ASTROMATE LAST LIVE 『 LAGASH 』 (2020/6/13)

ASTROMATE LAST LIVE 『 LAGASH 』 TICKET VILLAGE配信 (2020/6/13)

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ASTROMATEの無観客配信ライブを観ました。
シングルの感想記事で書いたように(→コチラ)、この『LAGASH』が第一期ASTROMATEのラスト・ライブとなります。

ASTROMATEが終わるわけではありません。たぶん。
でも、現行メンバーが全員卒業のうえ、第二期の構想が明らかになっていない現状では、所属事務所やクリエイター(作曲者や振付師)にとっては「一区切り」かもしれませんが、メンバーやファンにとっては「これが最後」という認識のライブになったんじゃないですかね。管理人についてもしかり。

ASTROMATEを初めて観たときのことをよく覚えています。
2019年9月22日(土)、新木場STUDIO COAST。 『楽遊アイドルフェス』というフェスの出演グループのひとつでした。あいにく雨予報の日でしたけど、このときはまだ何とか降り出さずにもちこたえていた曇天の屋外ステージです。当日のレポは→コチラ。
ビビッたんですよ。歌唱レベルの高さとキビキビしたダンスに。曲も、メンバーが放つ空気も、どちらもめちゃくちゃ好みだった。あと、自己紹介するときに出身地を言うの、で、それがみんなバラバラなの、インパクト大きかったよね(笑)
「こりゃあ宝物見つけちゃったぞ!」という気持ちでした。この日、“いつも行ってるところ”のほかに複数のグループのステージを観ましたけど、ASTROMATEが最大の“収穫”だった。

でもその後、ライブにはあまり行けなかったのよね。今回のこのラスト配信ライブを含めて、観ることができたのは全部で6ステージでした。
“主戦場”ともいうべきブルーフォレスト(別に戦わないけどw)のライブ本数がめちゃくちゃ多いこと、それがASTROMATEのライブ日程と被りまくったことが原因ですかね。また、活動するシーンが異なるというか、同じイベントに出演することが少なかった、というかほとんど無かったんですよね。インディーズ・アイドル界を「群雄割拠」とでも表現すれば耳に心地良い響きかもしれませんけど、実際にはシーン毎の閉鎖性や硬直化は、もしかしたらバンド界隈よりも進行してるのかもなー、とも。
今年に入ってから大阪に転勤になったこともあり、連続主催ライブも行けなかったし。
ま、これらすべて言い訳なんですけど(苦笑)

新型コロナウイルスを巡る規制によって、ここ1,2ヶ月で無観客の配信ライブも増えてきました。管理人がそういった類の、有料の配信を視聴するのは今回が初めてです。元々、無料だろうがなんだろうが、同時配信的なコンテンツにさほど興味を魅かれない人間ってのもありまして。
この『LAGASH』も、メンバーと撮影クルーを含むスタッフさんだけライブハウスに入れて、お客さんはチケットという名の視聴権利を購入して画面越しにライブを観る、とそういう仕組みです。卒業に際して、ファンの目前でライブを披露することができなかったことについて、本人たちには忸怩たる思いがあるでしょう。アストロからの卒業だけではなく、アイドル活動そのものから卒業するメンバーもいることですし。
でも配信とはいえ、こうしてきっちりと「最後の場」を設けてくれたのは、とても嬉しいことですね。ついこないだ、ラスト・ライブを開催できなかった例を身近で知っているので。


で、前置きが長くなってしまいましたけど、肝心のライブです。
配信が始まったら、カメラに映ってるのは記憶にないステージ周りの景色でした。「これどこのハコなんだろなー?」なんて考えながら観ていたんですけど、配信後にファンの方のツイートを検索してみた限り、どうやら恵比寿CreAtoだったようで。案の定、行ったことないライブハウスですわ。
カメラは4台かな。フロア左右にカメラマンが2人、フロア後方とステージ上センターに固定カメラが1台ずつ。

つーかね、いきなりヲイラが初めてみる衣装で登場したから面食らいましたよ。一番最初の衣装でオープニング・ナンバーは1stシングルのASTRO。これはズルい。涙腺崩壊的な意味でズルい。
1曲終わったところでキャリアを辿るムービーを流し、2曲目のBrilliant Worldへ。その衣装が同シングルをリリースしたときのものにチェンジしてて、これまたズルい。なにがズルいって、涙腺崩壊的な意味でズルい。
再び1曲で暗転、続きのムービーで現在まで辿り、現行衣装にチェンジしての新しめの曲を2連発。全10曲という少ないレパートリーの中で、最大限に練られた構成だったと思います。
それは1stワンマン『What color is the earth』(レポは→コチラ)でやった、編成チェンジによるメドレーをここで再びもってきたこともそう。ソロ・コーナーではないですけど、2人という最小構成になることで、よりメンバー個々人に着目して観ることができたと思うので。


初期から追いかけてきたファンの皆さんには、涙なしに観ることができなかった人も多かったと思います。私はそういった“積み重ねた歴史”がないからか、ムービーでは泣くことはないんですよ。でも5人が楽しそうにパフォーマンスしている姿がやばい。なにがやばいって、涙腺崩壊的な意味でやばい。

生のライブ。
目の前に“好き”な人がいて好きな曲を歌っている(奏でている)シチュエーション、ステージとフロアで交換される熱、ライブフロアの空気。こういった要素は、感動を増幅させる一方で、些細な「瑕疵」をぼやかせる効果もあります。音程やリズムがズレたとか、ダンスが揃わないとか、演奏ミスったとか、そういう「完璧からの逸脱」がライブの醍醐味だったりもするんですけど、一般的にはマイナスに捉えられるそれら「瑕疵」が気にならない、もしくは気づかない(笑)。それって、生ライブゆえのマジックだと思うんです。

そういう魔法が働かないはずの配信。しかも無観客。
こりゃあ、ある意味残酷です。生の興奮による補正効果が期待できないから。実力がくっきりと浮かび上がっちゃうから。
でね。そんな特殊な環境下であっても、ASTROMATEのパフォーマンスは強かった。めちゃくちゃキラキラしてた。個々の歌唱がそれぞれの輝き方をしてて、揃ったコーラスが綺麗で力強くって、見どころの多い複雑なフォーメーション/振りがビシッとキマってて、カメラ(の向こう側のファン)へ送るレスが愛情に満ちていて。
メンバーそれぞれ気合十分ってのが伝わってきますけど、特に早崎友理、声にめちゃくちゃ気迫がこもってるゥ!

そのパフォーマンスの強さにブワッとこみ上げるものがあったよね。オンオン泣いたよね。
なんでこんなに素晴らしいパフォーマンスをしてくれるグループが活動を終えてしまうんだろうという、どこにも持って行き場のない思いが溢れて。画面の向こうの彼女たちが充実したステージを見せてくれればくれるほど、楽しそうな表情を見せてくれればくれるほど、こっちは激しく涙するというww
配信ならではの映像を使った趣向を取り入れつつも、普段の生ライブとなんら変わらないようなキメを盛り込み、目の前にファンがいるかのように、煽りまくったり掛け合いするのもサイコーでしたね(笑)


このラストライブももうそろそろ終わりなのかクッ…という頃合い、メンバーひとりひとりからの挨拶がありました。佐藤はんな、結川まひろ、望月さあや、本田夏実、早崎友理という順番。気持ちのこもったそれぞれの言葉に号泣ですわな。画面向こうのメンバーだけじゃなくて、こっちが。
胸を突かれたのが、望月さあやの「自分の武器が見つからない」という言葉。その前のMCでも自分は自己肯定感が低いという話をしていましたが、あれだけ歌えて、バレエの動きを取り入れたかのような華麗な舞ができて、それで「取り柄が無い」だなんて…とビックリしました。私が観た初めっからめちゃくちゃ素晴らしかったよ、あなたの歌。

同時に、褒めることって大事、思いを伝えることって大切、そう痛感しましたね。どちらも不得意なんだよなぁ、ヲイラ。こんな文章書いてて、基本的には褒める内容で書こうとは思ってるけど、ついつい余計なお世話だよテメーってこととかマイナス面を(エラソウに)指摘しちゃったりするもんなぁ。本人に直接伝えるのはもっと不得手。


挨拶のあと、ASTROMATEファンを表す愛称であり、ファンとの絆を歌詞にしたSTARGAZERが投下。名演だったと思います。涙ナミダによる大団円ではなく、最後は笑顔に満ちたOur Songで締めくくられたのも良かった。
最高のラストライブでした。

1stワンマン・レポの文章をそのまんま引用します。今でもそう外れたことは言ってないと思うくだりなので。
一本芯の通ったイメージの中から浮かびあがってくる、メンバー個々の色。これがキラキラした多面的な輝きを生みます。
ロック姐さん的頼もしさの本田夏実。
大人っぽい容姿と素直で透明感のある歌声のギャップがむをおおおお!な早崎友理。
伸びまくる歌唱にラップにと、Vo面での屋台骨たる望月さあや。
指先まで神経の行き届いた所作が美しい結川まひろ。
明と暗、まるで正反対の2人なのに、どちらも柔和な佇まいの小鳥遊桐恋と佐藤はんな。


素敵なグループでした。
一足早く卒業した小鳥遊桐恋も含めて、メンバーの今後の人生に幸多からんことを祈ってます。
素晴らしい時間と記憶をありがとうございました。

<セットリスト>
01.ASTRO

***** キャリア回想映像1 *****
***** 衣装チェンジ *****
02.Brilliant World

***** キャリア回想映像2 *****
***** 衣装チェンジ *****
03.CHOICES
04.My Light

05.編成チェンジメドレー
  STARGAZER (望月さあや/早崎友理) ~
  REBELS (結川まひろ/佐藤はんな) ~
  CHOICES (佐藤はんな/早崎友理) ~
  ASTRO (本田夏実/結川まひろ) ~
  Never End (本田夏実/望月さあや → 全員)

06.COLORS
07.No pain, No gain
08.REBELS
09.Never End

***** メンバー挨拶 *****
10.STARGAZER
11.Our Song

***** エンドロール *****
***** 以上、ASTROMATEでしたッ! *****


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