小森健太朗『大相撲殺人事件』

小森健太朗_大相撲殺人事件
小森健太朗『大相撲殺人事件』 (文春文庫)

小森健太朗の『大相撲殺人事件』を読みました。
ぶっ飛んだあらすじがちょっと前にネットで話題になり、一時期は(中古本が)品薄だったような気もする例の本。

ひょんなことから相撲部屋に入門したアメリカの青年マークは、将来有望な力士としてデビュー。しかし、彼を待っていたのは角界に吹き荒れる殺戮の嵐だった! 立合いの瞬間、爆死する力士、頭のない前頭、密室状態の土俵で殺された行司……本格ミステリと相撲、その伝統と格式が奇跡的に融合した伝説の奇書。 解説・奥泉光

つまんね。


以下、人によっては「ネタバレ」と感じる部分があると思いますので、ご注意ください。
 ↓




どこを面白がって読んだらいいのか分からない。
…まま終わっちゃった。

フザけた設定の話ばかりなんですけど、謎解き部分は実はしっかりと本格ミステリしてます。説得力の有無は置いといて、パズルとしてのミステリとしては成立しているし、有名推理小説へのオマージュ的要素が散りばめられている点もしかり。

でも、年々トリックに重きを置いた読み方をしなくなってる(=トリックを面白いと感じなくなってる??)管理人にはまるで響かないのだ。コメディ・タッチの小説としても切れ味が鈍いし。本書の解説も担当している、奥泉光の桑潟シリーズを見習ってくれ。
登場人物にさほど魅力を感じないから、キャラ萌えもしないしなぁ。

あらすじ負けしとりますわ。
せめて「体重を乗せたパンティの空振り」くらいのキラー・ワードがあれば違ったんだけどな(笑)


スポンサーサイト



COMMENT 0