WINTERHAWK「REVIVAL」

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WINTERHAWK「REVIVAL」 (1982)

(多分)カナダのHRバンド、WINTERHAWKの1stアルバム。1982年発表のものにボーナス・トラック追加&リマスターで再発されたヤツ。

超名盤。
買いなよ。
聴きな。
泣くよ。



これだけで終了したいほどの名盤なんですが、まぁちょい説明すると、トリオ編成を生かした各楽器が主張しまくる70年代風のHRです。レトロっちゃあレトロな感触ですし、ヴォーカルはRUSHのGeddy Leeみたいな甲高い声なので少々好き嫌いが分かれるかもしれません。私はこのVoは曲に合っていると思うので「アリ」ですが。でもまぁ、そんなものは「偏に風の前の塵に同じ」です(意味不明)。演奏が凄まじいので。Doug Brown(Voも担当)のブリンブリン暴れまわるベース、Scott Benesの手数の多いドラムも素晴らしいですが、極めつけはJordan Macarusのギターです。因みにこのJordanさん、何を隠そう人間ではありません、です。その身上は仙人・Uli Jon Roth、神・Michael Schenkerを凌ぐほどの激泣きギターです。ストラトキャスターを使用しているようですが、そのトーンがまた絶品。やってる音楽の方向性はレトロですが、ギター・プレイと音質に野暮ったさやモコモコしたりということは全くなく、その極上サウンドに身を委ねることが可能です。

ドタバタと各楽器がその実力を誇示しまくる3分半以上にも及ぶインスト、その名もそのまんまな①Introから緩急自在のドラマティックな展開の②Sanctuaryへ。もうこの時点でかなりお腹いっぱい級のギター充実度です。この曲以降もバラバラな曲調が続きますが、全曲素晴らしいです。何故ならそれはが全曲のギターを弾いているからです。
がギターを弾いているのならばそれは全曲が神曲でしょうが、最後に神曲中の神曲、King of Gods' Songs(?)が待ち受けています。⑦Free To Live、その曲であります!9分半に及ぶ再生時間の間、延々と泣きまくり続けるギター。何故そんなに悶絶フレーズが滔々と流れ出してくるのか!?演奏者の独りよがりな演奏ではなく、聴き手に手に汗握らせまくりングなスリリング極まりないフレーズの連続技に、も、もう信じらんない!お手上げっす、手が付けられない激泣き。ありがとうございます。生きてて良かったです。

熱いギター・プレイ、泣きのギターが好きな人なら必聴の名名名名名名名盤!
ギターのことばかり崇め奉っておりますが、このJordanに一歩も引かずに渡り合っているBaとDrももはや人ではないのかもしれません(笑)

【お気に入り】
⑦Free To Live
YouTubeの音源 → コチラ。
なんとライブ映像がある → コチラ。ギター・ソロ・パートを抽出したような短縮バージョンだけど。
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COMMENT 2

kazz_asai  2012, 09. 20 [Thu] 21:02

号泣必至

扇情的なメロディ、官能的なギター、劇的な構成…本当に素晴らしい作品です。
Voのハイトーンも、緊迫感と哀愁に満ちたこの作品世界には不可欠と思っています。
すでに充分すぎる程ヒゲスカさんの文章で表現されているので私が屋上屋を架すことは控えますが、Period of Changeの美しいエンディングと吹きすさぶ風、Free to Liveの泣きまくりギターから始まる胸をかきむしるドラマ…涙のあふれるのを止められません。
これだけの名作なのに一般的な知名度は低いですよね。
ドラマティックなHMが好きならば、この作品を聴かないのは一生の不覚でしょう。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 09. 20 [Thu] 22:30

kazz_asaiさん、

コレ、浅井さんは愛聴してらっしゃると予想してましたが、やはり師匠です(笑)。私の何倍も思い入れが感じられて、とても嬉しいです。初めて聴いた時は、ここ数年間でもトップクラスの驚愕度でした。

確かにこの作品、こと「泣き」については超S級ですが、それほど知られてなさそうですよねぇ。勿体ない。一人でも多くのロック好き、ギター好きに聴いていただきたいですね。

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