ELUVEITIE「HELVETIOS」


ELUVEITIE「HELVETIOS」 (2012)

スイスのフォーク・メタル・バンドの5th。ヴォイオリンとか笛とか変な楽器とかを担当する人を含めた8人編成のバンド。米米CLUBって8人くらいでしたっけ?Dragon Ashより多いですね(関係ない)。このバンドの音楽性を表すのにDARK TRANQUILLITY風のメロディック・デスメタルに民族楽器によるフォークっぽさを取り入れたサウンドなんて言われますが、まぁその通りです。3rdアルバムのみ「メタル要素大幅減退&フォーク要素を前面押し出し」作風でしたが、本作は前作同様、上記のような音楽性です。強いて言うとAnna Murphy(HurdyGurdy&Vo)によるクリーン女性Voが増えてます。あと確か今作は何らかのコンセプト作だったような気がする(超適当スミマセン)…。所々ナレーションやらインストやらが挿入されていて全17曲。

民族楽器の使い方にややマンネリ感が漂ってきているような気もしますが、依然高品質の作品だと思います。彼らがDARK TRANQUILLITYに似ていると言われる所以ですが、曲調もさることながらヴォーカルの声質がMikael Stanne様に似ているという点もあるかと思います。つまり超かっこ良くて私好みってことです。ザクザクと疾走するメロデスに笛やらヴァイオリンが乱舞するサウンドを、私は“アナザー・サイド・オブ・ダートラ”って感じで楽しんでます。フォーク要素がお祭り的雰囲気を醸し出しつつもギリギリ能天気な風に感じさせないところに踏みとどまっている(?)ところも良いですね。シリアスなメタル演奏とのバランスもいい。一部メタルコアを思わせる展開がありますが、フォーク要素のせいか、さほどモダンな感じはしません。
気に入ったのは、激キャッチーなサビが癖になる⑧Neverland、間奏の民族楽器大フィーチャー・パートがフックになっている彼らの王道タイプのタイトル・トラック②Helvetios、女性Voがメインを張った(Annaちゃん熱唱)シンフォ/ゴシック・メタル的な曲調がアルバムの中で異色ともいえる⑨A Rose For Epona、超高速でヴァイオリンと笛が乱舞するリフが超気持ち良く耳に残りまくる⑩Havocといったところですね。
不満点は長尺なこと。また、コンセプト作と言いつつもあまり「らしい」雰囲気は出ていません。SEやナレーションが効果的に働いているように思えず、中途半端な感じですね。コンセプト作としては各曲が独立し過ぎ、普通のアルバムとして捉えると長過ぎ、という印象。

【お気に入り】
⑧Neverland これいいよ
②Helvetios
⑨A Rose For Epona → PVはコチラ。
⑩Havoc → PVはコチラ。
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COMMENT 2

kazz_asai  2012, 09. 15 [Sat] 08:11

合格

私は2ndまで買ったのですが、3rdがアレだと聞いたのでそれからスルーしてました。
ダートラ風といわれてるのは知りませんでした。私はダートラといえば1~3rdまでしか頭に浮かばないんですが、確かにそんなところが感じられるかも。
エピックなA Rose For Eponaがいいですね。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 09. 15 [Sat] 13:04

kazz_asaiさん、

3rdは企画盤みたいなものだと捉えています。
最近のダートラの方がもっと感触は似てるように感じます。ダートラのKeyの代わりにELUVEITIEでは民族楽器、みたいな。

私は、2nd>1st>4th>今作>3rdという好みの順番ですね。

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