CMM ( as CIRCUS MAXIMUS )、INFINITE MARINER ( as IRON MAIDEN )、浜ボウル (as HAMMERFALL) 他 @大塚Hearts+ (2019/12/8)

HAMMERFALL tribute BAND 浜ボウル presents 『 Heavy Metal Strike!! Vol.8 』 大塚Hearts+ (2019/12/8)



1年ぶりの熾天使です。

大塚に舞い降りた熾天使こと、世界のせき様(Key)を擁する、イタリアン・プログレメタル・バンドDGMのコピバン=DMM
…が今年はDGMをカヴァーするんじゃなくてCIRCUS MAXIMUSをカヴァーするんですって。
狂ってますね。
で、バンド名がCMM
安易ですね。←

HAMMERFALLのトリビュート・バンド=浜ボウル主催の、コピバンばかりを集めたこのイベントを観るのも3年連続になります。
一昨年のレポは→コチラ。
昨年のレポは→コチラ。
熾天使降臨タイムに合わせてHearts+にイン。


CMM (as CIRCUS MAXIMUS)
DGMCIRCUS MAXIMUSも大雑把に言うと「プログレメタル」という括りで捉えられるバンドですけど、その実、感触はけっこう異なります。…よね?
前者Dはヨーロピアンなパワーメタル。それを技巧的に聴かせる。後者CMはDREAM THEATER直系のプログレメタルをメロハー的ポップさで包み込む。本家DTと同様、ラウド/オルタナっぽい質感を併せ持っていたり。

そんなタイプの異なる2つのバンドのカヴァーになりますが、ここのメンバーは本家が同期音源でやってることを人力でやり遂げちゃうような狂ってる人たちですのでね、その突き詰め方には凄まじいものがあります。
わかりやすいのはウワモノ楽器の役割の違いでしょうか。DGMではとにかくGtとKeyの派手なインタープレイがめちゃくちゃ美味しく、“やまださん(Gt)マジネ申でしょ!? せき様マジ熾天使でしょ!?”状態でした。でも今回は、フレーズ毎に目まぐるしくトーンが変わるような繊細かつ大胆なアプローチが必要とされるような演奏。空間系のエフェクトをかました音使いも多い。別の意味でネ申でした。当然のように超テクニカルなソロもありますしね。そりゃあ観ているヲイラは指板化しちまうよ。
つーか、熾天使様が難易度のクッソ高いプレイの連続なのに終始ニコニコしてて、むをおおおお!むをおおおお!
あとですね、Drが起点となるプレイが多いんだなってことにも気づかされて面白かったですね。

Voのjinさんは「こんなに声が出ないのは初めて」っていうくらいの喉の不調でしたが、なんとか形にはしてくるし、悲壮感たっぷりだったり言い訳染みたスタンスではなかったのが救い。バンドメンバーみんなが楽しそうにプレイしているのが良かったです。
ただ、満足な結果とは程遠いパフォーマンスだったようですので、来年もしかしたらCMMリベンジあるかもしれないすね。メンバーによるとDMMよりCIRCUS MAXIMUSのほうがずっと難しいみたいですけど。

<セットリスト>
1.Architect Of Fortune
2.Abyss
3.Arrival Of Love
4.Burn After Reading
5.Ultimate Sacrifice


SEVENTH WADA (as SEVENTH WONDER)
CIRCUS MAXIMUSをカヴァーしようとする連中もちょっとおかしいが、SEVENTH WONDERをカヴァーしようとするのはもっとおかしい。そんな2組が一緒のイベントに出てるのは最高におかしい。
だってセブンス・ワンダーですよ? Tommy Karevik(Vo)のKAMELOT加入によって知名度は上がったものの、今だ来日していない北欧のマイナー・メタル・バンドをカヴァーしようだなんて、正気の沙汰とは思えない(笑)

本家のアルバム・ジャケをオマージュったクソコラ()のようなアー写を見て、「もしや…?」とは思っていましたが、KeyはGRAND FINALEPapilio Effectusのあおい嬢。ステージ慣れが違う。余裕がある。カッチョええ。
この日、5バンドで出演して約30曲を叩く(!)というドラマーのネズボーンさんがここでもプレイしており、パワーメタル系だけじゃなくて、こっちもイケるんだ!? どんなスタイルでも叩けるのかよ!?ってビビったっす。

しかしSEVENTH WONDERの作品はひととおり持ってるはずなのに、まったく身体に沁みついていないというか、記憶にない楽曲群だったなぁ(笑)

<セットリスト>
1.There And Back
2.Unbreakable
3.A Day Away
4.The Angelmaker
5.Against The Grain
6.Alley Cat


浜ボウル (as HAMMERFALL)
Renegadeのイントロのバイクの排気音を、黒板消しをブィーンブィーンやって再現するお約束。これを観るためだけでも、一年に一度大塚Heats+に足運ぶ価値がある。
…かどうかは知らないが、今回もめっちゃ楽しいです。

演奏がしっかりしてるから安心して聴けるし、甲冑姿のヴォーカルの人は視界ゼロで歌ってるから全く安心して観れない。最高だ。
Baのピエロの人は演奏しているところよりも、途中に挿入される余興(?)である『浜ボウル杯争奪HM王座決定戦(タイトル合ってる?)の司会進行役を務めているシーンが強烈すぎて、そっちのイメージしか残らない。最高だ。

いやマジで、観ている人を楽しませるための工夫があちこちに仕掛けられたステージになっていて、毎回感心するのです。エンタメ者かくあるべしってスタンスで。

<セットリスト>
1.Never Forgive, Never Forget
2.Renegade
3.Hector's Hymn
4.Let The Hammer Fall
5.The Dragon Lies Bleeding
6.Hearts On Fire


RIOTOTO (as RIOT)
昨年観たときも感じましたが、演奏の締まり具合がハンパないス。特に弦楽器隊の熱さが素晴らしい。
そして選曲がマニアックなのも、同様。前回は「V」時代の曲を中心に編んでいましたが、今回はMike DiMeo(Vo)時代の曲が多い!(笑)
つかヲイラの知らない曲もあったし。RIOTは全ディスコグラフィーを制覇してるバンドじゃないんだよなー。

<セットリスト>
1.Angel Eyes
2.Soldier
3.Victory
4.End Of The World
5.Glory Calling
6.Riot



INFINITE MARINER (as IRON MAIDEN)
愛、爆発ッ!!
ブルースディッキン子こと、てぃらにーさん(Vo)擁するIRON MAIDENのコピバン。昨年は同じくメイデン・カヴァーのEdwalda Forceでの出演でしたが、今回はこちらで。Bruce Dickinsonソロ・カヴァーのAIR-RAID SIRENとメンバーの大部分が共通しています。

選曲がやばい。
本家がライブで一度もやったことのないBack In The Villageに、大作Sign Of The Cross。後者はメイデンの長尺曲の中でも屈指の出来だと思いますね。

演出がやばい。
The Trooperのユニオンジャックなんて当然と言わんばかりに、Sign Of The Crossで光る十字架(デカい)とフード付きのマントを、Aces Highでエディとスピットファイア戦闘機(浮き輪を改変w)を投入。溢れんばかりの愛とDIY精神がものすごい。

再現性がやばい。
てぃらにーさんによる性差を超えた驚異のBruce成りきりっぷりはもちろん、演奏陣のメイデン度の高さも素晴らしかったです。
トリプルギター編成。で、ギタリスト1名がKeyも兼任することで、バンドサウンドの再現性が大幅アップ。Steve Harris(Ba)による弦がフレットにぶつかるバキバキ音や、Nicko McBrain(Dr)のタイム感とスネアの響きも、「おぉ、これ!コレ!」と膝を打つくらいの見事さでした。実際には膝叩くアクションはしてませんけど。

素晴らしいステージでした。あと、何より楽しい。
他のバンドさんもですけど、愛あるカヴァーを観ると原曲をもいちどきちんと聴きたくなりますわね。

<セットリスト>
1.Different World
2.Wrathchild
3.Revelations
4.Back In The Village
5.Sign Of The Cross
6.Aces High

ENCORE
7.The Trooper



あ、お菓子食べるの忘れた!!
※気づいたら無くなってた。がっつきが足りない。


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COMMENT 1

DD  2020, 02. 01 [Sat] 21:07

 Riotのカバーバンドの最後の曲は、Reale時代の最後らへんのalbumの曲だし、こういうのも見る側にしても、playしてる側も楽しそうで、状況等が合えば、見に行ってみたいものです。

 時期は遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。

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