Chick Coreaが死去。

ジャズ・ピアニスト/作曲家のChick Coreaが癌により2月9日に亡くなったことが発表されました。79歳。

amassのニュース → コチラコチラ。

chickcorea_profile2021.jpg

このブログを始めるもっと前のことですけど、ガイド本を片手に、意図的にジャズ/フュージョン・シーンの作品を聴いてみた時期があります。というか、今でも引き続き掘り下げてみたいと思っているジャンルです。ジャズというよりは、どちらかというとフュージョンですけどね。
そんなジャンルの中でも、HR/HMリスナーとしてはテクニカルで(もっと言うと「テクニカルであることがストレートに伝わってくるもの」で)、かつロマンティックな旋律とドラマティックな展開をもつ曲/アーティスト/グループが好みに合いました。ジャズ・ロック的なやつ。

いくつか聴き漁ったなかでとりわけ響いてきたのが、RETURN TO FOREVER(以下、「RTF」)でした。言わずと知れた、Chick Corea(Key)とStanley Clarke(Ba)を中心にしたスーパー・バンドです。
RTFのことは島田荘司の『異邦の騎士』を読んだときから興味をもっていたし、そのさらに前からChick Coreaの名前は耳にしていたと思うんですが、CDを購入して聴いてみたのはこのタイミングだったように思います。
Chickのソロ作品も持っていますけど、私は強いて言えばChick CoreaファンというよりRTFファンなのでしょう。「名」だけで「実」が伴っていないスーパー・バンドの多いなか、RTFは真のスーパー・バンドでしたから。特にAl Di Meola(Gt)とLenny White(Dr)を擁する第2期ね。

RTFのライブを生で1度だけ観たことがあります。2011年の東京国際フォーラム ホールA。このときの来日もRTFとしては30年ぶりだったんですね。GtはDi Meolaじゃなくて、The Chick Corea Elektric Bandにも参加したスウィープ・ピッキングで有名なFrank Gambale。
そしてこのRTF公演が、私にとってChickのステージを観た唯一の機会になりました。もうDi Meolaとの共演は叶わないんだよね。


facebookにはChickが生前に残したメッセージが載っており、それを訳したものを各ニュースで読むことができます。
彼の作ってきた音楽を好きな人には、ぜひ読んでもらいたいです。

他者への感謝と敬意。
創作に携わる人たちへ向けた願い。
これらの言葉にChickのスタンス、音楽へのアプローチがよく現れていて、涙がこみ上げてくるのを我慢できんよ。

ああ悲しいなぁ。


心よりご冥福をお祈りいたします。


スポンサーサイト



COMMENT 0