IMPELLITTERI「THE NATURE OF THE BEAST」


IMPELLITTERI「THE NATURE OF THE BEAST」 (2018)

写真に収まる時はもっぱら“ギターを縦に構えて、左手をめっちゃストレッチしたフォームにして、こちらをジトッと見つめる”系ギタリスト、Chris Impellitteri率いるIMPELLITTERI、フルアルバムとしては11枚目。ヴォーカリストは引き続き、Rob Rockです。
彼らって今はFrontiers Recordsに所属してるんですね。

前作「VENOM」(2015)でアートワークを手掛けたのは、V系メタル・バンドJupiterのTERU(Gt)でしたが、今回の国内盤もそう。マッチョな狼男が強烈なインパクトを放つ一枚になっております。管理人が購入したのは輸入盤なので、上に貼った画像もTERUってるやつじゃないですけども。

会心の出来じゃないでしょうか。
前作同様、Chrisのギター・プレイがキレッキレで冴え渡っています。超スリリング。めちゃくちゃ速いのに力強いタッチできちんと“弾ききって”いる彼のプレイは、昔っから大好きですね。本作では、ザクザクザク! → キュイーン! → ピロピロピロピロ! みたいなパターンのリフが多く(って伝わらないかw)、快感度数はかなり高いです。ソロの切れ味は言わずもがな。⑤Gates Of Hellのソロの展開、最高だよ。

前作は彼らの作品にしては歌メロがかなりモダン寄りでしたが、本作ではその揺り戻しでしょうか、オーセンティックなHR/HMへの接近(回帰?)が感じられます。90年代~「CRUNCH」(2000)あたりのクサくてヒロイックな歌メロは望むべくもないですが、そこそこ起伏があってRobの歌唱が光るタイプのメロディなんじゃないかと。

2曲のカヴァーが収められています。ボーナストラックじゃなくて本編に2曲。
ふつーなら「おいおい、2曲もカヴァーって多すぎるだろうJK、ふざけんなよ」ってなるところ、この出来がめっぽう良くって、作品の求心力を高めているので、結果的にノー・プロブレム。というか歓迎すべき事態になっております。
Andrew Lloyd Webberの『オペラ座の怪人』=④Phantom Of The Operaと、BLACK SABBATH⑧Symptom Of The Universeがそれで、自分たちの持ち曲以上に弾き倒しまくるギター・プレイが個性を刻印すると同時に、原曲の良さも活かした好カヴァーになってます。VoもGtもドラマティック極まりない前者に、不穏さを湛えながらハイテンションという不思議な感触の後者。双方、緊張感の高い仕上がりです。


本作を引っ提げた来日公演が6月に行われますね。管理人も豊洲PIT(おっきい)のチケットを獲りましたので、久しぶりにインペリたいと思います。

【お気に入り】
⑤Gates Of Hell
⑪Kill The Beast
①Hypocrisy
③Run For Your Life
②Masquerade

お気に入り曲には挙げてませんが、本文のとおり、カヴァー2曲も◎っス。
どちらもMVが作られるというチカラの入りよう。→コチラコチラ。


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