CROSS VEIN@渋谷GARRET劇場

CROSS VEIN 『 Theater of CROSS VEIN ~Beyond the Horizon~ 』 渋谷GARRET udagawa (2019/1/26)



姫始めである。
そして、アゴ納めである。

しょうよぅたぁぁああん!!

Shoyo(Ba)、CROSS VEINの王子としてのラスト・ライブです。
遂にこの日が来てしまったな、という。


CROSS VEIN + 渋谷GARRET + eプラス = 整理番号無しチケット」
…という法則があるのかどうか知りませんが、2017年のハロウィン・ライブ(GAUNTLET主催。レポは→コチラ)に続いて、発売日の10:00~12:15時に購入したチケットに関しては、今回も番号が振られていませんでした。なんなんだこれは、どうなってんねん。
開場10分前に整理番号を抽選配布するとのことです。

管理人もノーナンバーマンだったので、くじ引きで番号を貰ったんですけど、結果的にはこれはプラスでしたね。おそらく自分が取っていたであろう番号よりずっと早い整理番号を引き、最前列で観ることができましたから。上手側、Yoshi(Gt)前。
つーかYoshiくん、目の前だったのにJULIA姫とShoyoのほうばかり観ててスマンw
今日だけは許してくれ。


王子たちは「Gate of Fantasia」の衣装。それに対して、「ROYAL ETERNITY」のときのふんわりピンクドレスに身を包んだJULIA姫が開口一番、「逝くわよ!」

エタドリ!
ブチあがらずにはいられないッ!


このドレスでエタドリで坂道発進して、それに続く曲がPrecious Libertyと、最近はずっとご無沙汰だった寂寞の塔
これは昨年末の「Gate of Fantasia」完全再現ワンマン(レポは→コチラ)に続き、今回は「ROYAL ETERNITY」を再現してくるのかッ!?って思いましたよね。

実際は違いました。短い挨拶のMCを挟んでプレイされたのは、The RevivalSplit the Darknessでしたから。でも趣旨としては同じようなもんでして、「ROYAL ETERNITY」を軸にしたセットリストだったのは間違いありません。同作の収録曲は全て演奏されましたし。
後のYoshiのMCによると、前回の青山RizM劇場とこの渋谷GARRET劇場の2つのワンマンで、Shoyoが関わった曲を全て演奏する意向だったとのことです。
覚悟はできているから 目に焼き付けて印すの
イカす。ファンのとっては最高にありがたいプレゼント。ライブの尺はちょいコンパクトに過ぎましたけど。


メンバーの、そしてファンの個々の想いは置いといて、あまり湿っぽさを感じさせないステージになりましたね。なっていましたね。少なくとも本編までは。
バンドがいつも通りの強力パフォーマンスをしてくれたから。肝心のShoyoがいつも以上にニコニコとメンバーと絡み、右から左へ手前から奥へと、万遍なくファンとの交流を図っていたから。私が彼に向かってメロイック掲げたら、飛ぶようにこちらに来て演奏してくれたのはほんと嬉しかったな。
あとは、ほとんどMCを挟まず次々に曲を繰り出してくるという、昨今のCVのスタイルに則ったものだったからかも。逆に、その矢継ぎ早なライブのテンポが、感傷から逃れるためであるようにも感じて…。。。。立ち止まると哀しみに追いつかれ飲み込まれてしまう、だから疾る。…って、そう考えてしまう自分こそ、感傷に囚われているんだろな。
失うことがあまりにも怖くて

ShoyoがいるCROSS VEIN、その佇まいについて改めて意識をすると、温かいものがじんわり胸に広がります。
彼がいることでステージにおけるCVの重心が決まるというか、彼が立っているだけでどこか安心感を感じる。アー写でもそうでした。一本、ぶっとい芯が通るような、そんな頼もしさがあったんですよね。彼自身はぶっといどころか超スリムなんですけど。
近づきたい敏い眼差し 何よりも気高く愛しい
そんな、バンドに安定をもたらしていた感じがあるんですよね、Shoyoには。
フォースにバランスをもたらす者、アゴキン・スカイウォーカー(意味不明)。

この別れのタイミングで、忘れな草forget-me-not追憶は儚き雪Last Melodyという流れはやばいでしょう。堪らん。泣きたくないけど泣ける。
JULIA姫が書く歌詞には、ある瞬間の心持ちの変化を描写したものや、過去から現在そして未来へという、時間の流れを想起させる言葉を散りばめたものがあります。そんな歌詞を持つ曲が多く収められたアルバムが「ROYAL ETERNITY」であり、この日のライブを観ながら、「自分はそうか、そういったところもこのアルバムの大好きな理由なんだ」って、虚を突かれたように気づかされたんですよね。

曲を聴いていて、ライブを観ていて、そこで歌われている言葉が突如として自分の中に沁みこんできたり突き刺さってくることがあります。その場の状況と歌詞がシンクロしたり、今までの時間や経験の積み重ねに思いをやったりしたとき。
Brightest Hopeのラスト、「抱きしめて 夢へと向かうわ」のところが正にそれで、JULIA姫がShoyoと向かい合って歌って、Shoyoがニコッと笑顔で返したのがやばかったですね。My涙腺的に。

本編をBrightest Hopeで締め、アンコールも明るいGraceful Gateからサブタイトル“Beyond the Horizon”を象徴する最果てのオリゾンへと、希望を感じさせる曲が並びました。意図的な選曲でしょう。
そして一番最後は、ShoyoがCVで初めてレコーディングした曲で、思い入れも深く最も演奏回数が多いであろう、Maid of Lorraine
さあ恐れず 信じ 貫いて
振り返らず 前へ突き進め

バンドとShoyoの門出に際して、これを祈念するのに、これほど相応しい曲があるだろうか(反語)。これまで何度か、こみ上げるものを堪えていたように見受けられたJULIA姫でしたが、ここでは堰を切ったように涙してました。そして驚いたことに、彼女越しの向こうに見えたShoyoが、嗚咽しながら演奏している。これまではそんな素振りをまるで見せなかったのに。
その涙に、心震えた。


Shoyoというベーシストは、とにかく絵になる人です。一つ一つの所作、身体の捌き方がとにかくカッコいい。
命削り舞うあなたのように
それに加え、生来のものなんでしょう、研究熱心な性格をもって、常に前向きに努力して進化してゆくミュージシャン。技術的に非ッ常ォオに高度なものを持っていることは言わずもがなです。
おまけに、人当たりの良さね。好きにならざるを得ねぇす。稀代の人たらし(笑)にして、憧れと親しみやすさを同時に感じさせる人。
これから先、より多くの人たちを魅了していっちゃってくださいよ。

メイロレのときの涙も、挨拶のときには(涙交じりの)笑顔になっていたから良かったね。
サポートの時から数えて5年弱、素敵な時間と空間をほんとうにありがとう。
完全無欠の王子っぷりでしたよ。
幾度時が巡っても また逢えるなら

<セットリスト>
01.Royal Eternity ~ Eternal Dream
02.Precious Liberty
03.寂寞の塔
04.The Revival
05.Split the Darkness
06.琥珀の誓い
07.Suite Museum
08.sandglass
09.forget-me-not
10.追憶は儚き雪
11.Last Melody
12.Brightest Hope

ENCORE
13.Tales of Departure ~ Graceful Gate
14.最果てのオリゾン
15.Maid of Lorraine



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