I.D.And Fly LooM urara 卒業公演@新宿RUIDO K4 (2019/4/23)

I.D.And Fly LooM urara 卒業公演 『 ~7人の新たな出発地点~ 』 新宿RUIDO K4 (2019/4/23)



【卒業】
①学校の全教科または学科の課程を修了すること。
②ある状態・段階を通過すること。
③一つの事業を完了すること。

【麗らか(うららか)】
①空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさま。
②声などが晴れ晴れとして楽しそうなさま。
③心にわだかまりがなく、おっとりしているさま。



I.D.And Fly LooMuraraの卒業が発表されてから2週間ちょい。遂にこの日が来てしまいました。通算11フラ目。
しかし自分の誕生日に推し(?)の脱退が発表されるってなかなかキツいぜよw
uraraの卒業公演は、ブルーフォレスト所属の4ユニットが全て出演するイベントになりました。タイムテーブルはアイフラ以外の3ユニットが15分ずつ。トリのアイフラが1時間。予想よりもアイフラ比重の大きいタイテ構成になっていました。ありがたい。


Rilly
この数日前にリーダーのなみが脱退したため、りなとねねの2人によるパフォーマンスでした。
どうにかこうにか悲壮感を感じさせないよう、歌い踊る姿に泣けてくる。来月のワンマン公演ではReNYの広いステージを2人で務めなきゃなんないということで、どうか頑張ってほしいです。
<セットリスト>
1.Rilly Story
2.bright heart
3.僕色バルーン


エルフロート
開演前からフロアのムードは明るいし、ここまでは私自身もノホホ~ンと観ていたんですけど、1曲目の時折マーメイドが終わったあとに、マアヤが「残り2曲はuraraさんへのエールと感謝を込めて」とか言い出すもんだからそこで涙腺アウト。
エルフと豆の木のリフのところをアレンジして「うららうららうららうららー!」って煽りだしてきちゃってそれは反則だろう。「uraraさんに届くようにもっと大きな声でー!」って。
ダメ押しは歌詞に「月が、月が、月が」とあるムーンエージェントで、いつもどおりのエルフらしく、弾けるようなめっちゃ明るいノリなんだけどもうアカン。溢れる愛に溺れてまう。
<セットリスト>
1.時折マーメイド
2.エルフと豆の木
3.ムーンエージェント


なんで「月」というモチーフがこの場で効いてくるかというと、ファンならご存じのように、uraraのダイヤモンドルフィー時代の名義である「月丘うらら」にちなんでいるからですね。
そして月推しはここだけに留まらないのだ。


アンピクシープーペ
むをおおおお! ツインテじゃないゆのりんこは無敵ぃぃいい!!
テレフォンピンク=しらいしゆの、コピーレッド=ミズキ、お茶汲みパープル=藍川さゆによる、ブルフォレ所属社会人ユニット。1週間前の新宿ReNYでの始動公演からの2回目になります。

1曲目は、このユニットとしては初披露となるエルフのカヴァー、奇跡の旗。メンバーの立ち位置とイントロで何の曲かを察知したフロアから歓声が沸き起こります。今までの道程と未来への決意を歌ったこの曲の歌詞。それをuraraのドルフィー時代からの盟友である、しらいしゆのと藍川さゆが歌うってんだからズルい。「もう二度と迷わない 月に誓うよ」っていうんだから果てしなくズルい。

ピプペ・オリジナル曲の君と私でイコールを挟んでから披露されたのは、オリコンデイリー1位を獲得したドルフィーのダイヤモンドリーマーでした。
「飛び慣れた空から離れて 新しい空を飛ぶことを決意した」
「夢を叶える場所」というテーマを「飛ぶこと」「空」と重ね合わせたこの曲ほど、送り出す場面に相応しい曲があるだろうか。1番のサビ入り直前のセリフ、「そして今も君を夢中にさせたい」は月丘うららの声なのよね。思わず嗚咽しそうになった。
…だけに留まらず、ラスサビに入る直前にゆのがuraraへの感謝を言葉を述べ…、つーか叫び(アドリヴだったらしい)、またもや涙腺が崩壊したんだわ。

このダイヤモンドリーマーで、オクターヴ下の低音部をさゆが担当していたのが印象的でした。始動公演のレポ(→コチラ)で、ピプペには「“変わった”声の持ち主しかいない」なんて不届きなことを書いた輩がいますが、透明度の高い細めの声を持つゆのに、さらにその上の音域で特異なトーンを鳴らすミズキときたら、さゆは下の低音を受け持つのが順当でしょう。
ピプペにおいて、歌唱の幅広さを担うのは、(何もできないと言いつつ、器用さのある)さゆてんになるんだろうなぁと感じた一場面でした。
<セットリスト>
1.奇跡の旗
2.君と私でイコール
3.ダイヤモンドリーマー


それぞれのユニットがそれぞれの良さを発揮して、uraraを送り出す。
わずか15分ずつだったけど、メンバーの想いがパフォーマンスと選曲に凝縮されていて、素晴らしかったですね。

いよいよ、
次はアイフラ。
始まってほしくないという気持ちとは裏腹に、すぐさま暗く荘厳なSEが流れてきちゃうのよね。バンドの対バンみたいに転換の時間があるわけじゃないから、心の準備がまるでできねえっていう。


I.D.And Fly LooM
1曲目の錯覚の喜雨から、何やら尋常じゃないほどの気迫が迸っているのを感じる。
メンバーが険しい表情でステージに臨んでいるかというと、まるでそんなことはなく、むしろ晴れ晴れとしたいい顔をしてます。でも、歌唱から、ダンスのキマりっぷりから、所作の端々から、この日のこのステージに賭ける気合いがビシバシ伝わってくる。ここまでカッチョイイ煽り声はバンド界隈でもなかなか無いんじゃないかってくらいのnatsukiの煽りも、いつにも増して切れ味鋭い。

どんな状況であれ安定したステージを届けるのがプロフェッショナルであるとするなら、気持ちの入り方によってパフォーマンスが良かったり、反対にあんまり良くなかったりと、精度がブレるというのは、もしかしたらあまりプロらしいことじゃないのかもしれません。
でも大切な仲間の門出となる舞台、ここで奮起しなくてどうすんだって話で、今までで一番”つよい”アイフラの姿を観て、あたしゃあ嬉しさがバーストしたんですよ。
錯覚の喜雨のラスサビ前のブリッジ(落ちサビではないな。ありゃあブリッジだ)は本来natsukiが歌うパートなんですが、そこをオマエが歌え!とばかりに急遽uraraに譲りやがるんだ。
「大事なことはきっと自分の筋を通すこと」
クソッ…、アジな真似しやがる…(泣

錯覚の喜雨カルーセルシンドロームアイロニーディストピア
なんつー変態曲の並びか。変態にしてどの曲にも分かりやすいフックが設けられているところがキラーで、それら唯一無二の楽曲を7人のアイフラが緊張感を湛えて“最後の姿”として現出させてゆく。
彼女たちは今、自身の「過去最高」を塗り替えている。その場面に立ち会っているんだな、との思いがまた胸を熱くさせます。

uraraをセンターにした、Lキッス ~愛のスラング~天寵の聖歌fake poker ~生き様に賭ける道楽~の3連続は、シームレスなフォーメーション・チェンジによる曲の繋ぎ方も秀逸で、このときばっかりは「卒業」という文字がアタマっから抜け落ちて、ただただ目の前のステージに引き込まれていました。
中でもfake pokerの漲り具合、ド迫力ったらどうなのよ。ドルフィー組の3人(uraraとnatsukiとmichelle)だけでなくて、7人みんなが頼もしかった。


1週間前の落ち着いた色合いの銀髪を、再びトレードマークである金髪へと戻したこの日のurara。
その髪がステージ上ではライオンのタテガミのようにバッサァー!バッサァー!ってなっていたのは平常モードではありますが、バッサァー!バッサァー!が度を過ぎたのか(笑)、左側頭部の髪の毛が寝癖のようにピョコンとなっていたのが、卒業の日の彼女の記憶。かわいいじゃないの。

「強欲」「負けず嫌い」と自分を分析するuraraの口からは、威勢のよい言葉がたびたび飛び出してきました。管理人がアイフラと出会ってからのわずか2ヶ月半の間にも、幾度もそういう言葉を彼女の口から直接聞いた。
でも、ほわんほわんした穏やかな語り口のせいか、強欲どころか、逆に癒しに感じるのよね(笑)。歌ってる時の密度が濃くどっしりと安定した声音とは真逆に、喋るとめっちゃふにゃふにゃになるんだ。その愛すべきギャップの大きさよww

歌だけじゃなく、ドラムにギターにキーボードにと、チャレンジ精神旺盛な頑張り屋さんです。間違いなく、向上意欲・上昇志向が強い人でしょう。
上昇志向が激しい人って、ともすれば“その先”ばかり見ていて、「ほんとに目の前にいる人が見えてるのかな?」って感じることもしばしばあるんですけど、彼女の場合、それは全くありませんでした。ライブ会場でもショールーム配信でも、ひとりひとり丁寧に感謝を伝えていた印象が強いです。

そう。
感謝の人だった、uraraは。
fake pokerのあと、彼女一人をステージに残して、挨拶する時間が設けられていましたが、そこで語られたのは、とにかく感謝の言葉の数々ですね。
ブルーフォレストに入り一生懸命になれることに出会って、これまでなんとなく生きてきた人生が変わったこと。人には言えないような小さな小さな夢を一つ一つ叶えてこれたこと。それが周りの人のおかげであること。
幸せのピークがいつなのか分かんないくらい、私はずっと幸せだったと。
だからこれからも幸せに違いないと。


挨拶のあとの本編の締めは、urara曲のサプライズ乱れ打ちでした。
uraraセンターの初恋リマインド、月丘うららが歌詞を手掛けた嘘つきブリリアント、彼女の生誕楽曲であるDeliver
ここまででバレてるように、管理人は歌詞がスッと響いてきた瞬間に泣く。そういう習性がある(笑)。
西山曲はただでさえ切ねぇメロディが心を揺さぶってくるのに、本編ラストのこの3曲の歌詞は暴力的な泣かせっぷりですわ。反則極まりない。イエローカードですよ。
目が痛ぇ。

ヲレはおんおん泣いてはいるが、アイフラ・オリジナル曲とは色合いが異なるドルフィー曲ゆえに、アイフラのステージとしては異例なほど明るい締めになったと思います。門出に相応しい、過去最高のハピネス。
アンコールのI.D.Flyもしかり。ハッピー・エンディングでしたね。uraraは先の挨拶の途中で一度涙ぐんで声が詰まってましたが、あとは終始笑顔、とてもいい顔してました。I.D.Flyのラスト、サビに合わせてフロアがグルグル回り出すところでnatsukiが「うららありがとー!」と叫び、そこでもう一度だけ泣いてました。彼女って色白だからさ、泣くと目が赤いのがめっちゃ目立つんだよね(笑)


アイドル・月丘うらら/uraraの集大成にして、7人のアイフラとしても集大成となるステージだったように思います。
SNAKE GIRL ~勇敢愛心~も、answer of killもなかった。前者は「michelle曲」で、後者は「natsuki曲」の性格が強いからでしょう。でもそれって、あとにセトリを辿って初めて気づいたことで、物足りなさを感じることは一切ありませんでした。それだけ満足度の高いライブ、現状のアイフラを真っ向から全てぶつけてきたステージになっていたように思います。
感無量。


7人から6人へ。
当然、これからのアイフラは今までと同じアイフラにはならないでしょう。人数の話だけじゃなくて。それくらいアイフラにとってuraraの存在は大きかったように思う。歌唱面でも、ステージングの面でも、アイドル活動における精神面でも。
でも6人は、これまでとは違ったアイフラとして、強く輝けばいいじゃない。
だって貴女たち、最強の楽曲を抱えてるんですよ?


黄色のサイリュームの海。
アタマっからケツまでurara祭りだった。
RUIDO K4がウラランドと化した。
ヲレたちはウラランドの住人だった。

さらば、ドルフィーの月丘うらら。
さよなら、アイフラのurara。
「uraraに出会ってくれてありがとう」という言葉を、幾度も述べていた彼女。
こちらこそ、「ありがとう」という思いでいっぱいです。

<セットリスト>
01.錯覚の喜雨
02.カルーセルシンドローム
03.アイロニーディストピア
04.ライフアクセル
05.トロイの木馬
06.Lキッス ~愛のスラング~
07.天寵の聖歌
08.fake poker ~生き様に賭ける道楽~
09.初恋リマインド
10.嘘つきブリリアント
11.Deliver

ENCORE
12.I.D.Fly


ifla_urara_20190423_penlight.jpg

ファン有志によって配布された制作物、『月丘うらら/urara 年表』の冊子。
ダイヤモンドルフィーのデビューから今日この日までの出来事を、きめ細かく綴った、愛溢れる逸品。素晴らしい。


この翌日、アイフラのリーダーがnatsukiからmeiに交代し、uraraはフリーのソロ活動を開始することが発表されました。
『7人の新たな出発地点』
2019年4月23日。



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