ダイヤモンドルフィー4周年記念 【ドルフィー衣装でアイフラアンビスエルフロ3マンLIVE!!!】 @新宿ReNY (2019/7/11)

ダイヤモンドルフィー4周年記念 【ドルフィー衣装でアイフラアンビスエルフロ3マンLIVE!!!】 新宿ReNY (2019/7/11)



【敬意】
尊敬する気持ち。

【継承】
前代の人の身分・仕事・財産などを受け継ぐこと。承継。



今は活動休止をしているダイヤモンドルフィー。その結成4周年を祝う記念公演に行ってきました。
Higepediaによると、「ダイヤモンドルフィーは、2015年7月11日に結成された日本の女性アイドルグループ。『お人形のように可愛く、ダイヤモンドのように輝く』をコンセプトに活動していた」んだそうです。ちょうど4年前のこの日、生まれた。

ブルーフォレストは何をしでかすか、全く読めないんです。危険な存在です。6月には【ごちゃ混ぜ祭】なんていうクッソ楽しいイベントをぶち上げたのが記憶に新しいところですが(レポは→コチラ)、またまたやってくれちゃいました。なんじゃこりゃーッ!?って企画を。
ダイヤモンドルフィーの結成記念日に際して、I.D.And Fly LooMエルフロートアンダービースティーがドルフィーの衣装を着て、スリーマン・ライブをやっちゃう。ドルフィー曲もやっちゃう。
「ドルフィー衣装を着て」 ← わかる
「ドルフィー曲をやる」 ← わかる
「アイフラとエルフが」 ← わかる
「アンビスも一緒に」 ← えっ!?


ブルフォレに所属していない、他事務所のアンビスまで巻き込んでやっちゃうのォ!?
なんじゃこりゃーッ!?

えらいこっちゃえらいこっちゃ。
ものすげー1日になる予感しかしねぇぞ。
あらかじめ、ドルフィー衣装を身に着けた3ユニットのアー写が公開されるほどの気合いの入りっぷりですし。

会場は新宿ReNY。管理人にとっては、アイフラ初ワンマンアイフラvsドルフィー・ツーマンピプペ始動公演、ごちゃ混ぜ祭と、この数ヶ月で特別なステージをいくつも観てきた場所です。
エルフ35分、アンビス40分、アイフラ40分。
さぁ開祭だ。


エルフロート
ドルフィーにはギターがリードするハードポップ調の曲も多く(特に初期)、エルフの音楽性に大いに通じるんですよね。すでに継承している初恋リマインドを含めて、そういった弾けるような明るさと切ないメロディが合わさった楽曲を選んできました。始まりがout of cageで、締めがdream of flowersだなんて、反則でしょう。
こんな無茶な企画に参加してくれたアンビスに敬意を表して、アンビス曲の作曲を手掛けるTakekoshi Takuya氏が書いたTEARS-ティアーズ-の曲、storiaもカヴァーしました。ドルフィー曲をやるエルフもレアなら、“外部”の曲をやるのはもっとレア。

衣装はドルフィー初期の、アシンメトリーなスカートが特徴の白&金。いつものエルフよりちょっと大人っぽさと気品が増してましたかね。
しかしですね、いっつも驚異的な運動量が必要とされるステージをこなしているせいか、ドルフィー曲を踊ってる妖精さんたち、余裕があるというか、動きがスローモーションに見えます(笑)
エルフらしく溌剌とした、そしてキラキラとしたステージになりました。

そうそう、ステージに掲げられてたドルフィー4周年のバックドロップですけど、なんとリカがデザインしたんだそうな!
パソコンに精通した妖精。やるな。

<セットリスト> ※はダイヤモンドルフィー曲
1.out of cage ※
2.ムーンエージェント
3.初恋リマインド ※
4.storia (TEARS-ティアーズ-カヴァー)
5.PAIN -AIの証-
6.嘘つきブリリアント ※
7.dream of flowers ※


アンダービースティー
初恋リマインドのときの衣装を中心にしたアンビス・メンバー、すげーステージ映えします。凛とした、美しき佇まい。
このグループはステージに登場した瞬間から、こちらの背筋がスッと伸びるような適度な緊張感を感じさせるんですよね。良い意味でキャピキャピしていない。もしかしたら、「ひらがなびーすてぃー」のほうはキャピキャピしているのかもしれないけど。

そんな緊張は、1曲目がドルフィーのトロイの木馬であることが判明した瞬間に、鳥肌モノの緊迫感へとレベルアップします。この場面でアンビスにやってほしい曲の最右翼、それがトロイっしょ!という手応え。思わずガッツポーズしちゃいたい感。
いきなり沸点を軽く超えた昂奮を、2曲目のAngelic devilがダメ押ししやがる。誰が選曲したんだこの絶妙さはァ!(嬉)

アンビスは歌にせよダンスにせよ、優れた技術をもっているグループです。表現力もしかり。
それにしても。
それにしても、ですよ。
このカヴァーの完成度の高さはなにごとか。

入念に準備してきたことが、容易に察せられる出来栄えです。
歌割りとフォーメーションの組み直し。導入部に春乃友夢のアカペラを組み込んだりして、大きくアレンジを施したVoパート。原曲のオケだけ使用して、歌は全て自分たちの生声だけでやりきったこと。全てが驚愕です。
多忙なスケジュールの中、時間を作って練習し、ここまでのパフォーマンスを提示してくれること。その根底にある深い敬意に思いをやると、感謝の気持ちが沸き上がってきます。自分が“ドルフィー側の人間”であって、ドルフィー・ファンとして「ありがとう」と伝えたいわけじゃない。そんな大層なもんじゃない。ただ単純に、すんげーものを見せてくれてありがとうと、そういう気持ちです。

単なるマネではなく自分たちなりの解釈を盛り込んで、かつ、ここまで愛情と敬意をもって他人の曲をカヴァーすることができるなんて…。。。
ラスト、植竹優亜のドルフィーへの短いメッセージは簡潔なゆえに胸を打ち、最後の曲としてアンビス版fake pokerが放たれる。稀代の名曲を完全に自分たちのモノにしている様を観ていて、私は涙が止まりませんでしたよ。めちゃくちゃ凄かった。

見どころは3つのドルフィー曲カヴァーだけにとどまらず。自分たちの持ち曲でも、むをおおおお!むをおおおお!であることを証明してくれました。出し惜しみゼロのキラーチューン大盤振る舞いです。
ついにoccult proposeを聴くことができたし、終盤のravenhappiness to you!の流れには痺れた。

あとですね、ゆむ&ゆあに次ぐ、第三の歌い手ともいうべきポジションに今井莉南がいるんじゃね?ってことに気づいちゃいましたねこれ。アンビスは全員が均等なVo割り振りになっているわけではなく、ゆむ&ゆあの比重が高めです。その点、湊あかねと村上瑠美奈という圧倒的なメイン・ヴォーカルを擁する、prediaに通じるところがある気もします。2グループが似てるってことじゃなくて、メンバーの役割において共通する捉え方ができるよね、という意味で。
そんな中、今井はわりと曲の“美味しい”パートを担当する場面が多く、最年少で一番後に加入したメンバーなのに頼もしいなーと。

アタマとケツにドルフィー曲を配置し、ドラマティックに構築されたステージ。これまで3回観てきて、いつも隙の無いパフォーマンスをしてくれている印象のアンビスですが、今回は正に完璧。あまりにも素晴らしいステージでした。
アンダービースティー。向かっている方向や表現しているものが異なるとはいえ、ブルフォレ・ユニットとはまた違った魅力がたくさんあるグループです。以前の繰り返しになりますが、総合力の高さがハンパないですよ。特に人数が近いアイフラにとっては、アンビスから学ぶ、というか盗めるところは多いんじゃないかなー、と感じた次第です。

<セットリスト> ※はダイヤモンドルフィー曲
1.トロイの木馬 ※
2.Angelic devil ※
3.Breaking Now
4.occult propose
5.ARCADIA CAT
6.TOKYO monster
7.raven
8.happiness to you!
9.fake poker ~生き様に賭ける道楽~ ※


I.D.And Fly LooM
ドルフィー衣装で登場したアイフラ・メンバー(5人がドリーマーMVの、asunaが初期白&金のもの)を見て、まず思ったこと。
脚が出ているッ!
「足なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」みたいなやりとりをどこかで耳にしたような気がしますが、それが全くの間違いだったと証明された格好である。脚 is 重要。

まぁそれはともかく、アイフラといえば正式なダイヤモンドルフィー継承ユニットですからね、そりゃあドルフィー曲の披露に関しては一日の長があるわけですよ。いつもの出番でやってる楽曲なわけですし。冒頭からSNAKE GIRLanswer of killと畳み掛け、オッシャーっ!!という手応えとともに、安心して観ていられる。
逆に、その安定感はこういうハレの場である“お祭り系”イベントでは、「意外性が無い」というあまり好ましくない評価にも結び付きかねない懸念もあるわけでして。
で、アイフラのステージがどうだったかというと、充実感しかないアンビスの熱演の後でも、また違った面白さを提供できていたと思います。いつもの必殺曲をぶつけてきた後は、良い意味で予想を裏切る変わり種の連続攻撃でした。

まずは、7月25日キネマ倶楽部のENTERTAINMENT SHOWに先んじて披露することが決まった、新たなドルフィー継承曲。何がくるんかいなと思ってたら、すでに社会人ユニット=アンピクシープーペへと継承されている、Angelic Devilでした。
でもこれは我々が知っているエンデビじゃない。同じ曲なんだけど、全く異なる別の曲。[remake]という名に偽りはなく、[rebuild]といったニュアンスもあるかもしれない。
原曲はハードポップっぽさのある仕上がりでしたけど、一気にメタリックに。テンポが上がり、移調することでヘヴィさが強調されています。隙間なくDrとGtと鍵盤が敷き詰められていて、めっちゃ音数が多い。特に、狂気を帯びたピアノの乱舞が強い印象を残しますね。
印象的なセリフを担当するchihiro、彼女を中心にしたフォーメーション、アングラ感たっぷり振り付け等々を観て私が感じたイメージは、「異形の者たちの宴」。なんというか、めっちゃアイフラらしさに溢れている。
メロディが呼吸する余地を与えず展開してゆく様は、西山P自ら言っていたように、好みが別れるところでしょう。一つのカタチとして完成している原曲とは別モノと考えるならば、これはなかなか面白く、ライブでどう育ってゆくか楽しみですね。

続いて、これまたピプペへと継承された愛の手錠に、まさかまさかのサンドウィッチドリームが! この曲初めて観るぞ!
センターに立つnatsukiが、怪しげなデカサングラスをかけてニヤリとするや、大きな歓声に迎えられ、他の5人は後ろで無表情にパラパラ風のダンスを踊る。実にシュール。アイフラらしいのか、らしくないのかよく分からんが、とにかくなんだこれ、パリピ感全開でめちゃくちゃ楽しいぞww
途中でasunaがnatsukiのグラサンを奪って困惑させる趣向も効いてたし、natsukiがさらにパリピ度の高いハート型のサングラス(2つ目)を用意してるところもイカす。Wパリピ。

エルフと同様、アンビスへの感謝を述べてravenをカヴァーしました。これはね、鉄板ですよね。この曲がアイフラにマッチしないわけがないっちゅうかっこよさ。ラストは錯覚の喜雨I.D.Flyのオリジナル曲で締め。
盛り上がったねー。楽しかったねー。振り返ってみると、序盤にドルフィー継承曲、中盤に変化球を並べて、終盤にオリジナルと、よく考えられた構成のセットリストでした。
至福の40分間。

<セットリスト> ※は未継承のダイヤモンドルフィー曲
1.SNAKE GIRL ~勇敢愛心~
2.answer of kill
3.Angelic Devil [remake]  ←New!
4.愛の手錠 ※
5.サンドウィッチドリーム ※
6.raven (アンダービースティーカヴァー)
7.錯覚の喜雨
8.I.D.Fly


各ユニットともに、ブシュゥゥウウウ!!っていう特効や銀テープの演出、LEDレーザーを含む豪華な照明が持ち込まれ、この特別な一夜を豪華に彩っていました。




アイフラのステージが終わったところで、全出演者、それとドルフィー組であるピペプのしらいしゆのと藍川さゆ、アイフラを卒業したうらら(!)が集合して、締めの挨拶が行われました。ドルフィーの創設者であるゆのりんこチャン、昂奮のあまり喋ること喋ること(笑)。
彼女のそんな気持ちも理解できる、素晴らしいステージでしたけどね。

遺された音源を個々のファンがそれぞれ楽しむのもいいけど、こうして奏でられる場があることで、その楽曲群が新たな命を吹き込まれて生き続ける。そういうのってとても貴重なんだと思う。過去を懐かしむだけじゃなくてね。
ダイヤモンドルフィー現役時代を体験できなかった身からすると、このイベントを開催してくれたこと、そこに立ち会うことができたことに感謝するのみです。誰に向けた感謝かというと、西山雄作プロデューサー、ドルフィーを創ったしらいしゆの、ドルフィーの歴史を作ってきたメンバーとファン、スタッフさん。また、そういった「過去」だけでなく、グループが休止中であってもこういった趣旨の企画を催すことができるような、良質な関係を築いている「今」の人たち。

今回のイベントが真に特別なものとなったのは、アンビスの参加に依るところが大きいんだろうな、と感じています。彼女たちの参加に依って、そしてそのステージが思い出すだけで鳥肌立つくらい素晴らしいパフォーマンスだったことによって、イベント自体が身内ウケに留まらない説得力を備えることができた。アンビスが提示してくれた「外から見たドルフィー像」は、愛情と敬意に溢れまくっていて、「ダイヤモンドルフィーはこんなに素晴らしいユニットなんだよ」って、別方向から証明してくれた。
そんなアンビスに最大限の拍手を。


いやー、来年の7月11日も、ってことだねこりゃあ。
それまで、生きる。


スポンサーサイト



COMMENT 0