POISONBLACK「DRIVE」


POISONBLACK「DRIVE」 (2011)

フィンランドのメランコリック・メタル・バンドの5th。らしくないジャケ、らしくないアルバム・タイトルで全然話題にならなかったようですが、ブルーズ成分と70年代ロック成分を大幅増量させた前作「OF RUST AND BONES」の路線を推し進めた大傑作だと思います。上記ブルーズ&70年代ロック風味に加え、ロックンロールするドライブ感が強いことでSENTENCEDよりヘヴィで重心は低いように感じます。そこにSENTENCEDの後継者たる悲哀のメロディが乗ります。このブルージーでヘヴィ、ノリノリだけどメランコリックという独特の作風は他のバンドではちょっと味わえない。

音楽性の説明などクドクドとしてますが、私はVille Laihiala(Vo)の声がどうしようもなく好きなので、結局Ville様が歌ってくれれば何でもいいのかもしれません。感情がそのままギターから迸り出てくるようなギタープレイも素晴らしい。ほんとVille様、いいギター弾くわ。SENTENCEDで遂に果たせなかった初来日公演を『FINLAND FEST 2010』で観たときは、そのかっこよさに思わず涙しましたよ。

POISONBLACKの肝はもちろんVille様ですが、KALMAHにも在籍するMarco Sneck(Key)がVille様の右腕(?)として大活躍です。特に⑤From Now-Here To Nowhere,⑦The Dead-End Streamといったバラード系の曲や③A Good Day For The Crows,⑧Futile Manといった70年代ロック風の曲においてMarcoのプレイが光っています。

今回は、前作と比べてアップテンポ曲の出来が素晴らしいです。①Piston Head, ②Mercury Falling, ④Maggot Song,⑥Sycophant,⑩Driftwoodといった曲が要所々々を引き締めているので、アルバムの流れが良く全体的に躍動感に溢れています。前作を地味だと感じている人も今作はいけるんじゃなかろうか。

リーダー・トラック②Mercury Falling → PV、キャットファイトでもしてみようか
この曲のイントロとかSENTENCED界隈のバンドはクリーン・ギターの使い方が上手い。

【お気に入り】
⑨Scars → PV
正にSENTENCEDなこの曲、最高過ぎる。特にMarcoによるKeyソロの美しさは只事ではない。
④Maggot Song
ブリッジ~サビにかけてのVille様節爆発な歌い回しが好き。
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