Lilith Abi@四谷LOTUS

Lilith Abi Summer Concert 2019 四谷LOTUS (2019/7/27)



Crossover popsバンド、Lilith Abi主催のスリーマン・ライブに行ってきました。各50分ステージ。
お昼のアンピクシープーペエルフロート(レポは→コチラ)からのハシゴっす。アイドル⇔プログレの振り幅な。

リリスの“頭脳”であるこじまりょうすけ(Keyとか色々)は「今回も」というべきか、リリス以外の2組でも出演してます。なので当イベント、実質的にこじまフェス化しております(笑)

一番手のkonitを1曲ちょいだけ観れましたけど、以前にリリスとコラボったことのある角田紘之(Vo&Key)がいるグループだって知らなかったー。見逃したー。奔放なジャズロックっちゅーか、なんちゅー自由自在なアンサンブルなのか。こじま&角田のツイン・キーボード、強力でした。
トリのイナガキゲンタセッションは、普段聴くことのないタイプなだけに新鮮でした。管楽器×2名をフィーチャー、やたらインスト・パートが雄弁でブルージーなポップス/ロック。遊び心がふんだんに盛り込まれていました。


Lilith Abi
ヴォーカルの薫が資格試験のための勉強期間に突入するということで、このスリーマンのステージをもって1年ほどライブ休止になるというリリス。といっても、もともと頻繁にライブをやるグループでもないし、戻ってきてくれることをメンバーが明言してますのでね、がっかりすることもない。「その日」まで生き延びるだけ。←切実

ワーカホリックなこじま氏は、イベントの度に音源を用意してきてくれます。今回はフルアルバム。
6thアルバム「10years」はこの日から発売になる(というか会場でしかフィジカルCDは買えないが)ものの、同作からの楽曲披露はアンコールでの1曲だけで、あとは既存曲をバランスよく取り交ぜたセトリになりました。「作品は作品。ライブはライブ」と分けて考えているフシがあるし、ライブで披露するために入念な準備をすることもあってか、新曲がすぐさまステージでお披露目されるという機会はそれほど多くないリリスです。ま、曲に依るんでしょうけども。

前回観たのは2018年のワンマンでした(レポは→コチラ)が、演奏布陣はそのときと同じです。ジャズ/フュージョン色よりもロック/プログレ色が強め、パワフル・モードのリリス。

 薫(Vo)
 こじまりょうすけ(Key)
 福原ケイ(Gt&Vo)
 松本勇人(Ba)
 山口さとし(Dr)
 飯田瑞樹(Sax)


終演後にこじま氏とお話したら、「この編成であればリリスのどの曲でも演れる」という趣旨のことを仰っていて、その言葉から自信のほどがうかがえました。おまけに、ロック色の強いこの方向性は管理人の好みにぴったり合うのよね。
事実、このラインナップによるLilith Abiのライブは強力無比。山口&松本のリズム隊の音はがっつんがっつんクるし、福原ケイがいることで演奏的にも歌唱的にもハーモニーが豊かになる。そして飯田瑞樹のサックスがフュージョン・リリスとロック・リリスの橋渡しを担う。
完璧やんけ。

前作(5.5thとカウントされたミニアルバム「知と愛」)に収録された曲が2つ、セットリストにありました。Sleep paralysisとタイトル・トラックの知と愛がそれですが、どちらもリリスにしてはストレートで明快、キャッチーさのある仕上がり(でもヒネりはある)だったのがちょっと驚きであり、かつ同時にこのラインナップに合った曲調だなぁ…と感じました。
それが既存曲と一緒に混じり合って、いい感じにスパイスになるのよねー。

いちステージにこれだけ振り幅の広い楽曲が揃ってて、かつ、どの曲からも自分たちの個性がビシバシ伝わってくるって、希少なことですよ。演奏がどのベクトルへと向かおうとも、薫のヴォーカルが最終的には印象をまとめ上げるんだよなぁ。
今まで出会った女性ヴォーカリストん中でも、ずば抜けて個性的で表現の多彩な人。気だるげウィスパーからデスVo染みた唸り声まで。
…って書くと、そりゃあスタイルとしてはそんな風に色んな歌唱をする人はいるでしょう。でも、ひとつひとつの表現がどれだけ板についているのか、説得力を有しているのかって話でね。歌い方によって性格や年齢はおろか、性別まで変わってるんじゃね?ってくらいの迫真がある。稀有な才能。

着席スタイルのライブでした。でも座っていようが立っていようが、燃えるときは燃えるし、萌えるときは萌える。心の中で。
終盤、Unconditionallythetaの流れにおける感情の高まり。これはヘドバンです。メロイックです。心の中でヘドバンかましてメロイック・サイン掲げてます。
肉体的ヘドバンじゃなくて精神的ヘドバン。エア・メロイック。何言ってるのか分かんないですけど。とにかくまぁ、そんな感じの昂奮ですよ。

ますます自由自在な感覚を強めてきたリリス。
つよいわ。

<セットリスト>
1.Enter the void
2.Sleep paralysis
3.Fighting Rodents
4.ハイエイタス
5.知と愛
6.Unconditionally
7.theta
8.Partner

アンコール・コラボ with イナガキゲンタセッション
ex:Tokyo Underground


また来年。


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