REVERTIGO「REVERTIGO」


REVERTIGO「REVERTIGO」 (2018)

アテンションプリーズ! リヴァーティゴ☆ですっ

スウェーデンのHRバンド、TREATのギタリストにしてメイン・ソングライターであるAnders Wikstromが、同じくTREATに在籍していたこともあるヴォーカリスト、Mats Levenと組んだプロジェクトの1stアルバム。
リリースはそういうことしでかしそうなFrontiers Recordsから。納得。

Anders とMatsとともに、ミックスや録音、一部楽曲のKey演奏や作曲に関わっているのがPeter Manssonというプロデューサー/作曲家。何を隠そう、この「Anders Wikstrom/Peter Mansson/Mats Leven」という組み合わせは、ぱすぽ☆PASSPO☆)のシングル曲Next Flightを書いたチームなんです。
だからもうこの記事はPASSPO☆のカテゴリに登録してもいいくらいだし、本作はもはやアイドルCDとして扱ってもいいくらいなんですよ(よくない)。

本家TREATといえば、ヘヴィで骨太な演奏を聞かせてくれると同時に、北欧らしい透明感を感じさせる哀メロ使いが特徴のバンドです。ただしMatsが参加した1992年のセルフタイトル作「TREAT」は、彼の資質に引っ張られたところもあったんでしょう、ブルージーな香りとR&R的なノリがいつもより強くなり、荒々しい作品になっていました。もしかしてバンド的には、もしくはファン的には、黒歴史かもしれないこのアルバムですけど、管理人は好きなアルバム。なんせマッツラーなのでね。

本作はそのアルバム「TREAT」のイメージを、当然のように引き継ぎます。でもよりモダンでヘヴィに、より暗く叙情的になっている気がしますね。Matsの歌唱があの頃よりマッチョでパワフルになっていることもあり、一聴すると本家が出している音と質感は異なりますが、北欧っぽさは相通じるものがあります。そりゃそうか、Matsと共作してるのAndersだしな。

本作もまた、良くも悪くもフロンティアーズ・クオリティといいましょうか。名曲といえるクラスの曲は無し、でもどれも高品質という。
結局このレーベルの作品って、参加してるミュージシャンをどれだけ好きかってのが、自身の評価に直結する気がするなぁ。意外性とか突然変異とか、そういう言葉とはたいてい無縁ね(笑)

しかしMatsの歌、やっぱり大好きですね。男性ヴォーカリストではトップ・クラスの好き好き度よ。骨太な漢の色気 is たまらん。
一つのバンドに長く落ち着くことのない人だけに、我が国での認知度や人気は“そこそこ”どまりになっている気がしますけど、メロディック・メタルからポップなものまで、はたまたシアトリカルだったりドゥーミィーだったりと、色んなところ(バンド、音楽性)で彼の歌唱を楽しむことができるのは幸せなことかも。コーラス等の「裏方」の仕事も多いしね。


本家TREATの活動はもしかしたら今が全盛期なんじゃないかというほど充実していますが、同じくらいこの作品も好き。
なぜならマッツラーだから。
ジャケは冴えないけども。

リヴァーティゴ☆、テイクオフ!

【お気に入り】
③Symphony Of Fallen Angels
②Sailing Stones MVは→コチラ。
⑩Break Away
⑥False Flag
⑨Joan Of Arc


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