『 SUOMI FEAST 2019 - Extreme Dark Night vol.8 -』 @赤羽ReNY alpha (2019/5/24)

『 SUOMI FEAST 2019 - Extreme Dark Night vol.8 -』 赤羽ReNY alpha (2019/5/24)

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『SUOMI FEAST 2019』、1日目に行ってきましたー。
JULIAたぁんの生誕祭と被っていたけども、BEAST IN BLACKSWALLOW THE SUNBRYMIRがいっぺんに観れるのはこの日しかなかったからしょうがない。苦渋の選択。

赤羽ReNY alphaは5月半ばにオープンした、キャパ600の新しいライブハウス。
どんなハコなのか、前日に調べて驚愕します。

柱ッ!!

まさかフロアのここにィ!?という位置に、柱というより橋脚と言ったほうがしっくりくるほどぶっとい角柱がッ! 2本もッ!
「ライブハウス 柱 邪魔」で検索して引っ掛かってくるべきハコは、渋谷duo MUSIC EXCHANGEと渋谷CLUB QUATTROだけじゃないのだ。ラオウ=duo、トキ=QUATTRO、ケンシロウ=赤羽ReNY。我ら、柱三兄弟。


NICUMO
ゴシカルな要素のあるメタル~ヘヴィロックでしょうか。バンドの佇まいは地味ですが、出してる音にはなかなか魅かれるものがありました。ヴォーカルがめっちゃ上手いです。野太いグロゥルから朗々とした歌い上げ、気だるげな囁き声まで、自由に操る巧者。表現豊かです。
振り返ってみると、MVになってる曲を中心にやってくれたようなので、代表曲で固めたセトリだったんでしょう。
<セットリスト>
1.Dream Too Real
2.Who You Are
3.Beyond Horizon
4.Death, Let Go
5.Witch Hunt


SWALLOW THE SUN
初めて観るってことも考え合わせると、この日のアクトで一番楽しみにしていたのが彼ら。
6人のメンバーの半数がフード被りという、根暗っぷりが最高ですね。そしてその音世界も最高でしたね。

ほぼほぼスローな曲展開で、かつ即効性があるとは言えない彼らのメランコリック・ドゥームは、このフェスのラインナップの中では浮いていると言ってもよいでしょう。だがそれだけに、余計にその孤高性が光る。ダメな人には徹底的にダメだろうが、好き者にとっては徹底的にハマる。そうです、私はそんな好き者一派です。
なんて美しいんだろうか。
圧倒的な“負”のパワーの重圧に押し潰されることはなく、耽美性が際立つ音像。それは正に「WHEN A SHADOW IS FORCED INTO THE LIGHT」(感想は→コチラ)を覆っていたムードとイコールで、ゆえに、ずいぶん大人しいなと感じたその新曲たちも、過去曲と馴染んでる。全部が全部、StSミュージックとして説得力をもって奏でられている。
浸れるわー。めっちゃ浸れるわー。
至福。

無愛想でそっけないわけでもなく、ヘンにキャハキャハするわけでもなく、自然体なパフォーマンスがその音楽性に合っていたし、他の出演バンドほど華々しさや親しみやすさやがあるわけじゃないですけど、管理人の心には強く刻まれました。
素晴らしかった。

<セットリスト>
1.When A Shadow Is Forced Into The Light
2.Firelights
3.Cathedral Walls
4.New Moon
5.Stone Wings
6.Deadly Nightshade
7.Swallow (Horror Pt. 1)


BRYMIR
彼らの出演がこの日だからこの日に行くことにしたんだ的な、シンフォニックでエクストリームでフォーキッシュなメロディック・デスメタル・バンド、ぶりゅみるたん。

始まった途端に、なんじゃこの力強さとハイパーっぷりはッ!?とビビることになります。なりました。
めちゃくちゃ前のめり。突進しまくりング。メロディがクサい/クサくないとか以前に、メタルとしてのアグレッションに圧倒されました。ヲタクだと思ってたら野獣だったみたいなインパクトのデカさっす。
演奏レベルの異様な高さに口あんぐりだったんですけど、特にこのDrは凄いよねぇ。ヘンに綺麗にまとまらないで熱さをぶちまけるパフォーマンスになっていたのは、このドラマーの貢献の大きさゆえでしょ。あとVoのハイテンション。めちゃでけぇ声で吼えるように曲コールするもんだから、そりゃ熱くなるってもんで。

欲を言えば、あんまり気に入っていない3rdの曲をバンバンやられるよりも、2ndからの曲を聴きたかったですけど…。
それを差し引いても、強烈なステージでした。

<セットリスト>
01.Gloria In Regum
02.Wings Of Fire
03.Ride On, Spirit!
04.Sphere Of Halcyon
05.And So We Age
06.Starportal
07.Vanquish The Night
08.Lament Of The Ravenous
09.Chasing The Skyline
10.For Those Who Died


BEAST IN BLACK
たのすぃぃぃいいい! めっちゃたのすぃぃいいよぉぉおおおお!!
メンバーみんなニッコニコの笑顔で、キャッチーなポップ・メタルをエネルギッシュにブチかましてくれるんだから、これは盛り上がりますわ。2作続けて素晴らしい作品を届けてくれたことで、バンドに対する信頼感もウナギ上りでしょうから、フロアの空気もめっちゃ良質。

Yannis Papadopoulos(Vo)はズルい。スキンヘッドに超キラキラ&ウルウルした眼差し。大仰な身振り手振り。強力な金切り声とナイーヴなオンナ声をスイッチ。なんというキャラの濃さなのかッ!!ww
あと、Kasperi Heikkinen(Gt)、めっちゃ上手くないですか? 運指めっちゃ軽やかじゃないですか? Yannisを見てないときはほぼずっと彼のプレイを追ってました。表情もにこやかでめっちゃ素敵なオジサマやん。

パーティーしようぜアティテュード全開にも関わらず、能天気なだけのステージにならないのは、メロディに哀愁があるから。それとHR/HMとしての骨太さがしっかり感じられるから。弦楽器隊がネックの動きを揃えてフォーメーションを組んじゃったりとか、伝統的なHR/HMの流儀に則ったステージングにもニヤニヤさせられる。
初来日の『SUOMI FEAST 2018』のレポ(→コチラ)で、「次回の来日で人気は爆発するでしょこりゃ」って書きましたが、少なくとも赤羽ReNYの中でも爆発してましたね。

2ndの曲が加わったことで、セトリの自由度が増しました。翌日はここから5曲も増え、もはや“決してやらない曲”なんじゃないかと思っていたZodd the Immortalもやってるゥ!! クソゥ…一番聴きたかった曲だけにこれは悔しい。次回聴けることに期待、、
…と思ったら、『METAL WEEKEND 2019』というBURRN!とワードレコーズ絡みっぽい2Daysフェスで、9月に再来日するんですって!→コチラ。
BIB以外のラインナップもなかなか豪華だし、チケ代も安め!

<セットリスト>
01.Cry Out For A Hero
02.Unlimited Sin
03.Beast In Black
04.The Fifth Angel
05.Heart Of Steel
06.Born Again
07.Repentless
08.Ghost In The Rain
09.Die by The Blade
10.Crazy, Mad, Insane
11.Sweet True Lies
12.From Hell With Love
13.Blind And Frozen
14.End Of The World


しかし赤羽ReNY、2019歩譲って柱のことは置いといても、音量が馬鹿デカくて辟易しました。
NICUMOが始まった途端に、あまりの音の大きさに吐き気を覚えました。耳栓してるのに。SWALLOW THE SUNで適正になったかな…?と思いきや、BRYMIRで再び爆音に。LOUDER THAN HELL。客の耳を壊す気かよ。バンドによるところもあるんでしょうけど、総じてデカかったし、これはハコのPAのせいじゃね?って思うのですよ。
柱の邪魔さに加えて、この爆音。他の会場での日程を選べるイベントならば、わざわざこのハコを選びたくはないですね。少なくとも、生音ドッカーンッなバンドのライブは勘弁だわ。


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COMMENT 2

桃丸  2019, 06. 08 [Sat] 11:43

No title

こんにちは、自分もSWALLOW THE SUN目当てで行ってました。自分はフィンフェス2012で一度観てるんですがやっぱり最高ですねぇ~(´ε` )25日はSABBRABELLSの単独があった為24日だけにしましたが25日は結構セットリスト変えて時間も少し長くやったみたいですね(^_^; Evoken de Valhall Productionが事業休止を発表されて今後SWALLOW THE SUNやINSOMNIUM等を呼んでくれるプロモーターが現れるか非常に心配です(^_^;

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ヒゲ・スカイウォーカー  2019, 06. 11 [Tue] 06:35

桃丸さん、

桃丸さんもご参戦でしたか!お疲れ様でした。
フィンフェスでのStS初来日のときは私も行くかどうか迷った覚えがあります。なぜ結局行かなかったのか覚えてませんが(笑)。でもこうして観ることができて感激ですね。

EVP事情休止で、メロデス含むメロディック系のマイナー~中堅どころの来日は減ってしまいそうな気が…。もっとエクストリームなバンドになると小規模なハコで来てくれるイメージがあるんですけど。

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