなか良い作品ですよね。
2曲目のFall Whatever Fallsなんてかなりの名曲。「Amok」+「Black in Mind」といったムードです。
現在ではあまり人の口の端に上ることも少ないようですが、ゴシックともメロデスとも分類できない多彩な要素が、かえって評価の妨げとなったのでしょうか。
久々に聴いて、ちょっと他の作品も聴いてみたくなりました。

Edit | Reply | 

ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 09. 25 [Tue] 21:55

kazz_asaiさん、

Fall Whatever Fallsは本作の中でも評判良いですよね。

次作「GIVE ME LIGHT」はゴシック・メタルに接近し過ぎて「らしさ」が減退してますが、それ以外は力作が揃っていると思います。私は、本作以外では「ULTIMATE DARKNESS」(2005)と「POISON AWAITS」(2010)が気に入っています。

仰る通りどっちつかずの音楽性が障害になったかもしれませんね。メロディ・センスは優れていると思うんですが。

Edit | Reply |