lynch.「XIII」


lynch.「XIII」 (2018)

13

Baの明徳が“謹慎明け”から復帰した、ヴィジュアル系ラウドロック・バンドによる、どうやら13枚目らしいアルバム。数え方はミニアルバムも含めた数らしいんですが、「SINNERS-EP」(2017)を明徳の演奏で録りなおした「SINNERS-no one can fake my bløod-」(2018)もカウントするみたいですね。
あと「13」というのは、バンド結成13周年でもあり、本作の収録曲数でもある。

“らしい”アルバムだな、と。
妖艶でメロディックで激しく、かつあんまりゴリゴリじゃないという、これは管理人の好きなベクトルを向いているlynch.ですわ。葉月のVoに関しても、ビビビッとクるところが大フィーチャーされてる。かっけぇ。
流麗な歌メロとパーカッシヴなリフの組み合わせが気持ちいい⑨FIVEがダントツで好きですね。⑦AMBLE⑧SENSE OF EMPTINESSの叙情的な流れもいい。

ただ、方向性は良いんだけど、残念ながら過去を超えてはいないし、並んでもいないな、と。この「過去」というのは「GALLOWS」(2014)~「D.A.R.K. -In the name of evil-」(2015)あたりを念頭に置いています。「SINNERS-EP」を入れてもいい。
好意的な感想と同時に、「超える/超えない」というのが出てくるのは、要は毎回似ている、もしくは似ていると感じることが多いからなんですよね。曲とアレンジの幅がどうも狭いんだよなーlynch.は。葉月曲だけでなく、悠介(Gt)が毎回一発で彼のものと分かる曲を提供してくれる反面、いつも代わり映えしないな~と感じる点も含めて。
黒夢オマージュな⑪FAITHをぶち込んできたり、リードトラックである⑤JOKERがダンサブルな曲調だったりと、意外性が無いというわけじゃないんですけど、まだまだ足りない。もっと欲しい。突き抜けた驚きが欲しい。

というか、オイラは飽きっぽいのかもしれない。
(たぶんそう)

【お気に入り】
⑨FIVE
②THIRTEEN
⑦AMBLE
④EXIST
⑧SENSE OF EMPTINESS


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