アンピクシープーペ 1st単独公演 『 お勤めご苦労様です 』 @新宿RUIDO K4 (2019/11/19)

アンピクシープーペ 1st単独公演 『 お勤めご苦労様です 』  新宿RUIDO K4 (2019/11/19)

pipupe_profile2019_1.jpg

【ウサギ】
①ウサギ目ウサギ科の総称。齧歯類に似るが、上顎の門歯が2対あり、別系統とされる。尾が短く、後肢が長く跳躍に適し、耳が長いものが多い。
②スリーコール以内に電話をとる。
③顔面がつよい。言葉がつよい。


【ひよこ】
①卵からかえって間のない鳥。特に、鶏のひな。ひよっこ。
②コピーを素早くとる。
③超カワイイ。ぴよぴよ。


【天使】
①宗教において神と人間との中間におかれる霊的存在。一般に神意の伝達者をいう。
②何もできないからお茶汲みをする。
③といいつつ、実はいちばん何でもできるんじゃないか?



ダイヤモンドルフィーのしらいしゆの&藍川さゆ、元エルフロートのミズキによる、“社会人しながらアイドルする”アンピクシープーペ(ピプペ)のワンマン・ライブに行ってきました。公演タイトルが、出所したアニキに掛ける言葉なんじゃないかと、一部で話題になったようななってないような、そんな公演。「お勤め」が「お務め」だったら、完全に893になってるところでしたね。

初の単独公演とのことです。
…が、ピプペさん、実はワンマン・ライブはすでに2回開催しております。ユニットが始動した翌月の2019年5月に2回。オフ会参加者対象のものと、始動公演のプレミアム・チケット購入者限定のものと。当日のセットリストをみると、いずれもフル尺のワンマンとは言えないヴォリュームでしたし、通常の単独公演とは性格の異なるライブであったため、それらはカウントしていないんでしょう。
今振り返ると、その2つに何故か参加していなかった過去の自分にバカヤロウ!な気持ちでいっぱいですが。

RUIDO系列のライブハウスはブルーフォレストのイベントでよく利用されていますが、今回もしかり。会場は新宿RUIDO K4になります。管理人は上手側3列目あたりの位置取りです。すぐ隣には、秋葉原一帯にその名を轟かせるチェキクレイジー鰯氏。恐れ多いポジションだ。緊張する。


平日の火曜日、19:30スタート。
1曲目はエルフの時折マーメイドでした。「~でした」などと平然と言ってますけど、これはB'zでいったらultra soulでおっぱじめるようなもんですからね。自他ともに認める代表曲であり人気曲であり、必殺曲。ハコの空気は瞬時に発火点まで上昇し、爆発する。
これはアレだ、ピプペが初めての“外ライブ”をやった、七夕の日のキネマ倶楽部の熱狂に近似だ。レポは→コチラ。
社会人爆発、アゲインだ。

ここしばらく、時折はセトリに入っていなかったんですよね。前回、恋に恋したわけじゃなくあなたに恋したのは、9月22日の新宿ReNYまで遡ります。「封印」が意図的なものだったか定かではありませんが、ワンマンのために出し惜しみしていたんだろって勘繰りたくなるくらい、強力無比なオープニングでした。この時点で勝利を確信しましたよね。
そこからエルフの精霊NIGHT、ドルフィーの愛の手錠という、激しく働かせられ拘束される曲が畳み掛けられる。この会社のお勤め、ふつ-じゃないぞ。

このネ申セトリ、ピプペにしかできまい。
西山雄作プロデューサーが生み出したブルーフォレストの名曲群を、全てではないにせよ(建前上は)自由に扱えるのがピプペの強みです。ダイヤモンドルフィーエルフロートという、2つのグループの元メンバーが在籍しているからってのがもちろんその理由ですけど、それと合わせて、どのレパートリーでもステージで表現できるであろうスキルと経験値が3人にはある、そのことが重要なわけでね。

ステージに装飾やオブジェ的なセットは一切ナシでした。潔いまでにギミック・ゼロ。そこにあったのは、音楽と照明と3人のパフォーマンスのみ。ごくごくシンプル。それだけに演者の地力が問われるのです。
そして社会人は強いのだ。
めちゃくちゃつよいのだ。


テレフォンピンク・しらいしゆの。
圧倒的な美貌と抜けのよい個性的なトーンの歌声を持つ女神。
ステージに上がった彼女はとにかくキマる。タイプの異なる楽曲に合わせて、カッコ良くも可愛くもひたむきにもふてぶてしくもなれる。シリアス系の曲、特にfake poker ~生き様に賭ける道楽~での凛とした佇まいはサイコーです。あと、愛の手錠で際立つ姿勢の良さ、背筋の伸びにもグッとくる。

この日、実は満身創痍だったゆのりんこチャン。高熱による全身蕁麻疹から復帰したと思いきや、手首は腱鞘炎、足は捻挫と、踏んだり蹴ったり。でも、そんな不調を動作にも表情にも全く感じさせないんだ。プロ意識の塊のような人。ワンマンに臨むにあたってのアドレナリン分泌のおかげもあったかもしれないけど。
彼女の「強さ」は身体的な頑強さ()ではなく、己の美学によって支えられているような気がする。

お茶汲みパープル・藍川さゆ。
ファッション・モデルなのかこの天使は。…っていうくらいステージ映えのするエース。
ピプペのライブを観て感じる「爆発力」。そのかなり大きい部分を担っているのが、さゆてんのステージングだと思うのです。スラッとした肢体から繰り出される一挙手一投足が、ひとつひとつダイナミックでしなやか。
自分の強み(とおそらくは弱みも)を的確に認識しており、場面々々で必要とされているものを提供する術に長けている人なんじゃないかな。そしてたぶん、研究熱心で拘りが強い人だとも思う。
器用に使い分けできる歌唱がその最たるところで、ゆのとミズキの得意な声域やキャラを把握して、足りないところをそっと埋めるようなそんな役割が効きまくってる。だからピプペは歌唱面でも聴き応えのあるユニットでいられる。

コピーレッド・ミズキ。
天才的なダンス・スキル。周囲を自然と和ませるムードメーカー。ブルーフォレストの歴史を体現するレジェンドであるにもかかわらず、なんなんだそのピュアネスっぷりは。
彼女のダンスは、バッキバッキでキレッキレ。なんだけど、同時にめっちゃ柔らかい。手足が蛸のように見えるときありますもん(褒めてる感皆無だがめっちゃ褒めてる)。ひとつの動作を繰り出すまでの予備動作みたいなものが無いんですよ、ミズキは。助走無しで全力疾走できちゃうみたいな、そんなダンス。瞬時にフルスロットル、いきなりマックス。ギュイン!ギュイーン!って感じ(伝わらないか?w)

その独特さゆえに、ミズキのダンスは周りとはあまり馴染まない。他の者が彼女のレベルまで達することができず、図抜けているからこそ浮いてしまう。グループ全体のダンスのシンクロ率からしたら、ピプペよりもエルフ&アイフラの現役組のほうが優れていると感じます。でも、みんなで合わせることだけがダンスの本分でもないですしね。ミズキのダンスはそれ単体で魅了できるし、ユニットのパフォーマンスを一段上へと押し上げる。


初“外ライブ”@東京キネマ倶楽部のレポでも書きましたけど、やっぱりピプペはクラブチームというより代表チームみたいなんです。個々の輝きがエライことになっている。しかも3人のバランスが最高。誰かが見劣りすることも、キャラが被ってお互いの印象を薄めることもなく、それぞれの輝きの大きさが揃っているというかね。
個々のスキルや長所については、上で簡単に触れたとおりですけど、アイドルってそれだけじゃない。技術への信奉だけじゃ割り切れない存在ですからね。観ている人に、ファンに、ポジティヴな何かを届ける力が強いんですよ。「何か」の正体は、元気だったり楽しさだったりキャワイイ!!だったりカッコイイ!だったりキラキラする輝きだったりホッとする安らぎだったり、人によって異なるんでしょうけど、そんなこんなを届ける力が破格なのだ。彼女たちは。


チームとしてステージに立つ目的は何だ?
勝てばいい。
ピプペは得点力のあるチーム(「特典力」もあるけど)。勝てるチーム。綺麗なフェア・プレイをするチームじゃなくていいんですよ。元々ピプペは反則なんだから(笑)。その編成や出自からして、ズル過ぎるんだから。
でもこれはスポーツじゃなくてエンタメなんでね、楽しませたもん勝ちなんですよ。
そして、楽しんだもん勝ちでもある。

その点でピプペは大勝利だ。
めいっぱい楽しんだヲレも大勝利だ。



始動からの7ヶ月の間に、ブルフォレ・アーカイヴからひとつひとつ持ち曲を取り出し、自分たちの武器に加えてきた社会人チーム。この単独公演にあたって、「初披露される曲がある。それも1曲ではない」と事前に告知されていました。何が来るんだろう?という期待が、この日の大きなハイライトのひとつでもあったわけですけど、結果は予想の遥か上をいくものでした。
禁断のShall We Dance
初恋リマインド
トロイの木馬
PAIN -AIの証-

1曲1曲、イントロが鳴るごとに悲鳴にも似た歓声が起きるRUIDO K4。管理人は隣のチェキクレイジー鰯パイセンと顔を見合わせつつ驚愕しましたよ。「この曲をやってしまうのかッ!? ズル過ぎる!w」という意味合いの驚愕です。ズルさのレベルが違う。
エルフ最強楽曲・禁断を(正式に)持ち曲に加え、Angelic Devilと並び代名詞のような存在であるトロイの木馬をその手に収めたさゆてん。こりゃあ無敵じゃないか。
ちなみに、ゆのりんこチャンが練習しまくった結果、手首を痛めた曲はPAIN。って駄洒落かそれは。


新たに4つのキラーチューンを持ち弾に加えた結果、ピプペ1st単独公演は、ブルフォレ総力戦 の様相になりました。
楽曲、タレント、歴史。全て投入しての総力戦。
ミズキ、しらいしゆの、藍川さゆ。この3人は、西山雄作プロデューサーとともにブルーフォレストの礎を築いた人材です。だからこそ、積み重ねられた歴史と、その結果の上に成り立っている「今」の存在を、観ている者に感じさせることができる。
掛け値なしに最高の単独公演でした。
素晴らしい景色を見せてもらった。


ピプペのことや、この単独公演の記憶に思いを馳せると、「尊敬」、そして「ありがとう」、このふたつがまず思い浮かびます。
「尊敬」と「感謝」。
日本語ラップの常套文句みたいで、思わず失笑しちゃいそうになるけど、これが本音なんだからしょうがない。

色々と感無量なのです私は。
普段仕事をしながら、空き時間で歌と振り付けの練習をし、このレベルのステージを披露する。「才能」の一言だけではとても片付けることのできない、とんでもない努力が裏にあったことは疑うべくもありません。
プロ意識が高く、相手の気持ちを推し量ることに長けている。ファンを楽しませること、期待に応えることに対して全力。だから「尊敬」の念が溢れる。

管理人は、彼女たちが在籍したドルフィーとエルフのステージを観ていない人間です。ドルフィーについてはアイフラとのツーマンで1日限定で復活したのは観ましたけど、それは棚ボタみたいなもので、活動期間を並走したわけじゃない。
その触れることのできなかった過去。復活し、こうして精力的に活動してくれている現在。そして、いつまで続くかはわからないけども、その先の未来までも感じさせてくれた。だから「ありがとう」なのです。

本編をピプペ唯一のオリジナル曲、君と私でイコールで締めくくったことに、あたしゃあ涙がちょちょぎれたわよ。
奇跡を超える奇跡がある
新しい未来へ



ゆのりんこ、さゆてん、ミズキ。復活してくれてほんとうにありがとう。
西山さん、たっくさんのクッソぶち上がる名曲をありがとう。
ぴこにゃん、3年間もメゲずにヲレを誘い続けてくれてありがとう(笑)

過去は今に、そして未来に繋がっているよ。


<キラーチューンしかないセットリスト>
01.時折マーメイド
02.精霊NIGHT
03.愛の手錠
04.そんな君が好き
05.ダイヤモンドリーマー
06.water tree
07.Angelic Devil
08.bravery heart
09.shining

10.禁断のShall We Dance
11.初恋リマインド
12.トロイの木馬
13.PAIN -AIの証-

14.fake poker ~生き様に賭ける道楽~
15.拝啓 ロミオとジュリエットへ
16.君と私でイコール

ENCORE
17.奇跡の旗



残業(≒追記)はコチラ。
  ↓↓↓



ピプペはTシャツを別にすると正式な衣装は1種類しかないのでね、ライブ本編は衣装チェンジなしで通しました。
で、アンコールで登場する時に、NewグッズTシャツに着替えてくると思いきや…、、、

何の予告も無く新衣装をお披露目してきたので、心底驚きました。
白をベースに、メンバーの担当色の花の刺繍を散りばめたドレス。究極的に可愛いんだけど子供っぽくならない、上品な綺麗さがあって、最高の衣装じゃないですかコレ。さゆてんさん監修だそうですよ。グッジョブ過ぎるよ、お茶汲みパープルさん(泣

ひとしきりワァァアアアっとなったフロアの反応を見て、ゆのりんこチャン曰く、
「皆さんの気持ちを代弁します」
「『超カワイイ』」


いや、りんこ。
chigausoujyanai.jpg

違う違う、そうじゃない。
確かに「超カワイイ」んだけど、それだけじゃあヲレの気持ちは代弁できないな。

むをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおすんげぇ可愛くて尊すぎるよぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおありがとぅぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!



おしまい。


スポンサーサイト



COMMENT 0