IMPELLITTERI「ANSWER TO THE MASTER」


IMPELLITTERI「ANSWER TO THE MASTER」 (1994)

管理人にはあまり自慢できることがありませんが、あえて一つ挙げるとすると、IMPELLITTERIのスペルを見ないで書ける、というのがあります(笑)。ポイントは、「重ねるのはLとT。(Rより)Lが先」です。覚えておくと何かの時に役に立つかもしれません。私はそういう場面に出くわしたことありませんが。あ、そうそう、そもそもインテリペリと間違って覚えてると無意味なので注意だぞ!因みに「DARK TRANQUILLITY」と見ないで書けるのも少しだけ自慢です(笑)。

本作は私が最初に聴いた彼らの作品です。購入理由は多分1994年のBURRN!の読者人気投票でランクインしてたから、だと思います。しかし第一印象はさほど良くなかったですね。今でもそんなに好きではないです。ならなんで紹介するんだって話ですが(笑)、何だか嫌いになれないアルバムでもあるんですよねぇ。世間での評判はなかなか良いんでは?
IMPELLITTERIと言えば、Chris Impellitteri(Gt)のちょっぱやギターをフィーチャーした正統派HMですが、本作はそのイメージほどアップテンポの曲は収録されていません。その事が本作のどっちつかずな自己評価に結びついているほど自分が疾走厨だとは思いたくないのですが(笑)。逆に考えると、本作は緩急・硬軟揃っているバランスの良いアルバムと言えるかもしれません。

代表曲のくせに私はどうも好きになれない③Warrior(Gtソロはまあまあ良いけど)や⑤⑥というアルバム中盤がパンチ力に欠ける気がしますが、その周りの曲は結構お気に入りです。典型的過ぎて次作でもそっくりな曲が出現する(笑)インペリ印の①The Future Is Black、早口Voパートとサビでの伸びやかな歌唱の対比が印象的な②Fly Away、勇壮な歌メロとワクワクするようなギター・ワークの⑧Hungry Daysは素晴らしいですね。ギター・ソロの流麗さに驚く⑨The King Is Risingも良い。
本作最強チューンはタイトル・トラック⑦Answer To The Master。この曲こそ、以降の彼らが自ら手本にした(というかセルフパクリした/笑)IMPELLITTERIド真ん中曲でしょう。サビの後追いコーラスが「あんたちょっと待った!」に聞こえないこともないのがツボ。ラスト・サビの裏で一瞬だけ炸裂するスウィープが鳥肌モノですなぁ。

(彼らにしては)バラエティ豊かな歌メロを見事に歌い上げるRob Rock(Vo)の金属ヴォイスが素晴らしいですね。Chrisのギター・プレイにしてもこの時点ではリフとソロの引き出しの少なさがバレてない感じ。
って「さほど好きではない」って割にはなかなか好意的な感想になっちまいましたね(笑)。

【お気に入り】
⑦Answer To The Master
②Fly Away
⑧Hungry Days
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COMMENT 2

kazz_asai  2012, 08. 12 [Sun] 23:05

教科書

結構好きな作品です。
この前の「Grin and Bear It」がグランジ寄りで批判を浴びたことに対する反動(その後のミニアルバム「Victim of the System」は優れた様式美HM)と、この頃これだけ正統派のHMをやっているバンドがほとんどいなかったということもありますが…。
ただあまりにも正統派過ぎるためにそれだけで終わってしまい、深く掘り下げる気になれないというのも残念ながらまた事実。
ただ個人的にはグラハム・ボネットよりロブ・ロックの方が適任だと思います。インペリテリ自身はどう思っていたか判りませんが、私は「Stand In Line」でのRainbow大会にはなじめませんでした。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 08. 13 [Mon] 00:06

kazz_asaiさん、

仰る通り、この時期に同タイプの正統派HMバンドはいませんでしたね。90年代後半、割とIMPELLITTERIにハマってまして、来日公演も二度ほど行きました。

「VICTIM OF~」「SCREAMING~」「EYE OF~」の好きな私もRob Rock派です。「STAND IN LINE」はSecret Loverだけ好き(苦笑)。

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