吉川遼@四谷天窓.confort

吉川遼 HARUCOVER From tears  『 平成の名曲 カバーライブ 』 四谷天窓.confort (2019/4/6)

吉川遼_20190406_harucover

(ハルカバーってまさかこれ…駄洒落では…?)

国産すぴめろバンド、TEARS OF TRAGEDYのVoさん、HARUKAこと吉川遼さぁんのアコースティック・ソロ・ワンマン・ライブに行ってきましたそ。ピアノのくっちー氏とのデュオ。
他人の曲のカヴァーにはあんまり興味はない管理人ですけど、この人の場合は別。原曲を軽く食っちゃう化け物シンガー()だからね。

とはいえ遼さん、ほんとにステージの上に居たのかどうか自信がありません。着席スタイルの四谷天窓.confortは満員。かなり狭い間隔で配置された椅子に着席すると、前の人の後頭部に視界を塞がれて、すっぽり隠れちゃいましたので。完全に位置取りミスったけど、邪魔になるからもはや身動きできねぇ系のやつです。
まるで見えねぇ。座って歌ってたのか、立って歌っていたのかすら分かんねぇww 登場するときと、本編&アンコールが終わってステージからはけるときにチラ見しただけ。歌声は本人のものでしたが。

いや待てよ。
入ってくるときはサッと青っぽい衣装(ワンピース?)が視界を横切っただけだから、実際には本人を見たわけじゃない。もしも推理小説でいうところの入れ替わりトリックが使われてたら、真実は闇の中っすね。
「あなたは青のワンピースを見て、はっきりとは確認せずそれを吉川さんだと思い込んでしまったのですね!」
「実はそれは彼女の衣装を借りたHAYATOだったのです!」(オイ

終演後の見送り時に出口んところにいたのは遼嬢御本人だったので、少なくとも会場にはいたようです(オイ

そういえば、物販の手伝いとMCに困ったときの助っ人として(?)、TOTのHAYATO(Key)が来てましたね。しっかりと(?)MC担当して時間稼ぎしてました。GJ!
ピアノは担当してないです。
担当する余地もなかったです。

くっちー激うまなので。

ライブの導入部として、まずは彼一人が出てきて、ピアノによるインスト曲を披露しました。ティアーズ・ファンがほとんどであろう会場のお客さんにとっては、どこのウマの骨か分からない人だったわけですけど(失礼)、これがめちゃくちゃ上手い。「ピアノって単体でこんなに豊潤なメロディを出せる楽器だったかッ!?」って再確認させてもらってびっくりですよ。
なので、一瞬にして「わぁいくっちー あかりくっちー大好き」的な手のひら返しである。少なくともヲイラは。

四谷天窓.confortのステージにはグランドピアノが設置してあります。その生ピアノと合わせて、特殊な音色が必要な曲ではシンセも用い、さらにはコーラスまで担当する大活躍なくっちー氏でした。うんうん、良いコンビだと思います、はるくっちー。実力的にもライブ運び等々から伝わってくるムードも。
ちなみに、ヴォーカルの人はどこ?どこ?な管理人でしたけど、くっちーの手元はよく見える位置でしたので、視界的に言えばほぼほぼ「くっちー・ピアノ・ソロ・リサイタル」の様相でした。

とはいえ、ずっとくっちーの手元を見ているのも「何のライブ来てんだよッ!?」ってなるし、人の後頭部をずっと凝視しているのはもっと苦痛なので、苦肉の策として目ぇつぶって下向いて聴いてました(苦笑)。耳からHARUKA。
傍から見たら居眠りしてるだけのヲッサンですけど、アレだよほら、視覚が制限されると他の感覚が鋭敏になるという例のアレだよ。

ヲレは聴覚を通じてHARUKAとチャネリングしていたんだ。

平成の名曲をカヴァーするという趣旨のこのワンマン・ライブ。その時代々々を代表するヒット曲が選ばれ、それらを新しいところから遡っていくというライブ構成になっていました。一部、HARUKA的な勘違いなのか順番が乱れてるところがありましたけど(笑)、まぁそんなこたぁたいしたことじゃない。
ヲッサンにとっては、ライブ後半になるに従って馴染みのある(深い)曲がわっさわっさと出てくる感じよね。気づいたのは、テレビを見なくなった時期と、知ってる曲/知らない曲の境界線が完全にイコールなこと。


しかし吉川遼、凄まじい歌い手ですわ。
知ってたけど。
女性Vo曲でも男性Vo曲でも、歌謡曲でもアイドル・ポップスでもヒーリング・ミュージックでも演歌でも、歌う曲全てをHARUKA色に上書きしてゆく。原曲が持つ美味しいエッセンスはそのままに。Hello, Again ~昔からある場所~がとりわけ むをおおおお!むをおおおお!

ヴォーカリストのフィジカル的な強さってのは、わりとはっきりとその凄みが伝わるんですよ。声量があるとか、声域(特にハイ)が広いとか、そういうの。特に「力強さ」を貴ぶ傾向のあるHR/HMリスナーに対しては。
もちろん遼嬢もそういうのを高いレベルで備えている人ですし、そうじゃなけりゃ自分自身カヴァー・ライブに足を運ぶことはないでしょう。でも彼女の歌唱がYAVEEEEEEE!!のは、そういうところじゃねーと思うんです。

ひとことで言えば、希少性、でしょうかね。
声に宿る個性。曲の解釈。聴き手の感性の深いところまで届ける表現力。それらが組み合わさると、この人じゃなきゃダメなんだという唯一無二性が浮かび上がる。世にも珍しい絶滅危惧種。滅びないように、だいじにだいじにしてあげないと(笑)
彼女の歌声を聴いていると、原曲を愛情をもって丁寧に包装し、あたかもプレゼントをそっと手渡すように、こちらへと届けてくれるイメージが浮かぶんですよね。「慈しみ」という言葉がピンとくるかなー、個人的には。
彼女に歌われる曲たちは幸せだと思いますね。


曲を披露している最中は、みんな固唾を呑んで聴き入っているということもあり、緊張感に包まれるんですけど、ライブ全体としては和やかな空気です。ティアーズのステージのときとほぼ同様。あそこまでグダグダじゃないけど。
TOTによるアコースティック・ライブ=『別腹』だと、「曲数は少なめ・口数はめちゃくちゃ多い」という事態になりますからね(笑)。都度々々MCを挟みつつも、はるくっちーコンビではさすがにそんなことにはなりませんでした。予想外にポンポンと進行したおかげで時間に余裕ができ、お客さんからのリクエストにその場で応えるというコ-ナーもありましたし。
このアコースティック・ライブの第2回も開催したいとのことでしたが(是非たのむ!)、その前にティアーズのほうを動かしたいとも言ってましたね。まぁ、あのバンドのことなんで、どうなるか分かりませんけどw


<セットリスト> ※カッコ内はアーティストとリリース年
01.くっちーオリジナル・ピアノ・インスト曲
02.Lemon (米津玄帥、平成30年)
03.海の声 (浦島太郎:桐谷健太、平成27年)

04.メドレー
 女々しくて (ゴールデンボンバー、平成21年) ~
 ヘビーローテーション (AKB48、平成22年) ~
 また君に恋してる (ビリーバンバン/坂本冬美、平成19,21年)

05.テルーの唄 (手嶌葵、平成18年)
06.ハナミズキ (一青窈、平成16年)
07.さくら(独唱) (森山直太朗、平成15年)
08.Automatic (宇多田ヒカル、平成10年)
09.Tomorrow never knows (Mr.Children、平成6年)
10.Hello, Again ~昔からある場所~ (MY LITTLE LOVER、平成7年)
11.負けないで (ZARD、平成5年)
12.You're the Only… (小野正利、平成4年)
13.ラブ・ストーリーは突然に (小田和正、平成3年)

14.突発的リクエスト・コーナー ※ほぼワンコーラス
 ENDLESS RAIN (X、平成元年)
 月光 (鬼束ちひろ、平成12年)
 Jupiter (平原綾香、平成15年)
 Oriental Wind (久石譲、平成16年、ピアノ・ソロ)

15.川の流れのように (美空ひばり、平成元年)

ENCORE
16.My Heart Will Go On (Celine Dion、平成9年)


「ライブのあとにTwitterとかいろんなのでセットリストや感想を上げる人もいると思いますけど、平成何年っていうのを書いてください」
「あと評価は甘めでお願いします笑」

ということでしたので、以上、評価甘め(ではない)“いろんなの”による記事でした。

なお、この日のMVPは、隣の席の人に歌われてもキレなかったヲレ。本邦最高峰のヴォーカリストが歌ってる空間なのに、なんであなたの口ずさむYou're the Only…を聴かにゃあならんのだ。ド素人の歌を聴きにくるための時間と金じゃない。


さぁ、この日はライブのハシゴだぜ。
夜の部へ → コチラ。


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